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機械じかけの悪魔  作者: キョウカ
CHAPTER UPDATE - 帰還編 -
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第三十五話 - Type of Nabob in Scarlet

「へぇ、君が成功個体のNタイプか」


「見た目は他の失敗個体のほうが強そうだよな」


「ほら、両腕を上げて」


 少し薄暗い無機質な部屋の中。

 様々なロボットアームが装備を組み立てていくのが間近で見え、俺の隣では数名の研究スタッフが雑談をしながら身体調整を開始していた。


 前に置かれたモニターには俺体内のシステムや強化装置の状況がびっしりと表示されていた。俺が昔、開発ブロックにいた頃はここまで先進的なものはなかったんだよな。

 まるでSFの世界だ。これが技術の進歩……。


「じゃあ、今から装備を整えよう。君も全くドクター・サキシマの目に付けられて大変だな」


 スタッフの一人が本当に同情するような目を俺に向けながらタブレットを操作する。

 ロボットアームが装備一式を組み立て終えたのか、それを俺の目の前まで持ってきた。

 それを確認したスタッフは装備を俺の身体に取り付けていく。


「あの……こんなに重装備である必要があるのか?」


 装備内容はまるで……なんか化け物の退治にでも行くんじゃないかってほどだ。

 防弾チョッキはもちろん、身体の至る部分にプレートを取り付けられる。

 そして腰には何本もの戦闘ナイフ、一本の軍刀。加えて銃なんか、拳銃一丁とアサルトライフルを一丁。手榴弾などに、その他色々。


 クライミングワイヤーや頭部を衝撃から守るためのエアバッグ装置まで首周りに装着させられる。たしかにNSは強いけど、こんなの見たら怖くなるわ。


「Nタイプは力で押す系統だろう? だったらこれくらいの重装備でも問題ないだろ」


「いや、そういう問題じゃなくてさ」


「ま、これで装備は大丈夫だ。マガジンもそこに入れた。行ってこい」


 俺がまだ納得できるような説明も受けてないってのに、彼らは俺を黄色い正方形の枠に立たせる。地面が小さく揺れたかと思えば、自分の立っていた部分が上昇を始めた。

 どうやらこれ、エレベーターみたいなやつなのか。


《戦闘訓練 ケースC224 開始します》


「うぉお……まじかよ……」


 シールリングからの声が聞こえた頃、俺は完全に地上……というのもおかしいが戦闘が行われるであろう場所に出ていた。それ見るなりに俺は驚きの声を漏らしてしまう。

 なんせ俺の目の前に広がるのは本物の街のようだったからだ。


 建造物はブレシア帝国のものを真似ており、大通りに繋がるようにいくつもの小道が広がるのも帝都のそれと似ている。要するに、帝国での戦闘を想定したものか。

 辺りは暗く、街頭がチラホラとついていた。


「だけど……やっぱり作りもんだよなぁ」


 感じる風は帝国で感じたものとは違う。ここは送風機で生まれるビル風しかないし、湿度や温度だって人工的なものだ。全てが完璧すぎて、全てが綺麗過ぎる。

 ここにある使い込まれたかのように老朽化をさせた建物だって人の手によって作られたものだ。強烈な既視感と共に感じるのは、違和感だった。


《情報を受信。この戦闘訓練では実弾などの殺傷能力がある武器を使用します。また、相手のネームタグは訓練のため不可視となります。よって、戦闘相手の位置は探れません──》


