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 07 アイリッシュ王国に着いた。でも……

ボクたちはあの後、いくつかの困難を乗り越え、何とか翌日の朝にアイリッシュ王国までたどり着くことができた。


「どうぞお入りください、聖女様~!」

そして今目の前でそう言ってお辞儀をしている、小太りでちょびひげを生やして派手な服を着た中年の男は、ここの国の政治にも関係している偉~い貴族の、ムズリムさんって言う人らしい。

ボクたちがこの国の門に到着したときに、一番に出迎えてくれた。

どうやらゲニスさんの知り合いらしい。


その男は男の屋敷にボクたちを招待して、連れてきてくれた。


そして今はその男の屋敷の、食事をするためだけの馬鹿広い部屋に招き入れられたところだ。

「食事だけなのに、なんでこんなだだっ広いのよ。」

瑞稀はボクの耳元でこそっと言った。

「解放感……ってやつじゃない?」

ボクもこそっと言う。

と、そんなことを言っていると、気付くとボクの真後ろでムズリムさんが目を細めている。

「ひっ!」

あまりの気持ち悪さについ、ムズリムさんから距離を取る。

ムズリムさんはボクの反応を無視してその表情を変えずに

「貴族の見えってものですよ。」

そう言った。

そしてムズリムさんはボク達を長~い机でムズリムさんと対面する形で座るように、メイドさん達に、自身の席と、ボク達の座る席を下げさせた。

この長い机でちょうど中心辺りの席だ。

なんでそんな遠くの席に……。

そう思いながらも、ボクは、この部屋の入り口付近からそこまで歩いていき、そして腰を掛けた。

それと同時にムズリムさんも瑞稀も席に腰を掛ける。


すると、少し間を開けて、瑞稀が急に少し怖い口調で口を開いた

「あのさ、ムズリムさん。別に疑ってたりするわけじゃないんだけどさ」

そして少し間を開けてこう言う。

「何の意味も、用もなく、私たちをこんなところに招き入れるほど、有力貴族ってのは暇じゃないよね?なんか用があるんじゃない?」


それを聞き、ムズリムさんは今まで細めていた目を、開き、まじめな顔でこちらを見た。

あんた、そんな顔できるんだぁ。

ボクがそんなことを考えていると、ムズリムさんはゆっくりと口を開いた。

「話が速くて助かりますな~。近頃ですな、この国の周辺に大変多くの魔物が出ておりまして、家の国の冒険者では手に負えなくなってしまいまして。そこで聖女様にその魔物たちの駆除をお願いしたいのです。」


なるほど……。

つまりははアイリッシュ王国の国内の戦力じゃ倒せないほどの魔物が出たから、一緒に戦ってほしいわけだ。

「う~ん、そうだなぁ……。」

ボクはそう言ってあごに手を当てる。

いや、別にムズリムさんを助けたくないわけじゃないんだけどさ、ボク達の戦力で足りるのかな?って思って。

きっとムズリムさんや、その他多くの人が聖女っていうのはもともと最強のチート野郎とでも思ってるんだろうけど、そうでもないんだよね~。まあ、森でいろんな魔物を倒して、レベルを上げて何とかレベル11になって、ステータスもどれも3000程度にはなったわけだけど、それでもやっぱりそんな大量の魔物を倒せるかと言われたら、わかんない。


ボクと同様、瑞稀も少し迷っているみたい。

そうしてボク達が返答に迷っていると、ムスリムさんは、また細い目を取り戻して言う。

「まぁまぁ、聖女様。とりあえず、お中も空いていることでしょうし、朝食でも食べながら考えてください。」

すると、ガラガラという音と共に、鳥の丸焼きだの、ステーキだの、ピザだのをのせたワゴンがメイドさんによって運ばれてきて、あっという間に目の前には食事の支度がされた。

朝から重いな。

瑞稀もそんな顔をしているが、ムズリムさんは笑顔で

「さぁさぁ」

とそう言っている。

まぁ、昨日は朝食以外抜いてるし、徹夜で森を抜けてきてるから、ありがたいことはありがたい。

ボクと瑞稀はお互いが食事に手を付けるのを確認しながら食べ始めた。




と、その瞬間。

目の前の景色が急に歪みはじめ、平衡感覚も失われていく。

眠いような……気分が悪いような……。

ボクの目が横を向くと瑞稀も背もたれに寄り掛かり、目をつむっている。

それを見ているうちに、ボクもまぶたが上がらなくなり、体の力が抜けていく……。


な……なん……だ…ろう……。

ちなみに、聖女二人のステータス表はこんな感じです!

それと、真見の魔王の称号ですが、魔王の称号はちゃんと種族名の横に着いています。(今度ステータス表を見せますね)


(月渚)

種族:人間『聖女』 Lv11

<人間だが、聖女の称号のよってステータスが底上げされている。>


HP:3000/3000

STR:3200

DEF:2700

AGI:2800

MP:3400/3400

SP:2900/2900


[スキル]

『聖女』 『ソードマジック』 『剣の読み』 『魔力量可視化』


(瑞稀)

種族:人間『聖女』 Lv10

<人間だが、聖女の称号のよってステータスが底上げされている。>


HP:2800/2800

STR:3000

DEF:2700

AGI:2600

MP:3200/3200

SP:2900/2900


[スキル]

『魔導士』 『聖女』 『聖炎魔法』 『魔力量可視化』



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