1章 目覚め
ドキドキしてます!
矛盾だらけかもしれません……(゜o゜;;
すみませんーーー!
《名前を入力してください………サラ》
《利用規約に同意しますか?……はい》
《Now loading………》
ワタクシはラナーサル・ヴィラン。
〈イマカラ、サリウス様二チョッカイをダスオンナヲイジメ二イク。〉
《サラは職員室にサリウスに案内してもらい、礼を言う。》
「サリウス様、優しそうな人だったなぁ。仲良くなれたらいいなぁ」
「お待ちになって。」
「あなたは……?」
「4大公爵家のうちの1つ、ラナーサル家のラナーサルヴィランですわ。まさか、知らないと?」
「いえ、あの……すみません!!」
「まぁ、よろしくてよ。貴方聞くところによると、庶民の出だとか。これだから、教養のないものは。」
「すみません……あの、なんの御用でしょうか?」
「あら、そんなに堅くならなくてよくってよ?私は貴方と友……?いえ、忠告しに来たの。」
(私、今何を言おうとしたのかしら?……私?ワタクシじゃなくて?いえ、何を考えているのかしら。)
「忠告?……私が何かしてしまったのでしょうか?」
「貴方、サリウス様を素敵な殿方だと思ったのではなくって?」
《選択肢》
→いえ、思っていません!
→少しだけ……
→ええ、とても素敵な方でした!
「ええ、とても素敵な方でした!」
「サリウス様は、ワタクシの婚約者ですの。あまり、近寄らないで、いただける?」
《選択肢》
→近寄るななんて、そんな……
→友達になりたいだけです!
→貴方に言われる筋合いはありません!
「友達になりたいだけです!」
「貴方が、サリウス様と友達なんて……寝言は寝ていいなさい。では、ワタクシ自ら貴方に貴族のマナーをおおしえしましょう。覚悟なさい。」
《プログラム消化完了。》
精進します!