35 じ、人外国家?!
やっちまったけど、もはや悔いはない!
さっさと次の国でも見つけよう~。
わたしは草原を飛びながら、周りを見渡し考えた。
しかしながら、何もないと。
わたしが、「少し疲れたなぁ」なんて思いながらも、その後も飛び続けていると、急に空気がよどみ始めた。
なんだろう……?
空気が重いというか、どろどろしているというか……。曇って暗いせいかな?
わたしがそんなことを考えつつも、とにかく前へと進んでいくと、遠くに家々が並んでいるのがわかる。
お!お城もあるっぽいし国っぽい!
そう思い、わたしはさっきよりもスピードを上げて、そちらの方へ近づいていく。
と、わたしがその家々の上空へ行ったその瞬間、わたしの目には驚きの光景が飛び込んできた。
なんと、その国の住民は、人間ではないのだ。
正確に言えば、人間もいるが、角が生えた人間の形をしている奴や、牙が生えたやつまで……。それどころか、前にいた世界じゃずいぶんお世話になった、スライムも自我を持って動いてたり、ゴブリンまでもがそこで暮らしている。
なるほどね、魔物の魔力でこの辺は覆いつくされてるから、なんか空気が重かったんだ!
にしてもすごい栄え様……!人間の国家を人類国家っていうんだから、ここは人外国家とでもいうのかもしれない!
わたしは、そのまま国の真ん中の方の、お店だとかがあり、にぎわっているところまで飛んでいき、そこで着地をし、翼を閉まった。
ってやば!翼あんの見られちゃった!
つい忘れてたけど、わたしは悪魔だった!
しかし、わたしがそう思ったのもつかの間、周りに多くいるこの国の住人の人たちは一切気にすら留はしない。
そっか、ここは人外国家!羽が生えてる人なんて日常茶飯事なのかも。
わたしは早速あたりを見回す。
この国の中心であるここの広場には、真ん中に噴水があって、あたりにはたくさんの出店が出ている。そしてあちこちからいい匂いが……。
グー
お腹の音が鳴る。
この体、魔力さえあれば生きていけるんだけどな……?おいしそうなものを前にすると、ついお腹すいちゃうよね~。まあ、お金ないんだけど。
うん、まあ仕方ない!とりあえずこの国、散策してみよう!
この国は上から見たときに上に城があって、中心に広場があって、そこの広場から十字に太い横幅15メートルくらいの道が伸びている形になっている。そして広場から城にかけての1~1.5キロくらいの間が一番栄えているみたい。
わたしはさっき上から見たのを思い出し、栄えている方向、つまり広場からこの国のお城に向かっていくことにした。
わたしが城の方へ足を進めていくと、その道の両側には、黒い大剣から白い短剣までおいてある大きな武器屋から、細かな装飾がきれいに施されたアクセサリーのある綺麗なアクセサリーショップ、大きなレストラン、魔獣ってのを売っているペットショップまでがある。
正直、前にいたシスタルク王国なんかよりも、よっぽど技術も栄えてるっぽい!って言ってもシスタルク王国はゆっくり散策する前に追い出されちゃったけどね。
わたしはそんなことを考えながらも、感心しながら、辺りの西洋風の街並みを横目で追い越していく。
と、その時。
多くの人が行きかうこの道で後ろから、わたしの右肩がつかまれる。
「ねぇ、あんた、すごい魔力持ってんじゃん。」
「面白い!」「続き読みたい!」など思った方は、ぜひブックマーク、下の評価を5つ星よろしくお願いします!
していただいたら作者のモチベーションも上がりますので、更新が早くなると思います!(希望的観測)
ぜひよろしくお願いします!




