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第6話〜仮初の境遇

一部屋の中に数秒の沈黙が流れる。

「あなた・・・誰?」

「ひっ・・・!こ、こないでっ!」

未久留は恐怖の表情を浮かべて、後ろにあったベッドの後ろに隠れて顔だけ美鈴の方に覗かせている。

殺される。絶対に殺される。この人にとって私は敵なんだ、絶対に殺される。

栄人にですらまだ心を開ききっていないような状態の未久留は、何度も何度も最悪の状況を心の中で連呼する。

人が怖い。

それが今まで奴隷として手荒く扱われてきていた未久留の心境なのだろう。

その未久留の反応を見ていた美鈴は一瞬きょとんとしていたが、すぐに笑顔に戻り未久留にゆっくりと近づいてくる。

「怖がらないで大丈夫だよ。私はあなたに何もしないから・・・ね?」

「ひっ・・・!」

未久留は表情を緩めることなくおびえている。いわゆる人間不信というものだろうか。

美鈴はそれでも未久留の傍へいき、手をそっとぽんと添える。

「ほら、大丈夫だって。だから怖がらないで笑ってていいんだよ。」

「え・・・・?」

未久留のおびえた表情が緩む。

この人は本当に私を殺す気はないのだろうか。この人の笑顔を見ているとそんな気はないような感じかしてきた。

だけど油断できない。そういうふりをしておいてもしかしたら隙を狙って私を首を絞めたりして殺すかもしれない。

こういうタイプの人間こそ警戒するべきなんだ、と未久留は深々と納得してしまう。ここまでくると人間不信も折り紙つきである。

「そ、そう言っておいて隙ができたら私をこ、殺すつもりなんですか・・・?」

「え?何でそんなことするの?」

美鈴は言っていることがよく理解できないと言わんばかりに質問を返す。

「だ、だって私はあなた達の敵だった災厄軍の人で・・・っ!」

しまった。つい思わず自分が敵だと言ってしまった。

これで確定してしまった。

殺される。絶対に殺される。戦場で敵兵が槍かなにかを持って自分の方へ向かってきて殺さない馬鹿はいないだろう(それが栄人のことなのだが)。

さきほどまでは素性もわからない1人の女性だっただけだが、今度はつい何時間か前に敵だった兵士だったとわかっている状態である。それがわかってしまったから、もう絶対に殺されるのだろうと未久留は考えていた。

しかし、美鈴からは未久留にとって予想外の答えが返ってきた。

「殺さなければいけない理由なんて絶対にどこにもないよ。だって私、あなたに死んで欲しくないって思ってるもん。だから大丈夫。それに、栄人がたぶんあなたを連れてきたんだろうけど、栄人だって何かわけがあって連れてきたんだろうし。あなたすっごく可愛いけど、何かそれ以外に理由がありそうだよね。栄人ってそんな感情なさそうだし。」

笑いながら明るく自分に向かって話す美鈴を見て、未久留はひとつの思いが生まれた。

この人は本当に、私を元気付けようとしてくれているだけなのかもしれない。

根拠は特にないが、彼女の瞳とかを見ていると本当になんとなく、ただなんとなくそんな気がしたようだった。

だからといってまだ完全に警戒を解いたわけではないが。

この程度で人を信頼しきってしまうほど未久留の過去の経験は甘くはなかった。どれだけ人に信頼を裏切られたり、奴隷として無残な扱いをうけたことだろうか。少なくとも人の裏の心というものは知り尽くしているのだろう。

よく言うが、人の心には硬貨のように表裏があり、それぞれに違う模様がついている。

表に優しさと言うたてまえがあったとしても、必ずそれに反する裏が誰しもあるということ。それに例外はない、と未久留は今までの経験から確信していた。

人という存在は、自分の平和や生活を守るためなら時に残酷にもなる。それが硬貨でいう裏だ。

しかし、これはまだ出会ってからほんの少ししか経っていないのでわからないが、ただこれは本当に直感なのだが・・・・・

鷹王栄人には硬貨そのものがないような気がした。

理由はわからない。ただ彼と触れ合ってみて、彼は裏どころか表すらもない、自由気ままな性格であると感じたのだ。

美鈴は栄人のベッドに腰をかけると一息ついて、また未久留の方向を向く。これは誰でも思うことだろうが、美鈴は笑顔の表情が通常なのだろうかと思うくらい常に笑顔で保っている。いや、彼女にとっては笑顔でない時の方が難しいといえるだろう。

「あ、そうだった。人に名前を尋ねるときはまず自分から名乗らなとだめなんだよね。で、私は雨宮美鈴。ここラクト義勇軍の隊員だよ。得意な武器は銃だね、圧倒的に!それでえーと、好きな食べ物はロールキャベツで、あとは・・・・ってちょっと余計なことまで言っちゃってた?ごめんごめん。」

