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21 避けられない……。

って嘘!

真っ黒はもう目の前にいる。

わたしはその真っ黒の振り下ろした剣をギリッギリで右側にかわそうとしたものの、剣はわたしにあたった。

っ……!!

HPがだいぶ減ったものの、わたしは痛みに耐えつつ電撃を打つ。

しかし、その電撃を真っ黒は腕で振り払うようにして地面にたたきつける。

いや!何それ、あり?!

やっぱりレベルが違う。何か作戦を考えないとやばいな。

わたしは真っ黒との距離を取るため、一度スピードを出して間合いを取る。だが、真っ黒はまた目と鼻の先にはもういる。

瞬間移動のスキルかなんか?!いいや、でもチャンスかも!

わたしはあえて剣での攻撃を避けるそぶりを見せずに、真っ黒が剣を振りかぶるのを待つ。

それで振りかぶった時に魔法を使えば……。

わたしがそう思って待ち構えていると、真っ黒はこれを読んでいたかのように蹴りで攻撃をしてくる。

なんで!?

今のけっこういい作戦だったのに……ってそういえばあいつ、わたしの頭の中に話しかけてきて、わたしは思うだけで返事ができた……。ってことは心が読まれてるって思った方がいいかも。

そんなことを考えると、

「はは!よくぞ気が付いたなあ!」

なんて頭の中で言っている。

こいつ、ってことは未来を見てるみたいなもんじゃん。そりゃ強いわな。

わたしはそう考えながらも『爆炎大魔法』で遠距離から反撃を試みる。

でも、真っ黒はそんなものはお構いなしにこちらに向かってきて攻撃をしてくる。

しか~し!小回りが利くのがわたしの専売特許!あんな剣なんて当たるはずがないのさ!

と、真っ黒の攻撃をことごとくかわしていると、真っ黒はついにしびれを切らしたのか

「ぬぉぉぉぉぉぉ!面倒だぁぁぁ!」

なんてわたしの頭の中で叫びに叫び散らかして周りに黒いわたしサイズの丸い何かをいくつか作った。

は?!

わたしは何なんだかよくわからずに、取り合えず真っ黒に『水氷魔法』と『爆炎大魔法』で攻撃を仕掛ける。

と、その時。

真っ黒がそれをかわしたと同時に真っ黒の周りのわたしサイズのやつらが動き出し、わたしへと向かって来る。

まさか、わたしの機動力に追いつけるようにした小さい分身?!しかも3体!やば!

さすがにそいつらを放っておくわけにもいかず、わたしは『水氷魔法』で氷を飛ばしまくる。けど、そのちっこいやつらはその攻撃をきれいに避けてこちらに向かって、黒いビームを出してくる。

敵にもこのすばしっこさがあるのはさすがにきつい!

わたしはビームをかわしつつも電撃を打つが、3体とも当たる気配すらない。ちっこいやつらは口のような部分ができてこちらにかみつこうと近づいてくる。

いくら竜のステータスを吸収してMPが多くなってても魔法が当たんないから意味ない!

なんて考えてる間にもそいつらは迫ってくる。

わたしは一度猛スピードでそいつらとの距離を取って考える。

たぶん、いくら狙いを定めて打っても攻撃は当たんない気がする……。どうしたらいいか……。う~ん、そうだなあ……。そうだ!簡単な話で、狙いを定めても当たんないならねらわなきゃいいじゃん!

わたしは近づいてくるちっこいやつらに向かって『爆炎大魔法』で広範囲の爆発と炎を放って一掃する。

ふう、すっきり!

わたしの周りは炎に包まれている。

と、その瞬間だった。

目の前にはから炎に包まれる中真っ黒の姿がが現れた。

!?そういえば小さいのに気を取られて真っ黒が見当たらなかったのに気づいてなかった!まさかこんなところから出てくるなんて思わな……。

真っ黒は、わたしに避ける暇も与えぬほどのスピードで真っ黒な闇と炎をまとった剣をわたしに向かって振り下ろす。


……っ!

よ、避けられない……。本当に今回はきついかも……。


「面白い!」「続き読みたい!」など思った方は、ぜひブックマーク、下の評価を5つ星よろしくお願いします!

していただいたら作者のモチベーションも上がりますので、更新が早くなると思います!(希望的観測)

ぜひよろしくお願いします!

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