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『呪石』-番外編-  作者: 宮居
-茶番-
3/13

生誕祭

「なぁ、おい」

「はいなんでしょ~」

目の前に突然現れた人物は、この謎の白い部屋を飾り付けしている。

「ルイも手伝ってくれたっていいのよ?」

「あんた自分でそんなのしなくても部屋の飾り付けくらい一瞬だろ」

「どこぞの魔法使いとは違うので~」

相変わらずむかつくヤツめ

「それ取って?」

仕方ないと思いながらも両面テープを取って渡してやる。

……明日はシナの誕生日。

それの準備の為に、今日はこの場を作り出したのだろう。


「他は呼ばないのか?」

頼まれた飾りを渋々作りつつ聞く。

この場には何故か2人だけだ。

「たまには2人で話したいなぁと思って」

「いつでも話せるだろうに」

「最近の旅はどう?楽しい?」

こいつは人の話をほんとに聞かないな……。

「まぁ色々あるし苦労も多いけどな。悪くは無いよ」

当たり障りなく答えてやる。

「ルイらしくないことさせちゃってるけど」

「別に構わない。悪くないって言ってるだろ」

「アンジェのことはどう思う?」

「ぶっちゃけると無能な小娘だけど。自分のために頑張る姿はまぁ……見てて嫌な気はしないさ」

「シナも揃って協力的で嬉しいよ」

「まぁたまにはな。気になることが出来ちゃったから」

主に呪石のことだけど。

「んふふ~やる気になってくれると思ってたよ」

「そうかい」

「結末は決まってるんだ。ルイにとっていいかは、わからないけど」

「まぁちゃんと決まらず走らされてたあの頃よりいいかな」

昔を思いだしてそんなことを言う。

彼女にとっては苦い思い出だろう。

ちょっとしょんぼりした顔してる。面白いからいいや。


飾り付けは進む。

といっても2人とも不器用だから大掛かりなものは作ってない。

花の飾りとか作ってレイアウトしただけだ。

「よーしおっけ。じゃあ明日、楽しみにしててね」

旅の途中で呼ばれて、気の抜けることする気分はどうだい?って聞いてやろうかな。



今日はシナの誕生日。

一応、誕生会をしたいって聞いていたからプレゼントは用意してある。

大層なものでは無いけれど。

またオレたちーーシナを覗いた4人だーーはこの場に呼び出された。

アンジェに昨日思いついた疑問を問うてみると、たまにはいいんじゃない、なんてつまらないセリフが返ってきた。


暫くしてシナを呼んだ。

彼女には話してなかったからとても驚いていたけど、楽しそうだった。




プレゼントは小さいアクセサリー。

旅の邪魔にもならないような、とても小さなものだ。御守りになるような呪石をあつらった石。

アンジェやウル、エルも居てそれぞれプレゼントを用意しており、それに彼女は喜んでいた。

4月7日。

今目の前にいる人物ー、作者の宮居が、初めて生み出した"キャラクター"。

彼女のそんな祝いの日を今年も迎えられて嬉しく思う……。


まだ桜も綺麗に咲いている。

まぁ作者の手にかかればちってしまった桜も戻せるのだけど。

この後はお花見をするようだ。

満開の桜が咲く、あの大きな樹の下で、もう少しだけ、平穏を楽しもうー……

シナが主人公の小説書こうとしたのに何故こうなったのか……w

うちの子で誕生日決まってるのこの2人しかいないので、とりあえず書きたかったってだけな感じになってしまいましたが、最近時間なかったから許してということで……。

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