「い、いえ・・・あなたが謝る必要はな、ないと思います・・・・。」

未久留からの言葉が意外だったのか、美鈴は一瞬表情を緩める。

自分とようやく会話をしてくれたと思っているのか、美鈴は嬉しそうに嬉しそうにしていた。

「ありがとー!あなた優しいね!しかも可愛いし!あ、そういえばあなたの名前はなんていうの?」

少しの間言うべきかどうか迷ったが、美鈴には素性もすでに知られているので別に隠しておく必要はないだろうと感じた。

「えっと、私は未久留と言います・・・。あ、苗字はわからないんです。そ、それでさっきも言ったんですが、災厄軍のど、奴隷みたいなものでさっきの戦いで栄人様に居場所が無いならこっちに来いと言われたので・・・・。」

「未久留ちゃんって言うんだ、よろしくね!うん、確かに栄人らしいね。っていうか敵を助けるなんて栄人くらいしかしないからねぇ。」

一体何に納得したのか、美鈴は1人でうんうんと頷いている。

この人は栄人様とどういう関係なんだろう。

ただの仲間・・・にしては微妙な気がした。

未久留が思考しているうちに、栄人の部屋の空きっぱなしのドアの横から今度は栄人が入ってきた。

栄人は片手に何かの服を持っており、その表情は何とも状況がつかめていない様子であった。

未久留は栄人が入ってきた時に少なからず安堵をしていた。

「栄人ー!どこいってたの?」

いつの間にか自分の部屋に当たり前かのようにいた美鈴に、栄人は戸惑いを隠せていない。

「美鈴、お前どうしてここに・・・。」

栄人にとって何よりもまずいのは、美鈴と未久留を会わせてしまったことだ。

しかも自分がいない間に。

これは疑っているわけではないのだが、いくら美鈴といえども敵兵だった者に対しては何をしでかすかわからない。

本来ならば出来る限り隠し通すつもりだった。

美鈴と未久留を交互に見つつ、栄人は何事もなかったことに胸を撫で下ろす。

「どうしてって、明日のミーティンングの事でちょっと用事があったからさ。あとさ、未久留ちゃんって栄人が連れてきたの?」

未久留がその瞬間、とてもひ弱そうな表情で栄人を見ていた。

ここは嘘をつかず正直に答えたほうが良さそうであると栄人は感じた。

なぜなら美鈴は隠し事というものをかなり嫌っており、怒ると手がつけられない時もしばしばあった。手がつけられない、というよりも怒った時の人に疑いをかけているような奇妙な鋭い目つきが栄人は怖いのだ。未来永劫笑顔で生きているのではないかと思うような美鈴の表情からは想像できないような、恐怖を覚えるような目つきらしいのである。

なので今回の未久留の件に関してもバレた時に何を言われるか心配だった。

まさかこれほど早くバレるとは思ってもいなかったが。

「ああ、そうだ。」

「それって未久留ちゃんが栄人の好みってこと?」

「違う。」

「でも可愛いとは思ってるでしょ?」

「知らん。」

「あ、もしかして一目惚れってやつかな?いやぁ、栄人も思い切ったねぇ。戦場で敵だった女の子を家に連れ込むなんてさ。」

「鈍器か何かで殴るぞ。」

「わー、暴力反対!」

からかうように笑いながら美鈴は頭を守るジェスチャーをしてみせる。

何かと美鈴は人をからかったりするのが好きだ。そしてこれでもかというほどに明るい。

けどいつも明るいってそれはそれで違和感があるけどな。何か裏で悩みを抱えてなければいいけど。

しかしその明るさのおかげで助けられたことが栄人には何度かあったりもする。

光を求めるのは人間の本質だからなのか。

それとも美鈴が特別な存在だからなのか。

両方というのが正解な気もするが。

2人のやりとりを不思議そうに見ている未久留に気がつき、栄人は片手に持っていた服を手渡す。

「ほら、持ってきたから着てな。母さんのお古だからサイズが合うかわからないけどな。」

「あ、ありがとうございます・・・。」

未久留は栄人から服を渡されると、恥じらいというものが無いのか、何のためらいも無くここで着替えようとした。すでに上を脱ぎ始めようとしている。

栄人は即座に、というか反射的に後ろを振り向いて着替えが終わるまで待つことにした。

「おい、着替え終わったか。」

「は、はい。終わりました・・・・。」

振り向くと、未久留はオレンジのような色をしたコートを着て、水色のスカートをはいていた。母のお古なのだが、自然とサイズはぴったりだった。

「未久留ちゃん可愛い!すっごい似合ってるよ!」

「え・・・?あ、ありがとうございます・・・・。」

立ち上がって未久留の目の前で褒めまわす美鈴の言葉に、未久留は疑問を持っているような返事をする。ひょっとすると自分の容姿を褒めらたりしたのは初めてだったからか。それともまだ警戒を解ききっていないのか。

