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第二話 下北沢パラドックス  作者: 波多野 成一郎 (前田智彦)
第1章 止まったままの時計
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止まったままの時計

 MinakoGarciaは、小山内のところに毎週来るようになっていた。小山内としても、娘が出来たものであり、嬉しい毎週となったのである。クローンになって生きることに、意義は何もなかったし、政府の仕事も意味がないように思っていた小山内でした。家族をすべて亡くし、生きる意味がないなかで、Minakoという娘ができたのである。


「小山内さん、おはよ~う。日曜日で~す。」


「おお、Minakoさん、待ってたよう。」


小山内は、生きることがとてもいいことになってきていたのであった。そして、Minakoが生きているこの世界を守りたいと思っていた。テクノクラートから人類を守ると、決めたのであった。


 Minakoが、2073年の記憶をどうやって取ったのか、なぜ、Minakoだけができたのか、なぜ、高橋の記憶なのか、

という疑問があった。まず、研究所にはシナプス・パターン・リビルダの研究員がたくさんいたのに、なぜ、MinakoGarciaなのかということ。ロジャースがMinakoを愛していて、二人だけの記憶を作ろうと思っていたのか。ロジャースは愛しているMinakoを元気にしてあげたくて、高橋を亡くなったMinakoの父として見てもらおうと思っていたのか。そんなわけがない。しかも、高橋の過去が変わっているのであった。これは、とてもおかしい話である。小山内は、ロジャースがMinakoを愛しているから、何かして上げたいということではないと思っていた。ロジャースは、Minakoの彼として、良い男ではないと思っていた。


 過去にクローンを作っておいて、そのあとから、二人で記憶を取りに行っていた。小山内は、Minakoに、ロジャースは良くない男であると、話そうとしていた。


「Minakoが取った高橋に関する記憶なんだけどね。これがおかしいのだよ。記憶を取るだけなら、シナプスの記憶を転送分子にコピーすればいいはずです。」


「それは、記憶に私が美名子となっていたこと、ロジャースがいたこと、の意味ですか。夢にしては、とてもリアルでした。でも、とてもおかしいところもあった。それは、美名子という私の名前の子がいたということ。そして、ロジャースのような人がいた。そして、二人は科学大学のカレッジリングをつけていました。」


「そうです。だから二人はクローンとなって、そこにいたのです。記憶だけなら、二人は2073年にいる意味はないです。だれか、そこにいる人の記憶のデータがあれば、それでいいのですよ。データがあればシナプス・パターン・リビルダには十分であるはずです。」


「はい。記憶のデータがあればいいのですが、犯罪者に2073年の高橋さんの記憶なんか、いらないです。」


「Minako、ロジャースはMinakoを愛していると思えないよ。何かをやっているため、Minakoが必要だったようだ。」


「そうね、ロジャースは、最近は私のことはどうでもいいようです。あした、ロジャースと話します。」


さて、月曜日になると研究所に行き、MinakoGarciaがロジャースと話をしてみた。ロジャースは、MinakoGarciaに、高橋の記憶の話はMinakoの夢の話であるといった。そして、ロジャース自分は過去に行ってないと、Minakoに言ったのであった。


「ロジャースさん、私は夢の話をしているのではないです。ロジャースといて、カレッジリングを見たのです。」


「MinakoGarciaさん、もう話はやめてくれ、意味のない君の夢の話だ。」


そして、二人の話を聞いていたSmithさんが、後から、MinakoGarciaに話をしてきた。Smithは研究所の事務の人であり、MinakoGarciaとは話をしたことがない人であった。


「すいません、Smithです。MinakoGarciaさんですよね。先ほどね、あなたとロジャースが話していたことですが、とても気になることがあるのです。」


「MinakoGarciaです。Smithさんですね、事務の人ですね。なにか気になることがあるのですか。」


「はい、あなたのお父さんの話と同じことを言っていたのです。Garciaさんが生きていた時です。ロジャースと話ていたとき、あなたが言っている事と同じことを言っていました。Garciaさんは、記憶にはロジャースと彼がいて、カレッジリングをしていた、と言っていました。」


「どういうことですか、父がロジャースと研究をしていたというのですか、ロジャースから何も聞いていません。」


「MinakoGarciaさん、お父さんは、研究に必要な人だったようですよ。研究するのではなくて、研究をやるために、お父さんのなにかが必要だったようです。」


 MinakoはSmithスミスの話を聞いてから、愛していたロジャースが自分とつきあうようになった理由が分かったのであった。愛してくれていると思っていた自分が情けないと思い始め、父の死に関与しているかもしれないと思うようになった。(小山内さんを話ができるようになって良かった。ほかには私には何もない。夢で高橋さんにまた会えるかな。)とMinakoGarciaは思っていた。MinakoGarciaは、高橋を好きになってきていた自分を変わっていると思った。





