科学環境庁の企み
MinakoGarciaは、2073年の下北沢に行ったが、自分の日本名である美名子となっていたクローンにコンタクトしたが、もともとクローンだし自分で動かないので、MinakoGarciaがコントロールしたのであった。喫茶店のママの話を聞いて、高橋は営業で亜紀奈はもういなくって、布裕美は病院にいることを知ったのであった。そして、2061年は亜紀奈にコンタクトしたが、亜紀奈はクローンではなくて、人間なので自分で動くので、コントロールはできないのであったが、亜紀奈となって、高橋とのデートをしたのであった。ここでは、高橋は技術者であることを知った。そこで、この過去で動いた時間は、2202年では0であったので、時計が止まっていたのであった。MinakoGareiaは、2073年の高橋の状態はおかしいと思った。すでに、ロジャースとのことを敵と思っており、高橋のことを愛しているのであったが、だから、ロジャースの陰謀により高橋が悪い状態となっていると決めつけているというわけではない。
MinakoGareiaは、交通事故だったが、高橋が悪いのではないのに、仕事が変わるなんておかしい、と考えたのであった。そして、小山内と話したいと思い、電話したのであった。
「小山内さん、こんにちは、高橋さんの環境がおかしな状態になっていると思ています。まず、会社のやり方がおかしいです。あの会社は高橋さんの友達が社長をやっているはずです。なのに、技術から営業にかわるってどうしででしょう。高橋さんはとても優秀な技術者でした。」
「Minakoさんん、そこですね、高橋が技術者のままだと、テクノクラートには都合が悪いことがあったようだ。あと、ロジャースのことですが、美名子クローンにコンタクトしたとき、ロジャースは老人のクローンにコンタクトしていたのでしょう。それぞれは2202年の時間の止まった時間は違っているので、時間を同期することができないので、過去の同じ時間で同じ場所に行くのは難しいはずなのに、なぜ簡単にできたのか、ということが問題です。」
「小山内さん、あの時、私は時間を同期するようなことは何もやっていません。ロジャースが私に何かを着けたもしていませんでした。まあ、何かあるかと考えると、カレッジリングがお揃いであったという事ぐらいです。」
「その話は、電話では難しいので、後からやりましょう。それより、Minakoさんの問題があります。」
「何ですか、小山内さん。」
「高橋博士と会うのは、これ以上はダメですよ。いまなら、夢と思って記憶できるが、これ以上高橋と会うと、夢とならなくて、多重記憶となってしまうからです。」
Minakoにとっては、そう簡単に諦めることはできないことである。ロジャースは自分を使って、高橋から亜紀奈を奪った。自分からはパパを奪った。そして、自分の心を奪った。もっとも嫌な男であり、高橋も自分の心を奪ったけども、愛をもらったと思っているのであった。今後も、高橋と一緒にいたいと思っているのであるから、ダメと言われてもそうはできない話であった。
それよりも、カレッジリングが本当に、時間を同期するシステムなのか、調べようとしているMinakoであった。そもそも、科学大学での卒業式でカレッジリングをもらって指にはめたあとは、誰も触っていない。そうなると、カレッジリングが問題なら、科学大学が問題であるという事になるのであった。でも、自分は何も言われていない、テクノクラートと何かをやれなんて話を聞いたことはないのであった。科学環境庁がテクノクラートと何かをしていると思うのが妥当だろう。そして、MinakoGareiaの父はクローンの事で関与していたはずであったし、ロジャーズから殺されたと思われるのであった。
「2202年に戻りましたが、何もいいことがないわ。小山内さんがいるだけです。小山内さん、これから、研究所の事務に行きます。Smithさんに、父と仕事した人がだれかを聞いて、父の死のことを調査しようと思っています。」
「Minakoさん、相手がもし犯人だったら、危ないですから、私も行きます。事務所にいて下さい。」
小山内は、Minakoが危ないことをどんどんやってしまうだろう、これからは、一緒にいないと危ない、と思っていた。クローンである小山内は、表街道を歩けないのである。このままでは、研究所に入ることはできないので、IDをなにかつくらなくてはいけないのであるが、その時間がない。自分のことはどうでもよいと決めたのであった、Minakoが危険なことにならなければそれでいい、自分の命が止まってもよい、と決めたのあった。
