表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
三兄弟  作者: 一二三


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

24/24

次男の大学受験 −1

 先日末っ子が中学校の卒業式を迎えた。その後のお食事会に参加した彼はお土産にナニか貰ってきたようで、その夜からお腹を壊し、発熱。それから数日で次男と夫も発症し、病み上がりの末っ子も含め今晩は早々に就寝。

 私だけ元気。このまま乗り切れるかはまだ分からないが、久々の「おひとり様」タイムを満喫中。

 次男の大学受験について書こうと思うと、あんまり書きたい事が思いつかなくて驚く。当然だが、やはり長男の時のようなインパクトが無かったわけで、次女として育った己を振り返っても『二番目ってこれだから・・・』と思う。だが頑張る。


 次男が県高の理数科入学後、最初のテストでは確か40番代後半くらいだったと思う。「なかなかやるじゃーん」とか言いながら、テキトーにしとけ、遊びに行けと暖かく見守っていたわけだが、その脇で長男の東大受験の話が進む。変な影響受けないと良いんだけどと思いつつ、特に何もできずにいた。


 美術部に入った次男はたまに部活で遅い日を除いて大体寄り道もせずに直帰、勉強、たまにPC見つつニヤリ。たまに私の姉に誘われて美術館や芸術祭、興味深い建築物などを観に行ったり。よく夫が「パパが誘っても断るのにお義姉さんにはついて行く」とヤキモチを焼くのだが、誘うのが釣りとか買い物とか、次男の興味が無いものだからだよ。


 次男の勉強はうるさい。長男もそうだが思考が脳内だけでなく口からも再生される、いわゆる独り言だな。しかも普通の会話レベルに明瞭かつ「え、私ですか?」と思わせる音量で、二人揃って勉強している様子を見ていると『これで普通に勉強できるなら隣でテレビ観ても良くない?』とエンタメ自粛に釈然としないのだが、実際テレビをつけると冷たい目を向けられる。で、挫ける。

 上の二人は勉強中とてもうるさいが末っ子は静かで、且つ別に騒音で困ってもいない。勉強している風の彼はアイパッドでおそらく動画を観ているだけだ。


 一緒の部屋で勉強していても、次男から長男に「これ教えて」的な事はほとんど無い。それぞれにベラベラ喋りながら勉強しているのだが、次男がふと黙り込んだり同じことを繰り返し口にしたりしていると、すかさず長男が

「どれどれ、ニーニーは何がわからないのかな?」などと突っ込んでくる。弟が大好きなのか教えるのが大好きなのか、謎。そしてこうなると話が盛り上がり、それぞれにうるさかった時よりさらにうるさいのだ。


 なんだかんだ言って長男が東大に合格し、(私の)父から百万円ゲット。その流れで「ニーニーも東大か京大どうだ」と随分言われていたが、笑顔で「いや、僕はいいです。」と躱していた。いいぞ。

 そう、まだこれからやっと高2。もっとこう、高校生っぽく楽しく過ごしてほしい。ガリ勉は卒業しようぜ。


 さよならガリ勉。とはいかず、高2になってもガリガリ。それなりに息抜きはしてる様子だが、時間があればとりあえず勉強?みたいな感じ。楽しくなさそうという事もないんだが、ソレじゃないのよ。


 そして、来ました。個人面談。

 「二君、東大狙ってみませんか。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