歩いてるだけで事件に巻き込まれる異常な高校生
今回初めて小説を書いてみました!
※この物語はフィクションです。実在の人物、企業には一切関係ありません!
モアイになる夢を胸に青春を満喫している☜(自称) 高村健人[たかむら けんと]
は謎の能力...いや、悪運で歩いているだけでも事件に巻き込まれてしまうのだった...
そんな高校性 高村健人君の日常のほんの一日を小説にしてみたのだ......
20XX年、高村健人は日々モアイになる夢を胸に青春を満喫していた。
自分の席は窓側できれいな外がよく見えていた。
小鳥たちが囀り、風のそそぐ音が聞こえてくる。
そんな学校も終わり、友達の幹人と小石を蹴りながら帰っていた。
すると幹人が
幹人「コンビニで学校の課題終わらせちまおうぜ!」
と言い、自分はいかない理由がないのでとりあえず
健人「別にいいよ。」
と言い、コンビニに向かう。
コンビニの前まで来た、周りが一軒家に囲まれている古そうなコンビニだ。
小さな駐車場には車どころか、自転車が一つも無かった。
汚れており、顔を知被けるとギリギリ中が見えた。
外見に比べ内装は比較的綺麗のようだった。
幹人と一緒にコンビニに入る瞬間に、六人位乗れそうな大型の車が来た。
その車はただでさえ小さい駐車場に強引に入り、まるで他の車を入れないように駐車したのだ。
何か不思議に思ったが全く関係のない自分がいきなり口を出すのも抵抗があり、そのままコンビニ内へと足を運んだ。
と途端にその大型の車からちょうど六人のプロレスラーのマスクを被った男が出てきた。
健人はこのようなシーンをドラマなどで目にしたことがあり、なんだか嫌な予感がした。
その予感は見事に的中した。
男たちは自動ドアが開くと、長距離リレーが始まったかのようにいっせいに中へ入り、六人のうち、二人は自分と幹人に襲いかかり、手足を縛った。
残り四人は中に入ると、一人は汚れた窓ガラスに顔を近づけ外の様子を観察しているようだった。
残った三人の一人はしわくちゃの長い袋を手に向かった、レジにつくと、いかにも高校生でアルバイトをしているであろう店員に向かい
「この店にある金目の物を全てこの袋に詰めろ!」
と怒鳴った。
残りの二人はコンビニの出入り口を塞いでいるようだった。
棚や机を引きずる音が聞こえる。
自分と幹人はその光景が見える内に口をガムテープで縛った。
自分と幹人を縛った人物は体系が大きく、力で振りほどけそうではなかった。
このコンビニには店員が二人しか居なかったらしく、レジの店員を残し、もう一人の店員も縛られてしまった。
この二人の店員は高校の友達なのだろうか。
レジに向かった人物はポケットからサバイバルナイフを取り出し高校生の店員に突き付けた。
高校生の店員は同様しつつもレジのお金、そして自分の腕時計を袋に詰めた。
袋の多さに比べ全然膨らんでいないが、そんなに時間をかけるわけにもいかないのだろう。
人物はレジの金を全部詰めたのを確認するとすぐに仲間を集め自分達の拘束を解かずにそのままコンビニをあとにした。
その後すぐに警察が駆け付け、幹人と自分、そして店員に事情徴収が行われた。
自分は初めての事だったのでよくわからなかったのだが、とりあえず自分がなぜそこに来たのか学校のクラス、名前、何年何組の...
色々あり気づいたら事情徴収は終わっていた。
幹人「じゃ、じゃあまた明日な...」
幹人も初めてで疲れたのだろう。、
とてもヘトヘトだった。
とりあえず幹人とはそこで別々に帰り、自分は自宅へ、幹人は幹人の家へと帰っいていった。
健人「はぁ..今日はさんざんだったなぁ...」
大きな溜息をした。
足元に転がっていた石ころを投げやりで蹴とばした。
それが運悪い事に足のすねに当たってしまった..!!!
最初の数秒はなにが起こったのかわからなかったが、すぐに痛みを感じた。
健人「痛ってぇぇぇえええ!!!」
怪我は大したことはなく、ちょっと流血しただけだった。
場所が場所ということもあり、かなり激痛が走った。
健人は思わず跪ずいてしまった。
幸いなことに家が近かったので助かった。
健人の家は四人家族で母、父、弟、そして健人の四人家族だった。
健人がまず家に帰ると、真っ先に弟が来て、心配をしてくれた。
健人 「やっぱり家にも連絡来てるよなぁ」
わかっていた事だが少し面倒だと思ってしまった...
終わった事だし、実際何ともない、だから大丈夫だった。
弟の健太は10歳の小学六年生、無駄に勘が鋭く、足のケガには直ぐに気が付いた。
健太「兄ちゃん!足怪我してるじゃん!事件でやられたの!?」
健人「なんでそんなに勘が鋭いんだ...この傷は...そ、そう!木..木にぶつけちゃったんだよ..!!」
自分が投げやりで蹴とばした石にぶつかったなんて恥ずかしくてとてもではないが言えない...
