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32 聖女?

わたしは早速ギルドへ逆戻りし、依頼のチラシに目を通す。

『魔女メイダンの討伐 300000ゴールド』

『ゴブリン5匹の討伐 1500ゴールド』

『ゴブリンキングの討伐 150000ゴールド』

冒険者になってないわたしができる依頼はこの三つかぁ。依頼によってもらえるお金も違うし、多分難易度の高い順にお金は高くなっていくんだと思うけど。

一番報酬が高いのは魔女の討伐ねぇ。なんか物騒。しかも失敗マークがびっしり!

で、二番目に報酬が高いのはゴブリンキング?とやらの討伐。

んで三番目がゴブリンの討伐。

まあ、ゴブリンって言ったらやっぱり弱いよね?それに達成報酬も少ないからこれはないな。でも魔女の討伐とかなんか物騒だし……ゴブリンキングの討伐にしようかな!

わたしは、ギルドのカウンターに行き、

「あの、ゴブリンキングの討伐を受けたいのですが。」

そう言って以来のチラシを指さす。

わたしの声を聴いて

「あ、わかりました。」

と、ギルド職員の女の人はおもむろにカウンターの下から、ビー玉のようなものをだし、それを介してわたしを見る。

とその瞬間、その女の人は固まり、持っていたビー玉のようなものを、カウンターへと落とした。

「あなた、すごい量の魔力を持っていますね!?すごすぎる……!ありえない……」

え?!そのビー玉みたいなやつ、魔力の量とか見えちゃってんの?!

「え……えっと、ちなみにそれって魔力の色とか……見えないよね……?」

「な?!魔力の色なんて、見えるわけないじゃないですか?!魔力の色を見るなんて、それこそ、最近話題の聖女様くらいなんじゃないですか?アイテムで見るなんてできませんよ!?」

っっっっぶな!?

「あ、よかった……。」

と、わたしが心底安心し安堵のため息をついていると、ギルドのカウンターの女の人は、またもやカウンターの下に手を伸ばし、今度は紙を出してきた。

「それはともかく、ぜひ!うちのギルドと契約を!」

そう言ってその紙を、わたしへぐいぐい差し出してくる。

「あ、いや、あ、そういいうのはちょっと……。」

わたしの反応を見て、女の人は、心底残念そうに肩を落とし、

「そ、そうですかぁ~……気が向いたら、来てくださいね~。」

ともかく、依頼はこれでいいんですね?

と続けた。

わたしがそれに頷くと、女の人は「では!」と言い、依頼発注書にハンコを押した。

「あなたほどの実力者なら言う必要すらありませんが、一応、気を付けてくださいね!」

「はい!」

「何かあれば、ギルド受付嬢、ライラにご相談ください!」

ライラはそう言って依頼の詳細の書いてある紙をわたしに渡し、手を振った。

わたしはその紙を受け取り、右足を軸に180度回転し、ギルドの出口へ向かう……っとその前に、魔力の見える見えないの下りであいまいになってたけど一つ気になることが。

わたしは、5歩くらい歩いたところで足を止め、首だけ振り向き、一つの疑問を質問として投げかける。

「そういえば、聖女ってどういうこと?」

そう、聖女ってのは基本的に魔みたいなのを倒すみたいなイメージがあるから、いつか敵になるかもしれない。そうなったときに備えて知っとかないとね。

わたしの質問を聞いて、ライラは少し首をかしげる。

「?最近、一部の冒険者なんかの間じゃ、けっこう話題になってたりしたじゃないですか?」

……そんな常識のように言われても、わたし多分、そのころ洞窟の中。

「そ、そうなの?」

わたしがそう言うと、びっくりしたようにライラは言う。

「え?!全然知らないんですか?!そんなに強いから、わたしはてっきりどっかのギルドの偉い人かと……。」

「ちがうよ?全然。」

わたしは首だけでなく、体ごと振り向き、カウンターまで戻る。

ライラは、そんなわたしを見つつ、カウンターの下からまた何かを出す。(そこはあれかな?四次元ポケットかな?)

そして、ライラは出した紙を読みながら自慢げに言う。

「この紙は、依頼でうちの冒険者に聖女について調べさせたものなんです。」

そして続ける

「聖女というのは、このシスタルク王国から森を挟んだ方向にあるウーニル王国により、魔王を倒すための兵器として召喚に成功したというものです。」

わたしは頷く。

「なるほどね、召喚され……。って召喚!?」

わたしが驚いて聞き返すと、ライラは淡々という。

「はい、3年ほど前に現れた最悪の魔王、アテナに対抗するために召喚されたそうです。」

「そ、それって、いつ頃の話!?」

わたしは、カウンターにのりだすようにして言う。

ライラは、-まあまあ落ち着いて―

そう言ってから

「詳しい話は、私もわからないんです。何せ他国の話なので。」

とライラ。

まあ、確かにそれもそうか。

わたしは

「ありがとう!」

そう言ってギルドを出た。

そして立ち止まる。

……。ついに来た。確信ではないけど、その召喚、わたしや月渚たちに何かかかわってるんじゃないのかな。ウーニル王国……取り合えずそこでその聖女にあってみないと。

そのためにも、今はお金集めっと!

わたしは依頼の詳細の書いた紙に目を通す。


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