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森の中を流れる川  作者: 高田 朔実
7/17

Life ほか

Life


去る者は日々に疎し

いつの日かきっと





天上山 


ある日ある時

標高数百メートルのこの山の上から

世界を見た人がいた

この山に登って

ここが世界のてっぺんだと思った人がいた


この山の上で

あの海の向こうに

もっと大きい山があると思った人がいた

世界はこんなものではないと思った人がいた

小さな島の小さな山のてっぺんで

ああ

どんなに

海の向こうの世界に憧れたことだろう

今ものここに残る

若者の憧れが

痛い





鳥と僕


鳥には翼があるけれど

きっと想像力はない

僕には翼はないけれど

きっと想像力はある

よって

僕の方が鳥よりも自由なんだ

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