表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
51/61

42 魔の国出発!

~~~2日後・魔王城の庭にて~~~


「そんじゃ、わたしはいくよ。」

わたしは翼を広げ、後ろにいるアテナの方を振り返ってから言った。

アテナは、少し寂しそうな顔をしながらも

「ああ、行ってらっしゃい、マミ。魔の国はあたしに任せてよ!」

そう言ってから、黒く、たたんである布を渡してきた。

「何、これ?」

わたしが言うと、アテナは自信満々にこう答えた。

「顔が認識不可になるフード、あたしが縫い直しといたから!」


え、嘘!アテナって縫物とかできるんだ!!

ヤダすごい。

なんて思いながらも、わたしは

「ありがとう。」

そう言ってそれを受け取り、それを亜空間にしまってから翼を動かし飛び立った。


振り返れば、アテナはその場に立ってわたしを見送っている。わたしはビルの3階くらいまでの高さまで飛んだところで一度止まり、アテナに手を振り返し、前向いた。

そして、亜空間から地図を出してそれに沿って進み始めた。


いやぁにしても、この地図をもらったときはびっくりしたなぁ……。

まさかこの世界の大陸がこんなに広いなんて。


わたしはそんなことを考えながらも、迷いなく、前へと進んでいく。

そう、今までとは違って行き先はもう決まってる。


それはアルマ王国!

このなんか響きがダサい名前は置いておいて、そこが例の魔族がいる問題の国らしい。

アテナが言うには、今日も含めて3日後にその国のアードと呼ばれる宗教の式典があるらしくて、その式典の中の礼拝の時に、めったに国民に顔を見せない国王が礼拝堂に出てくるから、そこで魔族は国王を狙ってるんじゃないかってことみたい。

だからわたしはそこでその魔族を見つけて国王が殺される前に、魔族を殺さないと、魔の国は、その魔族が魔の国の命令で動いたと勘違いするであろうアルマ王国と戦争することになっちゃう。

正直、アテナは戦争とか好きそうなイメージがあったけど、そうでもないみたいだし、わたし、責任重大だなぁ……。


アテナに言われたことをおさらいしていると、わたしは改めて自分の責任の重さに気が付いた。

まぁ、わたしの行動一つで、戦争が勃発するって言い方もできるわけだし、当たり前なんだけど。

わたしはそんなことを考えながら、地図を読み、飛んでいると、途中であることに気が付いた。

それは、

「このスピードだと、3日後とか、間に合わなくね……。」

ってこと。


地図を見ていると、魔の国を出て少しで大森林に入るはずなのにその大森林は一向に見えてこない。つまりこの地図の縮尺は相当小さい。

ってことは割と大陸の真ん中あたりに近しい魔の国から、大陸の北西の端のあたりにあるアルマ王国の間は思ってた以上に広いってことになる……。


そう!そしてそこから導き出される答えはたった一つ!

さっきも言った通り、[間に合わなくね?]


そういうこと。


わたしは現状を再確認して焦り始めた。

「ヤバいな、いそがないと!」

ああ、もうこの際、野宿になるのは仕方ない!

でも間に合わないのはさすがにまずいじゃん!


わたしはそんな感情渦巻く中、翼を強く動かした。

「面白い!」「続き読みたい!」など思った方は、ぜひブックマーク、下の評価を5つ星よろしくお願いします!

していただいたら作者のモチベーションも上がりますので、更新が早くなると思います!(希望的観測)

ぜひよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