表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/61

20 まずい、想定外!?

そう思った瞬間だ。

シャーーン

透き通るかのような音が洞窟に響く。

その音と共に、竜の前足が斬り飛ばされるのが目に入る。

は?!やばくね?!

わたしがそんなことを思う一瞬でも戦況は変わっていく。

足を斬られた竜はその斬られた部分から先を炎でできた足で補い、また炎のブレスをする。

しかし真っ黒はそのブレスを上へジャンプして高くかわして、そのまま落ちる勢いを利用して剣を振り下ろし、竜の背中へと突き立てる。

ただ、竜はその程度では死なずに真っ黒を振り落とそうとする。

真っ黒はと言うと、背中から剣を引き抜いてジャンプでそこから降りる。竜は炎魔法で炎を大量に作ってすべて真っ黒に向けるも、真っ黒はそれを全てかわして、猛スピードで竜の首元もあたりまで近寄り、そのまま剣に黒いものを宿らせて竜の喉元を掻っ切った。

いや掻っ切ってしまった。

やばいやばいやばいやばいどうしよう?!ちょっといや、大幅に予定くるっちゃったんだけど!7番にかけたけど5番だった~、大穴だわ!みたいなやつなんだけど!

って冗談なんて言ってる場合じゃ……。

わたしがのぞくのをやめていなくなろうとしたとき、

「貴様、思考を持っているな!」

頭の中に直接響くようなやつだ。

「こちらに来い!」

その声を聴いてもう一度のぞくと、真っ黒がこちらを見ている。

あ、あいつなんだ。見た目のわりに渋い声してるな。

わたしは警戒しながらもとりあえず近づいた。

逃げたほうがいいと思うやつもいると思うけど、あの竜を倒したやつだからね?!逃げたら逃げたで殺されるっしょ!

っわけでおとなしく従いまーす。

わたしが真っ黒の目の前に行くと、真っ黒は語り始めた。

「我はこの人工洞窟に眠る宝を守るものとしておかれた者だ。ただ、ここの洞窟は作って500年は経っている。魔物は増えすぎ、今や洞窟は限界に達している。そこで我は魔物の量を調節しているのだ。」

そして少し間を開けてこう言った。

「我の仲間としてここの洞窟を守らんか? 返事は心で強く思うだけでできる。」

なあるほどねえ。

確かに今のわたしじゃこいつには勝てない。おそらく戦っても死ぬ。

となったらこいつの仲間として……。

「いやだね!」

わたしは間を開けてからそう答えた。

「な、なんだと!貴様、自分の弱さをわきまえろ!今の貴様に我と戦ったところで勝ち目などない!」

予想外の答えだったんだろう。ずいぶん脅しにかかっている。

でも、わたしはこう答える。

「今、はね。」

その瞬間、目の前にはこの文字が出る。

<魔力からの性質の獲得により、スキル『爆炎大魔法』『火耐性・大』『抹消の竜炎』『竜改』『竜砲』を入手しました。>

そう、ここまであいつが語らってんのをおとなしく聞いてたのも、しっかり話してたのも全部時間稼ぎ。

ああやって話してた間にも、わたしは死んだ竜の魔力を吸収してステータスを上げてた。それを吸収し終わった今、わたしにはあのカマキリの力、真っ黒が倒してきた数々の魔物の力、そして今ここで死んだ竜のすべてのステータスがわたしにはある。

負ける気がしないね。

わたしは自分のステータスを確認する。


[ステータス]

HP:29000/29000

STR:27000

DEF:28000

AGI:32000

MP:35000/35000

SP:29000/29000


おわ、すっごい。

その調子で『ステータス強制開示』で真っ黒のステータスもチラ見ざわ。


[ステータス]

HP:36000/36000

STR:40000

DEF:38000

AGI:30000

MP:200000/200000

SP:31000/35000


……っ。

やっぱりすさまじい。わたしのステータスもこいつにだいぶ近づいてはいるけど、まだ及ばない感じはする。MPに関しては触れないが、10000くらいのステータスの差くらい、今までの経験、目標、知恵が埋めてくれる!問題ない。

「貴様!それが狙いか!ふん、まあいい。ならば叩き潰すまでだ!」

真っ黒は言った。


勝負開始だ!

わたしの目標のためにも、どんなに強い敵でも、わたしは……負けるわけにはいかない!


「面白い!」「続き読みたい!」など思った方は、ぜひブックマーク、下の評価を5つ星よろしくお願いします!

していただいたら作者のモチベーションも上がりますので、更新が早くなると思います!(希望的観測)

ぜひよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