「ちょっと待てよ、これ実弾なの……?」


《ユーザー、訓練は開始しています。最悪の予測だとユーザーが死に至る可能性があります。細心の注意を払ってください。まずは基本、物陰に身を隠してください》


「そ、そうだよね。こんなので死んだら洒落になんねえよ……軍曹にもなってないのに」


 くっそ、せめてメグミからもうちょっと説明があればもう少し準備ができたってのに。

 まずは視界に入る周辺をシールリングにスキャンさせて、大まかなマップを制作する。

 撤退したりする時にはマップがあればかなり有利だ。


 だが逆に考えればユイナだってマップを作れるはずだ。

 しかもこちらのシールリングよりも精度の高いものを……。

 だとしたら隠れるのも難しくなりそうだ。


「──!?」


 色々と考えているところ、何かが小さく崩れる音が聞こえたような気がして振り返る。

 今たしかに、小道の方から砂がこぼれ落ちるような音を聞いたはずなんだが。

 しかしそこには何もなく、ただ街頭にユラユラと薄く照らされる床があった。

 やっぱり気のせいか……。


『お兄ちゃん、軍曹になりたいんだ』


「──へッ!?」


 反射的に全身を捻らせてまた後ろを向く。

 そして同時に視界に入った”影”に鷲掴みをしようと片腕を振り下ろすが──消えた。

 まるでそこには何もなかったようで、自分の幻覚ではないのか?と疑いそうになるほどだ。しかし辺りに散らばった粒子のようなもの、これってノイズエネルギーの……


「隣でーす♪」


 冷や汗を流し、背筋が凍る。

 喉の渇きを異常なほど感じ、横に視線を向ける。

 そこに、いた。NS-014 ユイナの姿があったのだ。彼女からの香り、周りの風の味、自分の装備から匂うオイル。その全てが神経を刺激させる。


 迷わず銃を構え、それを敵性個体である彼女に向ける。


「死んだりしないよな!?」


《撃ってください、ユーザーが殺されます!》


 シールリングの叫ぶような忠告に歯を食いしばり、引き金を引く。

 ダダダッ──と続くマズルフラッシュと銃声が絶え間なく辺りに響き、俺はクライミングワイヤー射出装置の取り付けられた左腕を後ろに向ける。


 ワイヤーは後方にあるビルに食い込み、それを確認した後すぐにワイヤーを巻く。


「やっぱり来やがった!!」


 ワイヤーに巻かれながら俺は地上に両足を擦りつけながら高速移動をするが、砂埃で包まれていた前方からユイナが飛び出す。

 腕を交差させて顔をガードして飛び出したユイナだが、口元は完全に笑っている。


 装備はまるで軽装。戦闘ナイフと拳銃を腰に挿した以外に目立つようなものは装備しておらず、まるで戦う気がないようにみえる。

 しかし、単純なスペックもあるが……その軽装備のおかげでユイナはとんでもないスピードでこちらに接近している。


《このままでは追いつかれます、ユーザー。敵の行動にも演算が間に合いません》


 シールリングは先ほどからすごい発熱で、膨大な量の予測を出そうとしているが、どうも向こうの計算に追いつかないようだ。要するに敵はこちらの演算速度以上の判断を繰り出しているということだ。

 このままだと確実に殺される。ユイナの動きは完全に殺しに来ているものだ。

 向こうがまだ拳銃も何も使わないのが幸運すぎるくらいだ。


 敵のスペックがこちらを遥かに上回るのが現状。これでは正面からじゃ絶対に勝てない。マニュアルではこんな方法は記載されてなかったが、ユイナの行動がまったく予測できないのならば試すしかない……!


「NS-014の行動予測は諦め、代わりに視界に入る全ての情報をポップアップしろ!」


《しかしユーザーに処理できるような量では──》


「いいから命令に従え!」


《YES──ポップアップ開始します》


 シールリングの声と同時に一気に頭痛が来る。

 流れ入る情報が脳を圧迫するようで、それと共に視界が埋まるほどの情報が羅列されていく。ユイナの足を見る、こいつそろそろ飛びついてくるな。


 後方を見て、さらに新しい情報を集める。

 今度こそは神経が焼きちぎれる。あまり長時間、この状態は保っていけなさそうだ。

 ワイヤーの向かう先、そして自分の体勢を見る。


「シールリング、ポップアップ中止だッ!」


 頭痛がなくなったのと共に、すぐに左腕を強く引く。

 そしてワイヤーの鉤爪を解除し、食い込ませていた後方の建造物からワイヤーを一瞬で左腕の射出装置まで巻き戻した。


 いままで身体を引っ張っていたワイヤーはもうない。

 代わりに身体が一気に引き上げられ空高くまでふっ飛ばされる。

 それに少し遅れてユイナが俺に飛びかかろうとするが、間一髪でそれから逃れる。


「めっちゃ飛ぶじゃねぇか」


 ヒューヒューと耳元を空が切り、どこまでも上昇していくようだった。

 そして俺は見渡す──鋼の天井で包まれた帝国の街並みを。これを見ると、あのアイリス・ベルヴァルトを思い出す。


 口論しながらも共闘してきた彼女はミーネルヴァで相変わらずボッチライフをエンジョイしてるのだろうか? とは言え、今は口調だけは可愛いユイナに殺されかけてるんだけどな……。


