表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

作者: 暗闇




















光の群がシャボン玉の様に静かに静かに空に舞い上がる














綺麗な綺麗な光だった












静かに









静かに










空へ昇る














少しずつ













少しずつ















武器の落ちる音がした


















全ての人間が武器を手から離し

















全ての人間がその光を見た


















小さく














小さく輝きながら




















光は空へ昇った



























思い出されるのは最後の言葉


















『ありがとう、さようなら』





















不老不死の生き物はけして、涙を流さないそうだ


















最後に見た彼奴は


















静かに















涙を流してた




















光が消えた後も



















ずっと













ずっと















人間は空を見上げていた




















勝手に涙が溢れてくる



















訳の解らない哀しみに


















人間は包まれた




















生暖かい涙が


















頬を伝った



















さようなら



















さようなら



































さようなら










評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