MinakoGareiaは小山内を待っていられなく、一人で研究所の事務所にいったのであった。
「Smithさん、父のことを調査したいです。父は病気でした、病院ではそういわれた。脳溢血と言われのですが、違いますよね。」
「MinakoGareiaさん、お父さんの病気は脳溢血ですね、そうカルテには書いていました。」
「Smithさん、違うと思っていたのですが、そうですか。じゃあ、脳溢血ですねぇ。そうしたら、なぜ、脳溢血になったのかということを考えましょう。仕事に関係があると思います。父が倒れたときに、一緒にいた人がいるはずです。教えて下さい。」
「じゃあ、彼を教えましょう。MinakoGareiaさん、内部情報なので、私から教えてもらったと言わないでね。彼は日本人ですね、荒骨さんという人です。クローンの技術開発を一緒にやっていた人です。」
MinakoGareiaは、研究所のクローン開発部に行った。
「私が、Arahoneです。荒骨洋介といいます。あなたは、MinakoGareiaさんですね。」
「すいません、私の父とどんな仕事をやっていたのでしょうか。何か父がおかしいことを言ったりしませんでした。」
「Garciaさんは、途中からやめようといっていました。そのあとに、病院にはいったので、自分の病気のことを知ってかと思っていました。Minakoさんのことは聞いていましたし、病院であなたを見ていましたよ。でも、ちゃんと話す時間がなかった。あとから、政府の人から、彼女とあうなと言われた。」
「Arahoneさん、父は病気のことは言っていませんでした。仕事で何かあったと思っています。お父さんの病気が、なぜ突然なったのかを調査してみようと思っているのです。誰から殺されていたかもしれません。」
「MinakoGarciaさん、お父さんの調査は、もうやっています。それが、世界政府がやっているんです。私たちが開発していたクローンの研究の問題よいうよりも、Garciaさんがある事やっていて、これが問題あったようです。」
「Arahoneさん、ある事、ですか。クローンがテクノクラートに取られたことですね。」
「相手がよくわかりません。そのテクノクラートという言葉は、調査AIが言っていました。あなたが知っているということは、Garciaがなにかをやっていたという事ですね。」
「違いまう。ある人からテクノクラートのことを教えてもらいました。あ、もうすぐ、ここに来ます。」
「Minakoさん、調査AIは小山内という名前も出していました。この人が鍵であるようです。小山内という人が、犯人をわかるという事になっていました。しかし、この人はアメリカにはいません。日本には同じ名前はいますが、関係する人はいませんでした。そして、政府の人でる小山内さんという人がいました。でも、この人は世界政府を作ったときの人で、2100年くらいにいた人です。家族データでは、奥様が布裕美さんで、子供がいたと書いていました。」
「ええええ、小山内さんって、本当に昔の人となのですね。じゃあ、いま生きているって人のは、人間ではないという事ですね。」
「Minakoさん、どうしましたか、小山内さんって知っていますか?アメリカにはいません。IDがありません。どこかで、聞いたことがあるのですか、その人は違い人ですね、名前を偽っている人ですね。その人はMinakoさんから情報を取ろうとしていますね。お父さんを抹殺した犯人でしょう。危ないですね。」
そうじゃないのは、MinakoGarciaは良く分かっていた。もともと、後で教えてくれると言っていたのを覚えていた。あの小山内さんは、どんな人なのかをちゃんと聞かないといけない。2100年くらいの人で、クローンなのかもしれない。
MinakoGarciaは、まず、小山内が犯人という方向になると、世界政府の調査が無駄になるので、早く方向を変えないといけないとおもった。
「Arahoneさん、犯人はロジャースかもしれないので、彼を調査してください。世界政府の人に伝えてください。」
「今は、私は世界政府の人になっています。」
「そうですか、じゃあArahoneさん調査してください。ロジャースは人間ですが、テクノクラートと一緒にやっていると思われます。テクノクラートという黒幕はいます。これを調査してください。」
「MinakoGarciaさん、よく知っていますね。こんな事を何でよく知っているのですか。これは世界政府の機密内容ですよ。この話をするのは、機密機関の人じゃないとダメです。黒幕については、世界政府は公表していません。」
