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森の中を流れる川  作者: 高田 朔実
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桜 ほか


出会った時から別れへのカウントダウンは始まる

ついに共に見ることはなかった




夕日


夢も希望もやる気も

何もなくても

きっと大丈夫

明日もいい天気だから




北海道


このまっすぐな道も

私をどこにも連れて行ってはくれない

私の道は

私の中にしかないから




りんご


ひあたりに転がっているりんごに憧れていた

りんごの持つ幸福も喪失も知っているのは

私だけだと思っていた

本当に りんごに憧れていた

りんごが欲しくて仕方がなかった


でも あなたに会って

いつのまにかりんごのことは

どうでもよくなっていた


あれほど焦がれていたりんごなのに

むしろ あなたには

りんごのことなど知らないまま

私がりんごに憧れていたいたことも知らないまま

ひあたりで ただ笑っていて欲しい

そう思った

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