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森の中を流れる川  作者: 高田 朔実
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別れ星 ほか

別れ星


二回目に会った時

あなたは言った

「流れ星を見たら 何を願いますか?」

三回目に会った時

私は尋ねたかった

「流れ星を見たら あなたは何を願うのですか?」

六回目に会った時

一緒に流れ星を見た


流れ星がどこへ行ったかは知らない

あなたがどこへ行ったかは知らない





夜汽車


いつの日だったか

あなたと二人で歩いた

夜汽車の音を聞きながら

あの時から

私の一部は

あの町の夜に置き去りにされたままで





夜のひととき 


今日も

あなたがこの夜のどこかにいるから

私はうまく眠れない



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