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1.美少年と出会いました

私は、四季宮梓。

四季宮グループの社長令嬢です。

乙女ゲーム『恥ずかしい恋』にライバルお嬢様として転生しました。

略して、『恥ず恋』。

ヒロインが、攻略対象に恥ずかしすぎる口説き台詞を言われる腹筋崩壊乙女ゲーム。

前世での私は仲のいい友人に無理やりやらされていたのですが、聞いているだけで恥ずかしすぎる台詞のオンパレードで、中々前に進めなかったことを覚えています。

友人は、胸キュン台詞を言われてときめくとか言っていましたが...

前世の家族は、父・母・兄・弟・義弟。

特に、気のきく義弟が好きでした。しかも、容姿がものすごく私好み!

BL総受け主人公的な容姿で!

前世では腐りきっていたので、イケメンさんな兄・弟・義弟をよくオカズにして妄想していました。

そして、今は兄弟がいます。こちらもイケメンなのですが、前世の兄弟たちと比べると、数段劣ります。

ちなみに、兄弟はこの恥ず恋の攻略対象で、兄が春貴で弟が啓介です。

兄弟と私の名前と顔を何かを思い出すように忘れていた記憶を一致させた時に、ここが前世でしていた乙女ゲームの世界だと気付いたのです。

前世を思い出した時にワガママだった態度を改めたのですが、しばらくは周りから気味悪がられました。

そんな空気は無視してやりましたが...


小学校は、普通に市立に通っていました。

その帰り道に見てしまったのです。

兄弟とその友人たちが、美少年をイジメているのを。

私がそっと笑顔で近づいて、兄弟に声をかけるとなぜか仲間たちと逃げて行きました。

せっかくの私のオカズたちが...

美少年は、雨夜 あかざ。上目使いで私を見てくるのですが、威力が半端ないです。萌えますね。

なんというか、萌えてしまうような仕草がどことなく義弟を思い起こさせます。



それはともかく、雨夜藜というのはどこかで聞いたことがあるような?

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