Minakoは、もう父のことの調査をしてくれていたのがありがたいと思ったが、世界政府が入って来たということは、とても大きな調査なのだと思ったのであった。
「じゃあArahoneさん、私も機密機関に入りたいですね。二つの技術、シナプス・パターン・リビルダと、クローンを融合したことが問題という事になりますね。」
「はい、そうです。そして、技術の融合を人間とテクノクラートでやっていることが最も重大な問題という事になります。でも、テクノクラートの存在が分かっていないのです。」
「お父さんは知らなかったはずです。知らなかったので、死んだんです。」
「MinakoGarciaさん、科学大学を卒業した人が多く関与しています。科学大学と科学環境庁の動きを調査しなくてはいけません。」
「Arahoneさん、そうですね。私は、ロジャースから、過去に行かされたのです。私はクローンとして動かされていました。」
「そうだったのですか、怖いことをされたのですね。では、機密機関に入ってください。機密機関は、いまのところ3人だけです。そして、あなたで4人です。」
ArahoneがMinakoに怖いことをされたと言ったが、Minakoとしてはとても良かった事となるのであった。もちろん、やったことは危険だし、テクノクラートに渡す何かことであったが。高橋と会えたのは良かった事となっていた。
さて、小山内が研究所に来たのであった。今のIDをもっていない小山内は、昔のやり方で、研究所に入って来た。掃除する人になって、その人のIDを取ってきて入って来たのであった。
MinakoGarciaが事務所に行ったら、掃除をする作業服を着たままの小山内がいたのであった。この人は誰なのか、人なのか、そして、テクノクラートを敵と思っている人だ、というところまでは分かっているが。
「小山内さん、あなたはどういう人なのですか。高橋さんのことを父と言ったり、政府の仕事と言ったり、布裕美さんを娘といっている。」
「Minakoさん、ずっとこのことを、ちゃんと話したいと思っていたのですよ。」
「小山内さん、あの小山内さんと同じですか?2100年に世界政府を作ったあの人なのですか?」
「Minakoさん、、なぜそれを知っているのですか。」
「小山内さん、これからお話ししてくれますよね。Arahoneさんを呼んできます。」
「そのArahoneって誰かな。」
YousukeArahoneが事務所に来た。
「小山内さん、この人は日本人です。荒骨洋介です。」
「小山内さん、Arahoneです。あなたはIDが無いのでしょうか、システムでは検索できませんでした。2100年くらいに、人間としていたはずですよね。あなたのことは、システムでは取れないし、あれだげ凄いことをやっていたのに、データがないってどういう事でしょうかね。」
「ああ、テクノクラートたちが私のデータを消したのでしょう。世界政府では、テクノクラートと戦うことはできないのでしょうね。そんな力はもうないでしょうね。」
「小山内さん、世界政府は確かに力はありません。それで、今、世界政府に機密機関が出来たのです。さっきまで3人でした。今は、4人になっています。Minakoさんですよね、ハハハ。」
「そうですか、では、私と私の環境のことを、話しましょう。まず、Minakoさん、なつこ、あきな、ふゆみ、はるみ、というキーパーソンを頭に入れてください。なつこ、島田奈津子は、テクノクラートが2020年に送った機械に遭遇した人です。高校生だったのですね。愛していた滝沢春彦が奈津子を助けたのですが、春彦は死んでしまった。でも、人工授精で春彦と結ばれて、子供が出来ました。それが、亜紀奈さんです。彼女は2031年に生まれたのです。2062年に高橋博士と結婚したのです。ここは、Minakoさん、の方が良く知っていますよえ。それで、布裕美が2065年に生まれったのです。2090年に私と結構したのです。2089年にMITで彼女を見ったのが初めでした。」
「小山内さん、本当に、あの小山内さんなんですね。」
「私は、2089年には、MITに入っていました。そこでは、星の動きを研究していました。ワープの研究でした。でも、研究で出来たのは、星のワープの話ではなくて、時空跳躍理論でした。我が親友であり、師匠であったケインズがこの理論を使って、人類を助けたのです。」
「小山内さん、時空跳躍理論は大学で勉強しました。でも小山内さんの名前は出ていなかったと思います。人類は、過去を変更させられたのですね。」