 MinakoGarciaは高橋と会うには、クローンにコンタクトすればいいのだ、と思った。コンタクトのやり方を考えてもらうため、小山内の所に行った。


「小山内さん、あの夏の下北沢に行ったとき、私は美名子という名前でした。Minakoという名前は、日本では美名子と漢字になるのですね。」


「Minako、それが問題です。Minakoという名前は、美菜子、美奈子、いろんな名前がある。美名子というのは、もともとMinakoのお母さんが決めた名前でしたよね。これをしっている人しか、できないことです。知っている人は、お父さんしかないです。つまり、クローンを作ったのは、お父さんかもしれない、ということです。」


「小山内さん、父がロジャースと研究をやっていたと言っているのですか、スミスさんは研究は一緒にはやっていないはず、と言っていました。」


「Minako、もし、ロジャースがクローンを欲しいと思っていて、お父さんが違う研究でクローンを開発していたとしたら。ロジャースは、お父さんからクローンを取り、そして、高橋博士の元に送ったということも考えられる。」


Minakoも、お父さんが関係していると考えてるようになっていた。


「小山内さん、クローンとコンタクトする技術を開発したのは、たぶる父さんでしょう。だから、テストデータの中に、美名子という名前が入っていたのでしょう。でも、私がコンタクトする必要があるのですか?ロジャースだけでいいし、二人としても私である必要はないでしょう。」


「クローンとコンタクトするには、まずDNAが同じでないとできないのです。お父さんは、MinakoからDNAを取り、クローンを開発したのだと思う。そして、ロジャースのDNAを取り、新しいクローンを作ったのであろう。新しいクローンが2073年でちゃんと動いているかを調査するために、美名子をMinakoがコンタクトしてもらう必要があったと思われる。」


「そうですか、私を使ってクローンとコンタクトすることが必要だったのね。やはり、愛じゃないね。」


「愛じゃないね、もっと問題があるかもしれない。ロジャースのクローンが出来る前にお父さんは、いなくなっていたのではと思う。だから、Minakoを使う必要があったと思う。」


 Minakoは、2073年にいたロジャースのクローンのことを考えていた。そして、あのクローンは、止まったままの時計を見ていったのを思い出したのであった。


「小山内さん、あのとき、ロジャースは、止まったままの時計を見ていました。何か、止まっていることに意味があったようです。」


「なるほど、そういうことですか。クローンとコンタクトして、2073年で動く時間は0となる。だから、こちらではちょっと寝たと思うような時間となるということです。2073年では、ロジャースは、コーヒを飲んだだけではないからね。高橋博士とその周りの人の歴史を変更するために、長い時間いなくてはいけなかったのでしょう。」


 MinakoGarciaは、クローンとコンタクトし、もう一度、2073年の美名子になることを考えていた。しかし、小山内から、違うやり方を教し得てもらったのである。


「Minakoさん、美名子クローンとコンタクトするのは、とてもダメです。何度もコンタクトすると、今のMinakoの記憶となってしまい、Minakoの頭には、多重記憶となってしまう。」


「じゃあ、違うやり方がありませんか。もう一度、高橋さんに会いたいんです。とても好きな人です。」


「Minakoさん、2073年で自分として動くのは大変です。そうでなく、2073年にいる、人とコンタクトする方が、危険もなくて、簡単にできるものです。ただ、この場合は、コンタクトした人をコントロールはできません、記憶を二人で作るというものになる。コントロールするためには、クローンが必要なのです。」


MinakoGarciaは、亜紀奈にコンタクトしたいと思うようになった。そして、二人で高橋の記憶を作るということをやりたいと思っていたのである。


「高橋さんが愛している、亜紀奈さんにコンタクトしたいです。どうしても、もう一度、高橋さんに会いたいのです。」

「2073年では、亜紀奈さんは死んでしまうので、コンタクトした後で、死んだ記憶を持つことになるので危険です。」


「小山内さん、それでは、2073年ではなくて、高橋さんと亜紀奈さんが初めて会ったときに、行きたいですね。」


「Minakoさん、それは2061年です。でもどこでかは、わかりません。細かい話は聞いたことがありません。」


Minakoは、すぐに、小山内を連れって研究所に戻ったのであった。そして、ロジャースには何も言わなくて、部屋に入っていたのであった。そして、2061年の亜紀奈にコンタクトしようとしていた。小山内は、Minakoがコンタクトしている間、そこにいて、ロジャースに見つからないように見ていたのであった。





