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三兄弟  作者: 一二三


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1/9

東大、どうですか

 我が家での、おそらく最後の受験。末っ子三男の高校受験がいつの間にか目前に迫っています。と、いうか今日は私立高校の面接(無試験)でした。先月までは「ボク、夢を見つけた。漁師になる」(から、なんなら高校行かなくていいかも)だったのに。クラスメイトはみんな普通に高校、おそらく大学も行くと知って路線変更。

 お兄ちゃん達の時と違って全く「家に受験生がいます」感が漂わない、自然体の受験生。彼を見てると上の子達の受験アレコレを思い出します。

 そろそろコートにもはもはのライナーを付けてもいいだろうか、と悩む程度に寒さを感じる晩秋のある日。その日は長男(イチ)(仮名)高校入学後初めての個人面談の為私は仕事を休んでまったりしていた。

適当に掃除を済ませ、昼食を摂ったら出かける準備だ。目的の高校は徒歩30分程の距離にある。途中にバス停はあるが、歩きだ。コロナ禍真っ最中でバスはなかなかにハードルが高い。


 家から高校まではずーっと住宅地が続く。前を通る度いつやってるのだろうと不思議に思うパン屋と魚屋があるくらいで、学校帰りに友達とお茶したり買い物したりできる場所は無い。特に天気が悪い日以外徒歩で通学している長男は、この道を一人で歩いて登校し、授業が終わればまた一人歩いて帰って来る。自分が高校生の頃は家から一駅先への電車通学で朝の駅から友人たちとワイワイ過ごし、放課後は毎日暗くなるまで部活動、帰りは電車の待ち時間を皆で買い食いしたりしていた。そう思うと、いくらコロナのため色々な活動が自粛傾向にあるとはいえ長男の高校生活は何だか物足りない感じがする。なんか地味。本人は「授業中の質問で時間を取りすぎて申し訳ないから放課後の先生を捕まえて2時間質疑応答で拘束してやった」と楽しげに報告してくれたりするが。ソレじゃ無い。私はもっとキラキラした男子高校生の話が聞きたいのだ。


 この直線のチョイ先に高校という所までくると、チラホラとこれから面談の保護者と思われる人達が校門に吸い込まれて行く。皆マスクをしてるのを見て慌ててポケットから取り出したマスクを装着、メガネが一気に曇る。

校内に入り、持参した内履きに履き替えた。スリッパは用意されているが、私は常に上履き持参だ。「人が履いた」のが気になるのではなく、「スリッパの片方の履き口に突っ込んで重ねてある」のが気になるのだ。足を入れる所に靴底が触った状態と同じだと思うのだが、他の人は不快に感じないのだろうかといつも不思議に感じる。まあいいや。さて、1年9組はどこだろな。


 こんにちはー、と、廊下で階段ですれ違う生徒達が挨拶の声を掛けてくる。高校生ってこんな感じだったっけ?なんかもうちょっとモジモジしてまともな挨拶ができないイメージだったのに、なんだったら先程すれ違いざまに挨拶の声を掛けた保護者っぽい人よりガッツリくる。女子も男子もなのだ。私の中で男の子は恥ずかしがったりして大人にちゃんと挨拶したり世間話で場を繋いだりが苦手な生き物と分類されていたが、性差ではないらしい。今まで「モジモジ男子の中では比較的しっかりしている」と思っていた長男に不安を感じる。別にしっかりしてないかも。

1年9組に到着。教室のドアに貼られた面談の予定表を見ると、本日は3人で、私は2番目だ。教室の中では先生と1番の保護者が話している。廊下に置かれた椅子に腰を下ろして呼ばれるのを待った。



 「一君、真面目ですね。授業中はすごく集中してるし、質問がいいですねー。」

担任の先生は挨拶の後こんな感じで長男を評した。幼稚園からずっとこんな感じなので、気になる所はクラスメイトとの関係が良好かどうか、高校生活を楽しめているかどうかなのだが、その辺も問題無いと言う。それなら良かったと安心し、話題が成績と進路に移ると、先生が徐に言った。

「一君、東大、どうですかね。」

はい?

 

 読んでくださり誠にありがとうございます。

子供たちと観ていたアニメ「転スラ」シーズン1が終わって「続きが気になるけど単行本を未視聴分だけ買うのも全部買うのも嫌〜!」と懊悩していた私に長男が教えてくれたのが「小説家になろう」でした。お世話になっております。

 今回初めて誰かに読んでもらう前提で文章を書き、投稿しました。よく分からないまま勢いで、本文だけでもと投稿しましたが、いかがでしたでしょうか。読み難い所など多々ありましょうけれど、日々勉強して参ります。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

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