「私は、世界政府を作る前に、テクノクラートに殺されたのです。そして、クローンとなり、テクノクラートとの決戦をしました。あの時のテクノクラートは全滅しました。でも、またテクノクラートがここに、出てきた。どうも、未来には何かあるみたいですね。私は、クローンでしたが、2201年には、クローンがちゃんと動かなくなったので、今年に、二代目のクローンに売移ってのです。」
「小山内さん、分かりました。じゃあ、機密機関の5人目になってください。Arahoneさん、それでいいでしょう。一番適任者ですね。」
「Minakoさん、いいですね。そうしましょう。」
「さで、では、次の話をしますね。高橋博士のことです。2073年には、ノーベル物理学を取った人です。いい男であることは、Minakoが一番知っていますね。ただの電子工作オタクではなく、天才的な回路設計のセンスを持ち合わせており、入社後はヒット商品である超音波シロアリ駆除システムに始まり、自動車の超精密バックセンサーシステムなど次々とヒット商品を開発した人です。徳井電子工業は安い電子基板の下請けメーカから超音波センシング技術を中核とする高周波振動制御技術をコンシューマ製品に応用する世界でも有数の高度センシング技術メーカへと急成長したのである。」
「小山内さん、分りました。それで、高橋さんは2073年に家族を亡くすように、テクノクラートは過去を変えたのですね。ノーベル物理学を取った人となると、変更できないからでうしょうね。そして、高周波振動制御技術があとから人間が使うようになると、テクノクラートが困るということでしょう。」
「Arahoneさん、そんなに簡単ではないと思います。今のテクノクラートがだにをしようとしているのか、そして、科学環境庁がどう絡んでいるのかということを、聞かないといけない。もちろん、教えてくれませんがね」
テクノクラートの陰謀を調査するのが重要である。YousukeArahoneとMinakoGareiaは、二人とも科学環境庁の人間であるし、研究所の研究員である。MinakoGareiaはすぐに、やりたいことを言ってきた。
「ねえ、私とArahoneさんで、スパイとなって入りましょう。私は、シナプス・パターン・リビルダの開発員ですから、ロジャースと一緒に研究をやろうと持ち掛けようと思います。Arahoneさんはクローンの開発員として、やりましょう。」
「いい話ですが、無理なことはやらないでください。二人とも、命が大事ですから。」
二人は、小山内の話を聞かないで、すぐに研究室へいったのであった。
MinakoGareiaは、研究室にいるロジャースと話を始めたのであった。
「ロジャースさん、先日は、2073年に行きましたね。次はどうしましょう。私ができることがあれば、何でもやります。二人でどんどんやりましょう。」
「おお、Minako。そう言ってくれるのは君しかいないし、君と一緒に仕事をやりたいですよ。」
な
「ロジャースさん、私もです。一緒に仕事やりたいです。そして科学環境庁の中核メンバーとなりましょうよ。早く、二人で中核メンバーになりたいです。」
「Minako、そうですか、やりたいみたいだね。じゃあそうしましょう。でも私は、中核メンバーにもう入っている。Minakoを入れるか、話してみよう。」
「そうなんですか、やっぱりロジャースさんは凄いですね。すぐに私も中核メンバーに入れて下さい。ロジャースさんと二人で、たくさんやりたいです。」
ロジャースは逆に、Minakoのことは上手くいった、と思ったのであった。ロジャースは(今は、クローンとコンタクトできるのは、俺とMinakoしかいないからな。一緒にやる、というかっこうをしていれば、Minakoはクローンとコンタクトやるだろう。まあ、そこで死んだりしても、それならそれ。)と思っていた。ロジャースは、ハーベス長官のところに行って、Minakoの話をしたのであった。
「ハーベス長官、MinakoGarciaがクローンとコンタクトやるといってきました。うまくいきますよ。」
「ロジャース、上手く行けるな。しかし、あのクローン研究室長みたいに、突然死んだら困るよ。いろんな手を打たないといけないんだよ。」
「わかっています。計画が終わるまでは、死なせないです。ハーベス長官さん、クローンをやるには、クローン研究室長が必要だが、死んだか誰かをつけないと。」
「判っているよ。ロジャース、クローン研究室には、Garciaと一緒に研究していた若者がいただろ、彼奴をいれるのさ。彼奴は同期より早く室長になるなら、頑張りますって言っていたのさ。」