確かに似合ってるが美鈴のは褒めすぎだろ・・・・。

栄人は少し離れて見ていたが、今改めて見てみると、普通の服を着ている未久留は本当にただのか弱い少女に見える。

それとは対照的に美鈴の性格は一言で表すと「明」である。どこでも明るく振る舞っていて、そうでない時というのがまるで見当たらない。

「あ、それで話を戻すんだけどさ、栄人は何で敵だった未久留ちゃんを自分の家に連れてきたの?栄人だってこの事を他の人に知られたら疑いをかけられるよ?」

心配そうに美鈴が栄人に訊ねる。

確かにこの事が他の義勇軍の人に知られたら、恐らくただでは済まないだろう。最悪の場合は敵の手助けをしたとして処刑、良くても村を追放されるくらいにはなるだろう。

しかし栄人自身は自分というものにほとんど興味がない人間なので、まったく怖いとも何とも思っていなかった。というよりも実際は事の重大さを計算するのが面倒というのが正しいか。

「未久留が生きたいと言っていたから連れてきただけだ。他に理由はない。それに、別に俺がどうなろうなんて知ったこっちゃねぇ。っていうかそれくらいの覚悟はできてる。」

「へぇ、何か格好いいなぁ!さすが栄人、自分よりも他の人優先なんだね。」

美鈴は小さく拍手をしながら感心したように驚嘆してみせる。

「からかってんのか。」

「いやいや、栄人が自分が犠牲になってもいいっていうその正義感に驚いたんだって。」

「正義ってわけじゃねぇけどな。けど、もしもそれで俺や未久留の命を狙ってくる奴等がいたとしたら、たとえそれが味方でも容赦しないけどな。」

「え、栄人様、私は・・・」

未久留はこれ以上栄人に迷惑をかけるわけにはいかないと思っていた。そうするつもりだった。

しかし実際は、こうして栄人にまですでに危険が及んでいる。これは自分のせいだ。

言わなくちゃ。ここからもう出て行きます、と。

そうでないと本格的に栄人様の命が危うくなってしまう。それも奴隷で前の戦いで死ぬ予定だった私のために・・・。

ためらっている暇はない。今しかない。

「わ、私はもうこれ以上栄人様に迷惑をかけるわけにいきません。で、ですので今すぐもうここから出て行きます・・・・。」

「何?おい、未久留。お前今なんつった?」

凶相をしていた栄人を前に未久留は言葉を失う。怒っているのか。もともと怖い顔の部類ではあるが、今の顔は迫力や雰囲気がまるで違う。

その威圧感から、もしかしたら殴るなどの暴行を加えられたりするのではないかという事まで浮かんだ。

しかし、栄人という存在はやはり未久留の中では絶対的な信頼の置ける位置に依存することとなった。

「俺がいつお前に対して迷惑だなんて言ったんだよ?お前は生きたいって言ってたんなら、黙って俺のところにいればいい。っていうかそうしろ。俺はこう見えても一度した約束は必ず守る。安心しろ、そうしてりゃ俺がいつか絶対にお前を笑わせられるようにしてやるから。だからここにいろ。」

「は、はい・・・・。」

彼の言い分を未久留は否定できなかった。

栄人らしい言い分でもあり、乱暴な言い方ではあったが優しさの篭もった言葉だったように未久留は感じていた。

私を笑わせられるように・・・・?そういえば私は今まで笑うなんてことはなかったかもしれない。

そしてここが自分などの居場所でいいのだろうかという戸惑いと、こんなにも私を庇おうとしてくれている人はきっと世界中探しても他には存在しない、ずっとこのまま栄人のもとにいたいという気持ちが未久留は入り混じっていた。