《ユーザー、攻撃態勢に入ってください》


 次には落下が始まる。すぐにライフルのマガジンを入れ替え、先ほど頭に叩きこまれた情報を頼りに地上のある部分に向かって大量の銃弾を撃ち込む。


 ユイナは走りながら石造りの大通りを破壊している。

 よって色々な配管が剥き出し状態だ。あとはこの帝国の街並みがどこまで精巧に再現されているかに賭けるしかない。


「よし、ビンゴ!」


 幾つもの配管が一気に破裂して、そこから水飛沫が吹き上げられる。

 耳を裂くような破裂音と大量に降り注ぐ水にユイナが面食らって振り返ったその瞬間にライフルの照準器を覗き込んで──


「痛ッ──!」


 ユイナの食いしばった悲鳴が聞こえた。

 肩に二発は当たったようだ。すぐにクライミングワイヤーに鉤爪を装着し、それをユイナに向かって発射する。


 帝都での戦いの際、シエラに使った方法だ。

 ワイヤーの鉤爪がユイナのすぐ近くまで届いたその時、突然ワイヤーが緩む。

 落下しながら、俺は何事かと目を凝らすと……。


「さっすがお兄ちゃん〜」


「まじかよ……」


 ユイナは鉤爪ごとワイヤーを掴んでいた。

 そしてその掴んだ腕が勢い良く引かれると、俺の身体もユイナの方向へと引っ張られていく。このままだと逆に俺が相手に身体を抑えられる!


 すぐにワイヤーを切断しようと、左腕の射出装置に手を触れた瞬間だ。

 俺の視界に黒髪の少女が一瞬にして入ってきた。

 時が止まったように俺と前にある瞳は視線が交じり合い、向こう側が何か微笑んだと思った瞬間。


「ぐっ──うぉおおお゛!?」


 頭を鷲掴みされ、そのまま地上に叩きつけられる。首周りに取り付けられたエアバッグが作動し、展開されるもののユイナの繰り出す衝撃に耐えられず盛大に破裂する。

 辺りに立ち込める火薬の匂いとユイナのシャンプーの香りだろうか? それがなんとも言えなかった。


 なんとか両腕で頭部の直接ダメージを避けたが、身体が全く動かない。

 そしてゴロンッと転がされるとユイナの足が胸に置かれる。


「お兄ちゃんに勝ったら、どうやって自慢しようかな〜♪ うーん」


「ざけんなッ!」


 もうアサルトライフルはどっかに落としたようで、すぐに腰から戦闘ナイフを抜く。

 それを俺の上に四つん這いで覆いかぶさるユイナの脇腹に一発見舞った後に、膝に、そして最後には肩に突き刺してから飛び上がる。


 ユイナから距離とり、頬についた返り血を袖で拭く。


「痛っいなぁ……」


「こいつやべぇんじゃねぇか……?」


《はい、治癒細胞の出力がこちらの何十倍も上です》


 ユイナはとんでもない量の蒸気を発していた。

 それに伴う熱は近くにいれば火傷しそうな温度で、すでに距離をとっている俺でさえ顔をしかめそうだ。


 彼女の傷は目に見えて塞がっていき、ハァハァと荒い息を出す割には表情は余裕そうだ。そして俺を見ると、腰から拳銃を抜く。


「──バーン?」


 ユイナが首を小さく傾げてそう呟くと、引き金が引かれた。

 拳銃の弾の軌道は単純だ。シールリングのポップアップする退避ラインに沿って身体を捻らせて避けるが……。


 瞬間、もう一つの発砲音。

 え? と思った瞬間には何かが左足を撃ち抜いていた。

 そして体勢を崩したのを見計らってか、また複数弾がいくつも自分の血肉を引き裂いていく。


 俺が痛みで顔を歪めると、今度は腹に大きな衝撃が走る。

 視線を動かすとそこには俺の横腹に回し蹴りをするユイナがいた。

 ハッと息を呑んで歯を食いしばった瞬間──突然ユイナの蹴りがさらに加速する。


「──ぐぁああッ!」


 段階的な加速と、動く度にユイナから発せられる衝撃音と風圧。ユイナ周辺が高温に感じられるのも考慮すると……まさかノイズエネルギーを電力に変換なんかしないで直接使ってるのか? 蹴る、殴るの動作もノイズエネルギーの反発力で加速させてるとかなのか?


 しかし、今はそんなのどうでもよかった。

 地面に全身を鞭のように叩きつけられると、血反吐が口から溢れ出る。

 衝撃による反射で顎がガクガクと震えて止まらない。このままだと泡を吹きそうだ。自分の顎を思い切り拳で殴りつけて、震えを止める。


「くそッ! 遠慮ってもんを知らねぇのかよ!」


 網膜ディスプレイには次々と損傷レポートが表示され、すでにいくつもの骨が折れているのがわかった。もうシステム解放しないと厳しいか?

