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俺のボッチでオタクな高校生活  作者: しらたく
高校1年生
7/32

6話 『ボッチ抜け出さす計画』実行する 2

今日2つ目です!


小鳥遊視点


私は、友達の有美ちゃん(杉本 有美)の話に毎回出てくるクラスメイト、松田 誠司くんを『ボッチ抜け出さす計画』を認めさせることに成功した。


そして、誠司くんには、1つのミッションを与えている。


誠司くんは、話してみたら表情豊かで、可愛いと思うところもある。


何より、自分の言いたい事をはっきり言えるところはほんとに見直するかな。


だって、私なんて人の顔色伺って喋ってるし。


だからこそ彼と喋ってたら、私も表情豊かに成っちゃう。


なんか、たまに見惚れちゃう。


誠司くんは、もっと普段でも笑っていたら友達もいたんじゃないだろうか?


そんな誠司くんがボッチなんて、人生がもったいないよね?


だからこそ私が、『ボッチ抜け出さす計画』をしっかり成功させないとね。


誠司くんの、幼なじみであり、私の友達でもある有美ちゃんに、手伝ってもらえてるしね。


そして、私は、誠司くんにあるミッションを与えている。


それは、クラスの人に挨拶するということ。


あっ、そんなこと考えてたら誠司くんが入って来た。


無意識だろうけど、緊張して顔がちょっと怖くなってる。


ここは私が応援してあげないと!


「がんばれ!」


私が、口パクで応援してあげたらちょっとだけ反応した、多分気づいてくれたと思う。


「お、おはよう!」


あはは!


誠司くん、そうきたか!


確かに私がクラスで挨拶をしてって言ったけど、みんなに聞こえるくらいの声で挨拶して1回で終わらせるとは思わなかったよ!


あれ?


そんなこと考えてたら皆が誠司くんの事を、悪く言い出した。


え?誠司くん何もやってないのに、何で悪口言ってるの?


「何なの皆!皆いつも優しいのに何で誠司くんには、悪口言うの!」


私は、我慢できず叫んでしまった。


その時、誠司くんが私に近づいて来てこう言い放った。


「小鳥遊、ほらな言っただろ?」


「どうせ無理だしなって」


私の胸が痛くなった気がする。


誠司くんがそういい残して去って行った。


取り残された私は、何故か無意識に涙が出てきた。


そして、さっきまで誠司くんの悪口を言っていた友達に、慰められていた。


私は、誠司くんを追いかける勇気が出なかった。


明日は忘れず出します!

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