「ハーベス長官、分りました。YousukeArahoneですね、彼奴を組織の幹部に入れましょう。うまくやれば、クローンとコンタクトする人間を一人プラスになりますね。」
ハーベスの部屋の隣の部屋から、YousukeArahoneが入って来た。
「ロジャースさん、私がYousukeArahoneです。先ほどから、ハーベス長官と話していました。で、今、ロジャースさんが言っていたことですが、俺をクローン研究室長にしてくれる、ってことですが。でしたら、即お願いします。もう、ロジャースさんによい仕事をやります。」
先ほどの二人の話を聞いていたので、MinakoGarciaのお父さんを殺したのは、この二人であると確信したYousukeArahoneでした。そして、テクノクラートのことを聞き出したかったのであった。(組織と言っていたが、何をやる組織なのかを調査しよう。二人の話では、俺はその組織ってのに組み入れられたようだし、幹部にいれてくれるようだ。)こうして、MinakoGarciaとYousukeArahoneは、テクノクラートの組織に入っていったのであった。
二人は、テクノクラートの組織会議に入っていた。その会議で、テクノクラートがやろうとしていることが何かというのがわかると思っていた。
ハーベス長官から、新しい二人の組織メンバーのことを話した。まず、二人はお互い見たことなく、どんな人かも知りません、という顔をしており、スパイと思われないようにしていた。
「MinakoGarciaです。シナプス・パターン・リビルダの開発員です。」
「YousukeArahoneです。クローン研究室の室長であります。」
と、挨拶をした。そして、会議にいる人の顔を全部チェックしたのであった。全部といっても、5人であった。そのうち二人はわかっていますので、残り3人の調査となりました。この3人は、MinakoGarciaが調査し、YousukeArahoneは、何をやろうとしているのか幹部の仕事から調査しようとしていた。
表向きの話では、世界政府が技術力をかさに、各国の政治に入ろうとしているので問題としているのであった。そして、アメリカの技術力を見せつけて、アメリカの政治は自分であるようにする。そのために、科学環境庁が中心となり、技術開発については、科学大学と一緒にやります。という話にするようだった。
しかし、裏向きの話では、テクノクラートの話となるはずであった。MinakoGarciaとYousukeArahoneはハーベス長官はテクノクラートだと確信していた。ハーベス長官は、話がヘタであるし、裏向きの話には興味がある顔になるのであった。さて、テクノクラートたちが何をやろうとしているのか、そして、そのためにどうするのか、段取りを教えてもらおうと思っていた。MinakoGarciaが発言をした。
「まずわたくしは、過去に入って、クローンにコンタクトします。もちろん、クローンをコントロールできます。それで、過去の何時にしましょう。そして、何処にしましょう。」
ロジャースが、段取りを話し始めた。
「おいおい、Minako君、まあそんなに急ぐな。先日は、2073年だったが、次は2020年。場所は同じ下北沢だ。ここでは、ある女子高生が病気になっており、そして死んでしまうのだ。しかし、生きているかもしれないという、おかしい場所があるのだ。過去のおかしいところをちゃんとするのがミッションだ。」
ロジャースが言っているのは、島田奈津子のことであった。彼女を助けたのは、滝沢春彦と小山内栄二である。島田奈津子が死ななかったことで、正しい過去になったのであった。人類はテクノクラードから支配されることがなく、2202年まで人類として生きていたのであった。
テクノクラードは、人類を支配するために過去を変更しようとしていたのであった。そして、過去を変更するとしても、小山内が助けった島田奈津子がキーなのであった。二人は、小山内に調査した情報を渡したのであった。
「わかったよ。テクノクラードは、まだ人類を支配したいと思っているのか。だから、奈津子の子孫を殺していこうとしてしたのだな。それでもテクノクラードは人類を支配できなかった。だから、子孫ではなくて、大本である奈津子を殺したいと思っているってことだね。人類を助けるために、まずは、テクノクタードと科学環境庁の計画を阻止しなくてはいけない。そして、この2202年にいるテクノクタードであるクローンを排除し、過去を変更されたところを、元に戻そう。」
小山内だちは、調査は終わった。MinakoGarciaのお父さんのこともわかった。機密機関は、これからテクノクラートを排除できるだろうか。