 石造りの床に叩きつけられた俺は痛みで悲鳴を上げる身体を無理やり立たようとする。

 しかし足が言うことを聞かない。ガクガクとしながら立ち上がれない。


《ユーザー、すでに限界です》


「わかってる!」


 負傷していない右腕でなんとか身体を立ち上がらせてから両足で体を支える。

 そしてすぐにシールリングを前に突き出すと声を上げた。


『ノイズ・システム──Nタイプ解放』


 金属的な声が発せられ、身体中の配線が青白く輝き始める。

 全センサーがフル回転で動き、強化装置の出力が普段では考えられないように上昇を始める。共に治癒細胞も蒸気を大量に発しながら治癒を加速させる。


「すごいすごい〜。じゃあ、私もそろそろ本気をだすべきかな?」


「…………」


 無言で鋭い視線を向こうに向けている俺だが、内心では「マジかよ、まだ強くなるのかよ。勘弁して下さいよ……」と考えているところだ。

 少しずつ後ろに身体を移動させ、距離をユイナから取っていく。

 いつでも逃げられるようにルートを考えないとヤバイかもしれない。


『ノイズ・システム──NSタイプを解放します』


 短い間、静寂が続いた。

 しかしユイナが首を小さく傾げた瞬間、衝撃が走る。


「うッ──」


 大きな衝撃波がユイナを中心に放たれ、一瞬吹き飛ばされそうになる。

 頭をあげるとそこには白銀の光を全身の配線で輝かせていたユイナがいた。

 左目は紫色に輝き、彼女の周りには様々なプログラムコードが飛び散っている。

 頭上では0と1で構成されたコードが円陣の形で回転している。一見、天使のようだ。


 両手からはバチバチとノイズエネルギーそのものが放出されているようで、今までの生体兵器とは全く性質が違う。見た目からしてこちらを圧倒していた。


「ちょっと……それズルくね?」


「でもこれ、基本的にはNタイプをベースにしてるからなぁ。お兄ちゃんも真似は出来ると思うけど」


 ぜひともあんな姿で無双とかしたいものだ……。

 俺が本気で羨ましがっていると、ユイナは表情を変えて目を半開きにする。

 指を口元に当てて、肩をこちらに向けるとこう言う。


「例えば──」


「んッ──!?」


 何か光の粒子が飛び散ったかと思えば、気づくと俺はユイナの下にいた。

 ユイナは前屈みの体勢で俺の上にいて、手で俺の口を塞いている。

 後頭部をまた地面に叩きつけられたようでズキズキと傷んだ。


 俺の青白い配線とユイナの白銀の配線の光が交じり合い、異様な光を発していた。

 そんな中、ユイナの顔が近づいてくる。そして耳元で、


「こういうこと、とかね?」


「あ゛ああぁあ……!!!」


 バキッと嫌な音と共に網膜ディスプレイに損傷が表示される。

 そして一気に広がる左腕からの激痛、すぐにフル稼働の治癒が始まるが時間がかかりそうだ。痛みで意識でさえ揺らいできた。


 だがパワータイプであるNタイプだって負けるわけにはいかねぇ。

 こっちだって成功個体だ。


「うわっ!」


 ユイナの声を無視して、怪我した腕をお構いなしに動かす。

 彼女の身体を押し倒した後に顔を地面に叩きつける。それを何度も繰り返し、ユイナの顔面の骨格を破壊する勢いで叩き続ける。その度に火傷しそうな蒸気がユイナから噴出されていた。


 鼻血が出てるようだが、それでも力を緩めずに腹に蹴りを入れた後にナイフで手の筋をえぐろうとした時だ。ユイナの配線の輝きが一際強くなり、そして赤く変色する。

 突然の変色に驚いた俺は、ユイナを押さえつけようとするが彼女との間に大きな反発力が加わる。何かの破裂音が聞こえたかと思った次の瞬間──


《全センサーに異常発生。オートマチックシステムに問題が起きたようです》


「は!?」


 視界に大きなノイズが起き、瞬時にオールマニュアルに切り替わる。

 システムが死んだから、俺が人力で強化装置の操作をしろってことだ。

 そんな事態、俺の一生の間で起きたこともなければ聞いたこともなかった。

 まさか……と思い一つの可能性が頭をよぎる。


「てめぇ、対生体兵器の機能を…………」


 俺がポツリと言うと、ユイナがニッコリとしてから目にも留まらぬ速度で俺を蹴りあげる。身体がふっ飛ばされてるのに、網膜ディスプレイには何も表示されずにただただ落下する。


 地面に身体が触れる直前に上空からユイナが現れ、衝撃波とともに地面ごと陥没させながら俺を叩き込んだ。

 そしてユイナが拳銃を俺の首に当てると、ニコッと笑う。


「はい、ユイナの勝ち」


 網膜ディスプレイに『N-102 活動限界です』と表示されたのを最後に、身体は全く動かなくなった。

※本来、生体兵器は「対魔術師用」なので、魔術師と戦ったほうが強いです。

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