表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

『播磨守経平、任国下向に反閉、逆鞍しけるを速記にて記すこと』速記談2047

作者: 成城速記部

 播磨守藤原経平が、任国に下校するとき、密かに反閉の儀式を行い、馬に逆鞍を置いた。厩司馬允憲行は、このことを誰にも秘密にするため、関係した馬舎人をすぐに隠岐国に派遣してしまった。したがって、このことを知る者は、都に誰もいなくなった。このため、経平が播磨国にいる間、このことはうわさになることもなかった。経平が太宰大弐に任じられたとき、憲行の兄が、憲行の速記録を読んで、このことを初めて知ったという。



教訓:反閉も逆鞍も、元に戻すという意味で、単純に無事に帰るという意味にもとれるが、神仏の力を借りて、強引に状況を元に戻すという儀式である可能性もある。速記の朗読が終わった際、朗読開始前に戻ってほしいと願うようなことかもしれない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