 2061年のことである。高橋が善光寺をお参りしている時であった。仁王門の横で突然、高橋は話しかけられたのであった。Minakoと亜紀奈からであった。


「あの、戒壇巡りというのはどちらで出来るのでしょうか。」


「ああ内陣の奥で、、え。」


高橋はこの美しい女性に一瞬言葉を失った。勝手に運命を感じ、案内だけでなく、戒壇巡りのエスコートまでかって出た。善光寺の戒壇巡りとは、床下の真っ暗な回廊を巡り中程に懸かる本尊とつながれた錠前に触れ、秘仏の本尊と結縁を果たすというもので、往生の際お迎えに来ていただけるというありがたいものなのである。とはいえ、真っ暗な中での男女二人、下心丸出しの高橋の提案を見ず知らずのしかも美しい女性がうんと言うはずはないのであるが、何をどう思ったのか、亜紀奈は、こう言った。


「え、よろしいのですか、ぜひお願いします。戒壇ってほんとうに暗いって話ですけど。高橋さん、ずっとお話ししていてくださいね。私暗いのが本当にダメなんです。」


善光寺の本殿にあがり、入場切符を買うと、二人は内陣の横の戒壇の入り口へ進んだ。


「キャ、あ、ありがとうございます。」


高橋の手が亜紀奈の手に触れた。


「キャ、あ、すいません。」


高橋の手が亜紀奈の肩をいたわった。


「やっぱり怖いです。このままで。」


高橋の手が亜紀奈の肩から離れそうになるのを、亜紀奈の手が引きとめた。次の瞬間、


「ゴツ」


「あ、いったぁい。」


亜紀奈さん大丈夫ですか。


「怖いです。」


といって、抱きついてくる亜紀奈。やわらかく豊満な胸のふくらみが高橋をはっとさせた。薄化粧からは化粧品のにおいはしない。そして香水ではない、石鹸のかすかな香りが高橋を余計に惑わせていた。戒壇巡りのちょうど真ん中あたりまでくると、錠前のような取っ手がある。


「これだよ。」


「え、どれ。」


二人は手を取って触った。


「願いが叶うのかなぁ、じゃあ、また高橋さんとお会いできますように。」


「え」


亜紀奈はなんども高橋を驚かせた。そのあとも暗い道はつづく。暗いところを怖がる亜紀奈は手を前にだして探りながら、


「はなれないでね。」


を繰り返している。


「大丈夫ですよ。ついていますから。」


「高橋さん、ありがとう。」


亜紀奈が突然振り向いた。高橋の手が亜紀奈の胸を押し上げた。


「あん。」


高橋は、


「あ、ゴメン」


といってさっとはなれた。


「あ、高橋さん、どこ。」


「あ、すいません、ここです。」


「いやだ、はなれないで。」


そういって、高橋の声の方へ近寄っていくと高橋の手を強く握って言った。


「怖くってもう、こんなにドキドキです。」


そういって、亜紀奈は高橋の手を自分の左の硬くなった乳房に押し当てた。


「ね、ドキドキでしょ。」


「あ、ああ、そうですね。」


振り払うように高橋はべづのドキドキであった。戒壇巡りを終え、外に出た。高橋はまずは謝らなければと思った。亜紀奈が先に、ちょっと恥ずかしそうに、


「すいません、ご迷惑をおかけしました。」


「いえ、私こそ、さっきはすいません。」


高橋は謝ったつもりであったが、


「え、さっきって?」


「あ、いや、その。」


「あ!」


亜紀奈は真っ赤な顔をして、


「いやだ、いいんです、気になさらないでください。あの時はしかたがなかったの。」


ちょうど、地元のぐるりんバスという巡回バスが来たところで、高橋は参道をバスで下りながら、長野駅のすぐ横のホテルまで亜紀奈を送っていった。高橋は新幹線で東京に戻ると、亜紀奈にメールを送った。答えはすぐに返ってきた。


「ありがとうございました。後で考えたら、とても恥ずかしいことばかりでした。ごめんなさい、今日のことは忘れてくださいね。」


期待はずれなメールであったが、やっぱりという予想通りの結果でもあった。


「ええ、大丈夫ですよ。今日は楽しかったです。それじゃあ。」


送信ボタンを押したあと、ふうっと溜息が出た。(忘れてください、ということで、終わりなのかあ。どうせ、彼氏と喧嘩でもしたのだろうな。)と高橋は一人つぶやいた。左の胸にぽっかりと穴があいた感覚に襲われた。


 入社9年の中堅とはいえ、すでに課長代理となっていた高橋である。特別な彼女はいなかったが、それなりに遊んだりはしていた。くっつきそうでふられたりしていたのであった。


