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俺のボッチでオタクな高校生活  作者: しらたく
高校1年生
8/32

7話 『ボッチ抜け出さす計画』失敗する

楽しんで見てください!

「何なの皆!皆いつも優しいのに何で誠司くんには、悪口言うの!」


小鳥遊はそう言った。


俺の嫌な予感は的中した、どうすんのこれ?


収集つかないぞ、多分。


とゆーか周りの空気重すぎだろ!


まぁ、俺も原因の1人なんだけどな。


ほんと、どうすっかな?


あ、いい方法思いついた!


そう思い、俺は小鳥遊の方に歩いていき、俺はこう言い放った。


「小鳥遊、ほらな言っただろ?」


「どうせ無理だしなって」


ちょっと小鳥遊の顔が悲しそうになった気がする。

よし!これであとは俺が教室を出れば。


クラスの空気が、小鳥遊を慰める空気になり、俺はボッチのままで、小鳥遊も『ボッチ抜け出さす計画』を諦める、今日の授業をサボれる、これぞまさに一石四鳥!


「マジで、俺天才かも!」


そう思いながら俺は、空き教室に向かっていく。


空き教室でラノベ読むかな。


それにしても俺の、教室での行動どう見てもファインプレーだろ。


「あーいい仕事した」


「おい、松田ぁ何がいい仕事だぁ先生が聞いてやろうか?」


「うおっ」


「なんだよ、先生か」


俺がせっかく、気持ちいい気持ちでいたのにこの教師どうしてくれようか?


「なんだとはなんだ私は一応、お前の担任だ敬語ぐらい使え」


「その先生も俺の前じゃあ空き教室でぐーたらしていたら威厳とかないですよ」


先生は、ちょっとうろたえた。


「そ、それはそれだ今はそんな話じゃなくてだな、私がさっき教室に行ったら、小鳥遊が泣いていたんだ」


「ん?ちょっと待てよ、何で小鳥遊が泣いてんだよ?」


小鳥遊ってメンタルそんなに弱かったっけな?


「まあ最後まで聞け、それでだ私がなんで、小鳥遊が泣いているのかってクラスの奴らに聞いてみたらだ、みんな口を揃えてお前だって言ってたんだよ」


「はぁ、全く理解できませんねぇ」


「俺は、教室に入り挨拶をしただけで悪口言われたんですよ? あちら側の方がよっぽど悪に見えますがねぇ」


「私だってお前が、過剰に相手を不幸にさせないことしか言わないのは分かってる、逆に何であんなに悪口言われて言い返さないのか、心配になるくらいだ」


「だが今回は別だ、今回は言い返さないと相手が多すぎる、すぐ他の教師がウチのクラスの奴らを信じて、お前に注意してくるぞ?」


それは多分大丈夫ですよ、先生だって俺にはこれがありますから。


「何だ?携帯がどうした?」


「俺の携帯にはクラスの奴らの悪口を録音してあります」


「お前、そんな事までしてたのか」


先生が呆れた表情になっている。


「先生、だいぶ疲れた顔してますよ?」


「誰のせいだと思ってるんだか、はぁ まあいい今日は私の権限で早く帰らせてやるから帰れ」


そう言って先生は、教室の方へと行ってしまった。


「俺は、帰るとするかな」


そうつぶやきながら俺は、帰っていった。


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