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ゲーム脳は悪なのか?

「お疲れさん、野田さんはキルゾーン知ってたって事は色々ゲームとかやってるん?」

 俺は一息入れている野田に話しかけた。

「そ、そうですね。こういうタワーディフェンス系のゲームやら街作り系とかもやってたので。」

「そうなん?すげえな。俺はもう年なのかゲームやる気力がなくて動画勢になってもうたけど。」

「僕は、い、家では勉強勉強の毎日で、お、親に隠れてゲームをや、やってたんですよ。」

 しどろもどろになりながらも答えてくれた。

「めっちゃわかるわ~。俺も色々やってた。RPGとかセーブするまで粘ったりとか。」

 俺は笑いながら言う。

「い、今はクイックセーブとかこ、攻略サイトとかあるから、す、すぐに隠せられて。」

「そうなん?めっちゃ便利になったんやなぁ。俺ん時は口コミとかで裏技知ったりとか自力で何とかせなあかんかったからなぁ。」

「ぼ、僕もなるべく自力で効率良く進められる方法を考えるのは好きだから。それにこういうのもゲームとして捉えてどうやれば効率がいいのか考えるのが好きで、城での訓練でどう学べばいいかやるのが楽しくて……」

「わかったわかった。」

 よっぽど好きなんやな。まぁ判らんでもないわ。俺も仕事中、時間見てどれだけ効率よく動いてサボ……休憩できるかRTAをやったりしたからなぁ。

「確かにゲームやとそれでええかも知れへんけど今はリアルで下手したら死ぬ可能性もあるから気ぃつけんと。」

「そ、そうですね。安全も考えないと。」

「あぁ、俺は戦う力がないから余計に、な。だから知恵を絞って色々考えんといかんのよ。んじゃ、踏ん張っていこうや。」

 俺は野田と別れ、ゴブリン達の元へ行った。


 ボコとバタはキルゾーン作成の為に土壁を作っていた。

「ワイス~。お疲れさん、頑張ってるな。」

 二人に声をかける。二人も挨拶を返してくれた。

「今度の戦い、あんたらと同じ種族と戦うことになるけど、ええんか?」

「それは、しょうがないですよ。こっちにつくと決めたから。」

「……そうか。せやったらなるべく傷つけないようにするわ。それでも襲ってきたらその時はしゃ~ないと思ってな。」

 申し訳ない気持ちもあるが自分たちが生きるためだ。


 その後、ガルドの所へ行き、魔法について確認した。

 とりあえず拡声魔法を使ってもらう。そして、スキル【情報共有】で村人たち全員に作戦の手順を伝えた。戦える村人にも備えてもらう。魔物たちが来るのが目視で確認できたのは数時間後だった。

【情報共有】 申し送りなどで必要なスキル。当日休んでいる人にもこのスキルがあれば伝わるやろうから便利よね。大体次の日とかその情報を言わなかったりとかで聞いてない人がいたり(何回、えっ?聞いてないんやけどってなったか。)そういうのがなくなるが話を聞いていない人には通用しない。(変に制限あるな。)

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