健人「...しかし木にぶつかったなんておかしすぎるだろ!...」
自分で自分にツッコミをかました。
焦っていて思いついたのが「木」だったのだ。自分でも意味が分からない...!!!
そうこうしているうちに健太がバンソーコーと消毒液を持ってきてくれて、処置をしてくれた、手先がきようではないため、多少傷が痛んだが、これも家族の愛情だ。
と思えば耐えられた。
そうしていると、奥の部屋から母がやってきた。
母「警察の人から連絡来たよ、大丈夫だった?」
健人にとっては何度か聞いたことのあるセリフだった、
健人は以前にも警察が動く事件に巻き込まれた事が数回あったのだ。
ただ、最近は事件に巻き込まれるペースが上がっている気がするのだ。
日々意識していても巻き込まれてしまうのだ。
小学生でもなく、青い服を着てい、眼鏡もかけていないのに何故こんなに災難に見舞われるんだろうか。
最近そんな事を考えることもあった。
そんな母を受け流し、トイレに向かった。
健人「・・・」
健人は気づいたのだ、そう、誰もが一度は経験したことがあるだろう...
トイレットペーパーがなかったのだ!!!
時間をかけるわけにはいかない...トイレットペーパーは案の定ストックがなかった...
健人「かあさぁあああああああああん!!!!」
健人は叫んだ
母が何事かと急ぎ足で駆けつけてきた、健太もいるのだろう、大きな足音と歩幅の小さいかわいらしい足音がした。
健太に聞かれるのが恥ずかしいので、ドア越しにははだけに聞こえる声で囁いた。
それを聞いた母はいそいでどこかへ向かった。
おそらく物置だろう。
母がどこかへ向かったのを見ていた健太はトイレのドア越しに
健太「兄ちゃんどうしたの?」
健人に尋ねる。
健人「あ、足をつっちゃったんだ...」
さっきから自分の言っていることが意味わからな過ぎて自分でも情けなくなる...
すると母が駆け足で戻ってきた、健太は健人の声を聴くなりリビングへおやつを食べに行ったらしい。
母からトイレットペーパーをもらいようやく地獄から天国へと解放された。
次は晩御飯だ...今日も色々ありすぎて一日が終わった気分だ。
さすがにこれ以上災難はないだろう...
今日の晩御飯はドリアンだった、金属のスプーンでドリアンをすくう
もちろんちゃんと冷ました....
口に運ぶ、その時は唇に触れなかったため、直接口内へと運んでしまった。
その時...一瞬寒気を感じた。
途端に口が一気に熱くなる。
俺は大声で叫んだ。その後...
口は大火傷だった...氷を口に入れた.....
どうやら仲間で完全に冷めていなかったらしく、とてつもない熱、激痛が口内を走った。
何や神田で風呂の時間になり、健人が一番風呂だった。
一番風呂とはなんだか気分がいい。
キレイで透き通っていた。
自分はシャワーを浴びるとすぐさま湯船に飛び込んだ。
暑かったが我慢できないほどではなかった。
最初はこんな感じだろう。
自分は一日の疲れがたまっており、とても眠くなった。肘を出し、軽い睡眠につこうとしていた。
その時くしゃみが出た。全身がビクンとなる。と、その時肘が何かボタンを押したことには気が付かなかった。
そのまま健人は軽い眠りについたのだった...
数分後~
目が覚めた。いや、全身汗だらけだった。急いでお湯の温度を確認すると、目を疑った。
お湯の温度が48℃だったのだ。
このままでは脱水症状になってしまうと焦った俺は急いで湯船を飛び出した。
足がついた先にはヌルヌルの石鹸があった。
健人は勢いよく頭を地面に...頭が落下した先は奇跡的に湯船だった。
助かった...と思ったが...ゆぶねは高温度、健人は一瞬にして湯船から顔を出し、しりもちをついた。
そのまま数分失神してしまったようだ。
目が覚めると、健人は地面に座っていた、浴槽に背中くっつけていた。
すぐさま手で顔を拭いた。手には石鹸の泡がついており、目にしみた。
雑に髪の毛、体を洗い終えると風呂を後にした。
すると母が
母「やけに長かったね...なにかあったの?」
心配そうに尋ねてくる。
健人「ちょっと寝てただけだよ...あはは..じゃあ俺もう寝るから...」
と言い寝室に向かう。
健人の寝室は二階だった。
寝室につき、ようやくベッドに潜る。
健人「あぁ...やっと一日が終わる...一日で三日位体験した気分だ。思い返せば色々あったなぁ...」
よほど疲れがたまっていたのであろう。
目をつむって一分もしないうちに健人は深い眠りについたのだった...
お気づきだろうか....
学校の課題をしていないのだぁ...
翌朝...
きゃぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああ!!!!!
一話 ~完~
今回初めて小説を書いてみました!これからももっと違うジャンル、物語を書いていけたらなと思います!
意見などありましたら是非コメントお願いします!
今後ともよろしくお願いします!