「まあ、あれだけいい女なんだから、そうだろうな。」


すぐに気を取り直すと、高橋は携帯でとった彼女とのツーショットの写真を眺めていた。消去しようと思ったが、もう少し、彼女のことを自分の思いでのなかに留めて置きたくて、そのまま携帯を閉じた。無理に寝ようとしても寝られるものではなかったが、いつの間にか外は白みかけていた。なんとなく無力感に襲われながらも、出社するとちょうど会社につくあたりに以外なメールが届いた。


「高橋さん、昨日は失礼なメールをごめんなさい。忘れて欲しいのは、あの時の事だったのです。とても恥ずかしかったので。信じて欲しいので、今度一緒にお食事に付き合っていただけませんでしょうか。ご返事お待ちしております。 亜紀奈」


極めて事務的な文章であるが、内容はかなり大胆である。初めて会って食事に誘っているわけである。それでも、高橋は、銀座のレストランに予約を入れた。


週末、彼女と高橋は本当に夕食を楽しんでいた。MinakoGarciaも高橋を好きですから、自分とデートしているように思っていたのであった。銀座では、高梨と亜紀奈とデートしているが、高橋とMinakoGarciaがデートしている状態でもあった。


「悟さんって、意外です。こんなに楽しい方だったなんて。」


「いやあ、そんなんでもないですよ、技術ガチガチ人間です。」


「その技術って、さらっといっちゃうところがもう、すっごいと思います。ステキです。」


とりとめもない会話を楽しんだあと、もう少し、時間ありますか。


「あ、すいません、ちょっと門限があって。今日は失礼します。わたしからお誘いしたのにすいません。次は私がおごりますから。」


「じゃあ、おごってもらう日は決めてもいいですか。」


「あ、そうですね、とても大事なことですね。高橋さんは、ちゃんとしていますね。来週の土曜日なんかどうですか。」


「え、土曜はちょっと会社の会議があって。」


「あら、そう、休日出勤なんですか、じゃあしょうがないですね、また連絡してくださいね。」


「え、い、いやいいんです。土曜日の11時に横浜でどうでしょうか。」


会社の会議というのは、高橋のチームでやる重要会議であったが、勝手に亜紀奈とデートの時間を決めた高橋であった。


 土曜日は確かに開発会議であった。マネージャとして出席しないわけには行かないのであるが、早々にチーフに代理をお願いした。


「え、課長が出ない、って、そんなことあるんですか。だったらデートぐらいしかないですね。」


「あ、いやあ、そんなんじゃ、、、ないんだよ。」


「いやあ、デートでしょう、課長が仕事より優先するってのは、よっぽどの女性じゃないとありえませんから。」


「そんなんじゃないんだって、いまのところは。」


「でも、かなり脈ありなんでしょ、がんばってくださいよ。みんな応援しているんですから。あ~あ、社内で何人が泣くかなぁ。」


「おいおい、へんな噂をたてるなよ。」


「冗談ですよ。みんな早く彼女紹介してほしいって想っているんですから。」


 土曜日には、高橋と亜紀奈は、象の鼻公園で会っていた。横浜でのデートであった。


「結婚してくれないか、亜紀奈。」


急なプロポーズだったので、亜紀奈は黙っていた。高橋の顔を見ないままになり、振り返ろうともしなかった。しまった、と高橋は思った。


「あ、あのね、あの、、、返事は、今じゃなくてもいいから、考えといてくれたら、嬉しいなって思って。亜紀奈、ねえ、怒った?」


高橋は、悟のプロポーズを聞いてから振り返ろうとしない亜紀奈の、正面に回りこんで、亜紀奈に謝ろうとしていた。


「ごめん、へんなこといっちゃって。」


亜紀奈はアイシャドウが涙で黒い線になっていた。したたり落ちるほどの涙を浮かべながら、精一杯の笑顔でこたえようとしていた。


「ありがとう、悟さん、ありがとう。本当に嬉しいの。本当よ。ずっと一緒にいられたらって思っていたの。これで会えなくなるんじゃないかって、それだけが一番怖かったの。」


亜紀奈の涙は、本心からの涙だった。泣きながら笑っている亜紀奈を、悟は大事な人だと確信した。





 MinakoGarciaは、高橋は自分が思っていた男だと考えていた。そして、このままここにいたいと思っていた。しかし、過去の人間にコンタクトするのは、長い時間はできないのであった。


MinakoGarciaが美名子となって、2073年に行ったときは、高橋は東洋軽金属に勤める、冴えない営業マンであった。しかし、2061年では、都内の私立大学を主席で卒業、博士課程への進学を教授から強く勧められたにもかかわらず、大好きな電子工作に夢中になり、バイト先の電子回路会社である徳井電子工業で研修中の二代目と意気投合し、そのまま就職してしまったという状態であった。なぜ、この10年に何があったのか。

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