介護する方も疲れるねん
俺はフーッと息を吐いた。今まで黙っていたソフィアは心配そうに見ていた。
「疲れたか?」
「せやね。こっちも色々気を使ってやってるから。効果を急いてもしゃ~ないねんけど。」
「あまり無理をするなよ。」
「メンタル系を治すのは時間がかかるからゆっくりやるわ。それでも完全には治りにくいけどな。」
薬物療法とかなら多少効果はある事もあるけどな。リスパダールとかセレネースとかないしな。
「それより、ソフィアの方は大丈夫なん?介護は慣れてきたやろうけどこういうのは慣れへんやろ。」
「いや、勉強になる。自分にもいかせられる可能性もあるしな。」
「そうか。それやったらええんやけどな。」
俺はソフィアがたまに夜中にフラッシュバックを起こして何かしてるのは知ってるから何とかしてやりたいけど。詳しい事は話してくれへんのよなぁ。まぁ、自分の嫌な過去を話すのは誰でも嫌やろうし、俺もあるしな。
「なんかあれば頼ってくれてええからな。」
「ユーシも頼りないかもしれないが頼ってくれ。」
「めっちゃ頼ってるで~。おじいの介護とか助かってるし、他にもいろいろと。」
二人して笑う。なんかええな。こういうの。
さて、ゴブリン達の様子も見なければ。忙しいな、ホンマ。でもなんか充実してる気がする。
俺はソフィアに女性の様子を見るのと何かあれば伝えて欲しい、ゴブリンの様子を見てくるわと伝え別れた。




