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ありきたりな展開

 俺は気が付くとどうやら神殿らしき場所にいた。周りには数人の神官に日本人だろうか?ブレザーを来た男が二人、女性が一人いた。おそらく高校生だろうな。彼らも状況は分かっていないようだった。

「勇者召喚成功だ!」

 口々に神官の声が漏れ聞こえる。

「よく参った。わしはこの国の王、アルヴィオラ・ハウシュタット・オーウェン・ハーヴェン・クロムェル……」

 いや、長い長い。覚えられるか!お前はピカソか。

 かいつまんで話を整理すると、この世界はセレスティアと呼ばれ、この国はアルヴィオラ。隣国シルヴァラクの魔王ドゥランを倒してほしいと。それで勇者召喚なるものを行った。そこで呼ばれたのが彼ら三人でどうやら俺は巻き添えという形でここに来たらしい。……まぁ、ええけど。

 次におなじみ職業チェック。

 まず、割とイケメンであろう天王寺(てんのうじ) 颯太(そうた)と呼ばれた少年から。結果は剣士だった。

「剣士。ステータス的にクラスチェンジすれば勇者になれる素質はあるようです。」

 神官が王と天王寺に説明した。

 次におそらく将来は美人になるであろう阿倍野(あべの) 星羅(せいら)と呼ばれた少女。

「回復士。将来的には聖女までなれる素質があるようです。」

 うん、ベタやな。そして次の名前は今宮か寺田か?

 最後はインテリ系クール男子(偏見)であろう野田(のだ) (いわお)と呼ばれた少年。

 って、ちゃうんか~い!!そこは合わせへんねんや。そして名前見た目と違っていかついな。

「魔術師。賢者か魔導士になれそうな気がします。」

 おい、最後願望じゃねーか!


 そして俺の番が来た。

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