40 魔王様のお仕事
「ところで魔王様」
アテナにこの魔の国の案内をしてもらいつつ、この国の中央通りで2人で買い食いをしていると、アテナが思い出したかのように立ち止まって言った。
「マミでいいよー」
わたしは言う。
魔王様って言われるのはちょっとなれないからね。
「では、真見様。」
アテナは改まったかのように言った。
う~ん、ちょっと違うなぁ。
そう思ったわたしはこう言う。
「いやだから、マミでいいって。あと敬語もやめてよ~。さっきのままでいいって!」
それを聞いたアテナは少し固まる。
NOW LOWDING……みたい。
そしてアテナは笑顔になって言う。
「じゃ、マミ!これからマミはどんな風にしていく?」
いや切り替え早!
っていうかどんなふうって、どんなふうだよ?
「どんな風って?」
わたしが言うと、アテナはさっき買ったパンを一口かじってから魔王城を指して言う。
「どういうふうっていうのは、魔王城で何かしたりー、政治的にこの国を変えたりー、これからのマミの方針はどうするって言いたかったの」
ああ、そういうことね。なら最初からそう言ってよ。
まあ、それはそうと、言われてみればこれからどうしていくかなんてあんまり考えてなかったわ!ま、無計画がわたしのモットー!
そう、つまり無計画に旅!そしてみんなを探す!
あ、でも
「2~3日でここを出て、基本的に無計画に旅していく感じにしようかと思ってるんだけど……なんかやってほしいこととかあったら全然するけど?」
わたしのその声を聴いて、アテナはとっさに返す。
「え?!な、なら、政治や国の運営等の方針はどうするのさ?!」
うわっめんどくせ。
「そんなのアテナに任せるよー」
そう、これが俗にいう丸投げ!わたしが魔王となった今、もはやこれをかわせる者はいまい。
と
「いや、めんどくさい。」
アテナはきっぱりとそう言った。
おい。
わたしは言う
「だって今まで何とかなってたんでしょ?」
「いやまぁそうだけど……。」
アテナはそう、少し面倒くさそうに答えた。
「ならこれからも大丈夫でしょ!」
わたしはそう言ってから歩き始める。
すると、アテナは観念したように
「わかったよ。」
とそう言った後に、少しの真を開けてこう言った。
「でも、その分マミには旅で一つやってほしいことがあるんだ。」
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