アラウネの蜜は美味しいの?
ジュンが馬車でやってきた。もちろんソニアも一緒だ。
「ワイス~。ジュンさん。買い物するからなんかいい蜜が手に入る所ない?もしくは持ってへん?」
「ワイス~。って何だよ。この挨拶は。」
と挨拶を返したところで笑いながら聞いてきた。ゴブリン族の挨拶という事を伝える。
「あいう~。」
遅れてソニアも挨拶をしてくれた、勿論、笑顔で返して頭を撫でた。
「蜜を何に使うのさ。」
「アルケニーの生地と交換しようかと思ってね。」
「あぁ、なるほど。それだとアラウネの蜜が一番いいぞ。なんでもママの味というキャッチフレーズがあるからね。」
それなんてミ〇キーだよ。確かに甘くて濃厚で美味しいけど。植物の蜜だとちゃうやろ。
「そうなん?持ってない?」
「あいにく売るほどはないねぇ。採取するのは簡単らしいけどなかなか逢えないからねぇ。」
「そうなんかぁ、残念。でも情報ありがとやで。ゴブリン達におやつ渡すからお菓子頂戴。」
俺は金を渡した。ソニアがお菓子を渡してくれる。どうやらお手伝いもしっかりとできているようだ。前より明るくなったようで何より。
「この辺だと多分南の湖の近くにいるかもしれないねぇ。」
「そうなん?」
「水場の近くの日当たりのいい場所だったり、森の中だったりとバラバラだけどね。ただ、気を付けなよ。なんかフェロモンみたいなもので誘惑されたり蜜を直接飲むと虜になったりと色々あるらしいから。」
ジュンはニヤニヤしながら話してくれた。怪しいが気にしない気にしない。
「ともかくありがとうやで。後、布用の染料とかない?」
「それなら次回までに仕入れておくよ。」
「わかった。助かるわ。」
俺はジュンたちと別れ、ゴブリン達におやつを渡しに行った。ゴブリン達は喜んでくれたので良し。ついでにゴブリン達にも聞いてみるか。




