2章 変化
「では、頂きましょうか。リニックとオリバーもサーブはいいから一緒に食べましょう?素人が作ったものだから、冷めたら美味しくないもの。」
「「……仰せのままに。」」
なに?その諦めきった表情?たしかにあり得なかったことが続いたけども!
……その菩薩の表情やめなさいっっ!
「ディリアス、味はどう?」
「……………」
「美味しくなかったかしら?」
無言で返されて、不安になってきた。
「……っは!とても美味しいです!この、野菜にかかってる白いソースなんですか!野菜がとても美味しく感じるっ!」
「それは良かったわ!それはね、私が考えた秘伝のソース、『マヨネーズ』よ!……リニック、オリバー味はどう?」
やっぱり、マヨネーズでチートは外せないですよねー。
期待通りの反応です!
おっ!やっと執事ズが食事に手をつけました。
「「……っ!」」
「美味しい?」
「……えぇ。とても美味しいです。お嬢様を幼い頃から見ていましたが、こんな才能が有ったとは……」
「……坊っちゃまのいった通り、『マヨネーズ』は革命的な美味しさですね。
スープなどもとても味が複雑になっていて、今までのどんなものよりも美味しいです。」
……予想以上の高評価だ。
というか、オリバー食レポの才能あるわね!
少し、うちの料理人が可哀想になってきたけど。
「それは良かったわ。……ディリアス。また、私と遊んでくれる?」
「……はい。また、遊びたいです。……僕はお姉様のことを余り知らなかった、いいえ、知ろうとしなかったみたいです。
……もっと、お姉様のことを教えてください!」
えっっ!なんか、愛の告白みたい!
やだぁ。照れるわ。とゆうか、天使だわぁ。
「えぇ、もちろんよ!私も貴方のことをもっと知りたいわ!」
そうして、和やかに食事は終わった。
ご飯が最近美味しいです!
食欲の春ですねー
続きはよ!や、面白い!って思った方は評価してくださると、作者喜びます!
⬆︎厚かましいよっ!って思わないでくださいね!これは、作者のやる気に直結するので!