今日はもうお疲れさん
その後、解散して早速、日常品と食料を持っていった。家の中に入るときれいになっていた。
「え?めっちゃ綺麗になってるやん!掃除してくれたん。ありがとやで。助かるわぁ~。」
早速褒めて伸ばす。ゴブリン達は人間に褒められたのが初めてで固まっていた。
俺は説明をする。人間は自分にとって得になる事があればお礼をする種族であり。それが恩となりお返しに相手が特になる事をする事を伝えた。中には悪い奴もいる事も伝える。ゴブリン達はうんうんと頷いていた。
日常品と食料を渡し、今日はとりあえず好きにしてもらっていいからゆっくりしてくれ。と伝えた。アセスメントで確認したが不安と期待が入り混じっているようだった。少しでも安心できるよう、俺もしばらくはここで寝泊まりすることを伝え、寝具を取りに戻る。
道中、ジュンとソニアに逢った。
「今日は色々ありがとな。だいぶ助かったわ~。無理してたやろうけどよう頑張った。ホンマありがとやで。」
俺はソニアの頭を撫でながら感謝を伝える。
「こっちこそ、無茶言って悪かったね。少し打ち解けたようでよかったわ。」
俺とジュンはふふっと笑いあう。ソニアは照れていたがひと笑いが終わった時に顔を上げ、
「あいあおー(ありがとう)。」
と俺たちに言った。ジュンはソニアを抱きしめる。
「ようやく喋れるようになったんだね。良かった。ほんとに。ソニー。」
確かに一度もコトバは聞いたことはなかったがジュンは涙を浮かべながら抱きしめていた。ソニアはあうあうとした感じで戸惑っていた。
後から聞いたがソニーって呼ぶのはソニアが言いにくいから愛称でソニーと呼んでいるのだった。
俺はそっと離れて寝具を持って、ゴブリンの家に行き、ゴブリン達が少しでも安心と信頼ができるよう寝食を共にするのだった。




