09 進化した、そして絶賛追われてる。
うわぁぁぁぁああああ!
え?今わたしがどんな状況かって?
リザードマンの大群に絶賛追われてまーす!
ああ、なんでこんな状況になったのか?それは簡単な話で
リザードマンを穴に突き落として倒して、上から岩を落としてその後上がってきた魔力を回収してレベルアップ!その上、スキル『火耐性』もゲット!そのまま進化したまではよかったんだけど……。
ステータス表を開いてみようと思ってたらなんか大きな音が聞こえてきて……。
?
なんだろ?
なんて思いながらそこにとどまってたら、リザードマンの大群が押し寄せてきちゃったんだよね。まあざっと70~100くらいかな。
それで今に至る訳なんでけど、この量だとさすがにどうしようもないよね。
今追いかけてきてるリザードマンのステータスは最初に倒したやつよりは弱いんだけど、どっちにしろわたしが敵う相手じゃないのは確かだ。
たぶん、最初に倒したのはリーダーだったみたいなことなんじゃないかな。やっちゃった。
この量になっちゃうとさすがにあの穴も使えないし、わたしじゃどうしようもないなあ。
って危な!
危うく攻撃にあたるとこだった。まあ、ちょっとかすっただけでもダメージはくらうんだけどね。
そうは思いながらもわたしは猛スピードで飛んでいく。
でもこのまま飛んでてもきりがないし、いつか絶対やられる。どうにかしないと。
って言ってもあんな大量のリザードマンを仕留められるくらいの罠なんてないし、かと言って、魔法も通じないわたしが自力で倒せるわけないし……。
ん~……。
ん?
自力で……無理……。なら他力!わたくし、他力本願寺でーす。
ってわけで他人にやらせちゃえばいいんだ!
どういう事かと言うと、この大群をわたしとかリザードマンとかとは段違いの強さのヤツにぶつけちゃえばいいんだ。
?でも誰にぶつけたら……あ、そうだ!
前に見かけたあのサルver2.0を一瞬で灰にした竜のところに連れて行こう!巣穴なら、あいつらが入ってきたら怒って全員倒すだろうし、巣穴じゃなかったとしても目障りなら倒してくれるでしょ。
その時はわたしなんかがそこにいても竜はさすがに気にならないでしょ。だってもっと大きいリザードマンがいるんだから。
でも問題はその竜がどこにいるかだよね。
でも前に見たときは確か花畑の方角に行ってたよね。で、わたしは今そっちの方向に向かって飛んで行ってるってわけ。正直ちょっと危ない賭けだけど。だってホントにいるかわからないし。
少し進んでいくと、リザードマンたちとは少しだけ距離ができ、少し余裕が出てきたとき、右側に大きな空間があり、その中にあの竜がいるのが目に入る。
わたしはそれを確認してそこに入って上に飛ぶ。
多分これであのリザードマンたちはここに入ってきて竜にやられることでしょ!
わたしはそう思って見学に徹するため、上に上がって言っていると、こちらに向かって竜が炎のブレスを吐いてくる。
や、やばいかも……。
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