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日本人には過酷な状況?

 夜になり、お手伝いさんが作ってくれた料理を食べる。麦粥を一口。良く言えば素材の味が活きている。悪く言えば、麦を水で茹でただけ。調味料はなし。おばあちゃんの味か?ってかお手伝いさん、お婆さんやん。え?今まで老老介護やったの?

「粗末なものしか出せず、すまんの。」

「あっ、ええよええよ~。気にせんで大丈夫。」

 どうも食糧の問題もありそうだが日本人としては食事が貧相なのはキッツイ。何とか我慢して食べた。

 ただ、無言では食べにくいので今の村の状況を聞いてみた。どうやら、最初は国が援助して開拓を始めたが途中で打ち切られ、どこにも行けない者達が残って何とかやってきたらしい。

 ガルドは国が責任を放棄したので好きにして良いと公約を得たとの事で何とか発展させようとしていたが現状の有り様である。


 問題は寝る時にも発生した。布団に入るも建物の隙間から風が入ってくる。今はまだ寒くはないがもし寒い季節があるなら改善しなければ下手すりゃ凍死するんちゃうか?

 そして、俺は豆電球を点けっぱなしで寝ていたので真っ暗なままで寝るのは怖かった。ビビり待ったなしである。幸い、簡易窓から見える月?が明るく照らしてくれていたのでまだマシだったが静かすぎて隙間風の音や遠くに聞こえる獣の声が気になる。せめてゆっくり解説動画を流しっぱなしにできる環境にしてくれ。あれはいい睡眠導入になるんや。


 衣食住全てに問題があるとすれば、まずは食から何とかせねば。俺がおいしいものを食べるために。俺はそう誓いながら何とか眠りについた。



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