理由はわからないが、未久留の場合栄人だけは絶対の信用を置いているようであった。だからこそ裏は読まない。

「栄人優しー!さすが一度惚れた子は最後まで守るってことだね!いやぁ青春だねぇ。」

「今度は冗談抜きで殴るぞ。」

「ごめんなさーい!でもさ、つまり未久留ちゃんに何か命を脅かされるような事があったりしたら、栄人が命を懸けて守ってあげるってことだよね?」

「まぁそういう事があったらそうするけどな。俺の命を狙う奴も同様にな。」

「ふぅん、そうなんだ。けど、それってさ・・・今ここで私が栄人たちを撃ち殺してもおかしくはないって事だよね?」

「・・・・は?」

予想もしていなかった美鈴の質問に、栄人は力の抜けた声で聞き返す。

美鈴が栄人たちを裏切り者と敵の生き残りとして撃ち殺す。これはまったく予想もしていなかった、というよりも予想できない事だった。

質問をしてきた美鈴本人が笑顔のままで聞いてきたというのもある意味気味が悪かった。

「どういう意味だよ?」

「あ、別に本気で言ってるわけじゃないよ?ただ私がもしも栄人たちを裏切り者や敵として銃を持って迫ったとしたら、栄人はどうするのかなぁって思っただけ。」

栄人はよく理由がわからない安堵感が自分を包んでいるのを感じた。

「で、本当にそうなったらどうする?やっぱ未久留ちゃんとの約束を貫きとおして、それとも自分の命を守るために私を殺す?」

一瞬の沈黙が流れる。

栄人は答え方に戸惑っていた。

どの選択を選ぶかを迷っているわけじゃねぇ。選択など誰も死なないような選択にするつもりだ。別に俺の命は実際どうでもいいがな。

鷹王栄人という男は実際に、顔に似合わずこの上ない自己犠牲心の持ち主であったりする。

その心は真の正義であると言っていいのか、それとも弱さと言っていいのか。

しかし、栄人はその弱さこそが優しさと言う強みであるのかもしれない。つまり、意味の無い強い力などただの暴力と言えるということだろう。

その例えで言えば、これは本人に大変失礼ではあるが鷹王狼煙が良い例だろう。

「お前を殺すような選択なんかできるか。っていうかそもそもお前がそんな行動をとる事自体想像できねぇよ。かといって未久留を見捨てるわけじゃねぇぞ。こいつは俺が絶対に守る。つまりアレだ。未久留もお前も死なないような選択肢を選ぶってわけだ。」

その言葉を聞いた美鈴は一瞬きょとんとしていた。

「未久留もお前もって、栄人自身は死んでもいいってわけ?」

「さぁな。」

栄人は投げやりに近いような態度で適当に返事を返す。正直なところ、本当にどうでもよかったのだ。

栄人の返事を聞いた美鈴は栄人のほうに詰め寄って頭を手刀でチョップする。無論、非力ではあったが。

「栄人が死んじゃったら栄人は良くても私はイヤなんだよ。だから選択するとしたら3人とも生き残れる選択肢を選ぶってことで。それでいいよね?」

「お前な・・・・」

「未久留ちゃんもその方がいいよねー?」

栄人が何か言おうとしていたのだが、美鈴の声によって遮られる。

美鈴の問いに答えていいものか未久留は迷っていたが、恥ずかしがりながらも口を開く。

「あ、あの・・・私も栄人様が生きてくださるほうが良いと思います・・・。そ、それに栄人様がいなくなったら、私・・・・また1人になってしまう・・・・。」

「う・・・・!」

こんな事言われて反論できるか。

未久留に寂しげな顔で訴えられて、それを否定できる馬鹿はいないだろう。

っていうかもしもいたら俺がそいつをぶっ殺すけどな。

栄人はもともと面倒な話ということで片付けようとしていたので普通に妥協することにした。というよりも何が原因でこの話になったのかすらあまり覚えていないようだった。

美鈴の奴、未久留を使うとは卑怯な・・・・。

実際にただでさえ美鈴に頼まれごとをされると断れないのに、未久留にもお願いをされるとなると、断れるわけがない。

そもそも未久留に悲しい思いはさせない、笑わせてやると約束したのは自分だ。その未久留に今悲しい思いをさせようとしている。

馬鹿か俺は。自分から約束を破ろうとしてどうする。

けど何か話を自分で重くしすぎた気がするな・・・。まあそこは気にしないとするか。

「わかったわかった。俺が悪かったって。3人とも生き残る道を探すって事でいいんだな?美鈴。」

「うん、それでよし。」

若干まいったように結論を導き出した栄人に対して、美鈴は何か嬉しいのか満足気に頷く。

その時ふと未久留を見て見ると、未久留も何ともいえないような嬉しそうな、安心したような表情をしていた。

まぁ結果オーライというやつだろうか。

「よし、未久留ちゃんという新たな栄人の家族も加わったことだし、そろそろ本題に入ろう!・・・あれ、えっと・・・そういえば何を話しに来たんだっけ?」

首をかしげながら頭を抱えている美鈴に、栄人はツッコむのも疲れたのか一言だけで済ませることにした。

「殴れば思い出すだろ。」


どうも、第7話にするハズだった部分の話を第6話になぜか持ってきてしまった鷹王です。

なぜそうしたかというとですね、理由はただなんとなくでs(銃声×4&流血 スイマセン、嘘です。

理由は栄人たちのこの部分の話をなるべく区切りたくなかったからです。だったら栄人たちだけの物語にすればいいと思うかもしれませんが、それだとこの物語が確実に完結しないと予想されるので・・・。

長くなりましたが、また第7話でお会いできたらこちらとしては嬉しい限りです。では!

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