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なかなか先に進めねぇ

 俺は貸し馬屋に来て店主に挨拶をし、交渉をした。

 馬単便の方が安いし早いが道中何かあれば自分の身は自分で守るしかない。

 馬車は乗り合いになるので護衛が馬車を操縦するが馬単便より遅い。値段はそれぞれ、一日馬単便が銀貨5枚。馬車が乗る人数によるが一人だと大銀貨1枚-最大四人で銀貨2枚だった。

「じゃあ、馬単便で。でも向こうに行った後、馬はどうしたらええのん?」

「うちはこの国のいたる村や町に貸し馬屋を展開してるからそこに返してくれればいいよ。それはそうと、馬は操れるのかい?」

 俺はステータスオープンで改めて確認してみる。

 乗り物操縦士(馬、馬車のみ可)

 と書かれたスキルを見つける。うすうす思ってたけど元いた世界の資格とかこっちで一応反映されてるんやな。運転免許証が乗り物操縦士で二輪が馬、四輪が馬車か。

「大丈夫やでポニーからデカい馬まで行けそうやわ。」

「なんだそれ。まぁ、いいや。それじゃ銀貨5まいな。それと何も持ってないというか変な格好だがそれで大丈夫か?」

 え?変?改めて自分の服装を確認するとジャージを着ていた。いや、俺としては動きやすいし、問題はないが。そうか、食料か。それにそれを入れるリュックもいるな。

 俺は金を払い、馬は後で取りに来るから、と食料市場やカバンを売っている店を紹介してもらった。

「ありがとやで。ここの人たちは優しい人が多くて助かるわ。」


 早速、カバンと食料を買いに向かった。


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