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更に財源に繋がる?

「ユキさんおる~?」

「はーい、いらっしゃい。」

 おったわ。俺はユキさんに口臭について何か洗口液みたいなものを作れないか聞いてみた。

「そうですねぇ。薬草とハーブを煮詰めたものを水で少し薄めてうがいと胃が荒れていたら胃薬を用意しますね。」

「こういうのはあまり需要ないん?」

「あはは、そうですね。あまり自分では意識できないですから。」

 まぁ、そうだよな。ってことは、口腔ケアの方法も教えていかなあかんか。

「洗口液と胃薬にミント系の爽やかな香りを付ける事は可能なん?」

「それぐらいでしたら大丈夫ですよ。」

「それを量産することは?」

「今はまだ難しいですねぇ。ほら、薬草畑がそんなに大きくないので。」

「じゃあ、とりあえず一人、いや俺の分も含めて貰ってもいい?」

「わかりました。それでは作りますね。」

 早速テキパキと薬草とハーブを選び、一つは煮詰めて、もう一つは粉砕していった。俺は待つ間暇なので聞いてみた。

「もし作業の邪魔になったらごめんやけど、薬草畑が増えたら嬉しい?管理大変になりそうやけど。」

「そうですねぇ。まだまだ素材が足りない物や育てたい物があるので広がるなら嬉しいですねぇ。」

 ユキは手を止めずに答えてくれた。仕事の出来る人はすごいな。

「わかった~。村長に相談してみるわ。んで、管理に人手が入りそうならできそうな人に声をかけてみるわ~。」

 俺は出来上がったものを受け取り、代金を払いお礼を言って家へと戻った。

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