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妹宛に荷物が届いた

初めてなので温かい目で見てくれると嬉しいです!

間違いなどありましたら指摘お願いします!


それはある日の朝突然訪れた。


ピンポーン

「サト運輸でーす!いつもご利用ありがとうございます!サインお願いします!」


サト運輸は妹がネットショッピングをする時に毎回使う有名な配達業者である

この地区の配達を任されている「テツ君」は好青年でいつも笑顔な万人受けする人だ

かく言う僕も結構好きだったりする


「いつもお疲れ様です!今日暑いですねー。お茶でもいかがですか?」


「ぜひお願いしたいです!」


「ちょっと待っててね〜」


リビングの冷蔵庫に行きキンキンに冷えた麦茶を2つのコップに入れて持っていった


「どうぞ〜」


「ありがとうございます!」


テツ君は貰った麦茶をゆっくり飲み初めた


「そういえばあれ知ってますか?breaking down worldっていうvrmmoゲーム。今日発売されたゲームなんですけど、凄い人気なんですよね〜」


「あーあれね!前に桜がベータテスターしてたやつか。今日発売されたんだ〜

じゃあその持ってきてくれた荷物ゲームかもね〜」


「桜ちゃんベータテスターなんですか!?すごいですね!めちゃめちゃ人気で倍率すごかったらしいですよ!

桜ちゃん運すごいですね」


「ポチったのは僕だったな。急に部屋きてボタン押させられた」


そうなのだ

あの時はびっくりした

急におっきな音でドアが空いたかと思うとすごい顔をした桜が大きな声で「これ押して!!!!!」と言ってきたのだ


「てことは紅葉君がすごいわ……」


そうかな?自分ではあまりわからないことだからな


そんなくだらない話をテツ君としていたとき、階段からドタドタと音が聞こえた


「にぃ!荷物きた!?」


びっくりした〜

声でか!


「今きたよ〜。テツ君にお礼言ってね」


「テツ君ありがとう!!」


「いえいえ!麦茶ありがとうございました!またのご利用お待ちしてます!」


飲み終わったコップを受け取りテツ君が出ていくのを見送った


「お疲れ様でした〜」


桜はというとずっとキラキラした目で荷物を見ていた


「これでやっとにぃとゲームできる〜!」


????????


「何て?」


不思議そうな顔をしていると逆に不思議そうに聞いてきた


「だから、にぃと一緒にゲームできる〜って言った」


????????


「なぜ?」


そう返すと桜はすごくいい笑顔でこういった


「やりたいから!」


そうですか……

僕は諦めた……

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