Badendworld 地獄の使者、赤髪の悪魔編
…仮に、仮にだ。
この世界の神様が、本当にいたとしたら?
面白い話だよね、結論さえつくはずもない理論は、一体何を語るのか?
…これは、忌み嫌われた彼女たちの生きる世界で、忌み嫌われた彼女たちの復讐劇だ。
…BadendWorld…
一章
事件は、一本のニュース報道から始まった。
…もしかしたら、これがすべての始まりだったのかもしれない。
…悪魔と呼ばれた人間がいた。
その人間は、酷く、惨たらしい殺しをする殺人鬼、
通称
赤髪の悪魔
彼女に対して世界は、防犯カメラに自ら映り込んで、不気味に嗤い映り込んだその姿のみしか、情報を得ていないというほどに、不確かなものであったが、その姿の説明を先ず纏めると、
その名の通りの真っ赤な髪の毛と、黒い帽子に黒いワイシャツ、
片目には包帯が巻いてあり、そして、頬には被害者の血で描かれたハートマークといった、変わった容姿をしている。
同一事件であることの確証は、死体一つ一つにかかれたハートマーク、それのみで、
そして、どういうことか彼女は一切の身元が確認されない。
…何故か?そんなの誰も知る術はない。
故に、
戸籍上、存在しえない人物か、
もしやこの世界の中では非科学的と明証される何かか、
それか変装の達人か?
寧ろ、警察や政府が隠蔽しているだけで、これは暗殺者なのかもしれない。などといった突飛な話まで存在し、
ネット上では様々な議論が続けられている。
…何せ、肉眼で見たものは、すべて抹殺されるという話まで存在するほどに、凶悪な殺人鬼である故、
誰もがその正体を知らず、そして誰もが、存在を知っているのだ。
その殺人鬼の名前は、ネット上で自然と呼ばれることとなった名前、Inferno=Divalead…
…そうだ、彼女の存在からあたりだ、平和な世界が終わりを告げ、死の歯車が軋んだ音を立て回り出したのは
「ああ!!何と下らない運命か!!」
かの悪魔は、狂ったように、嗤った。
えっと…どうも、創作の方の作品をちょっと小説化してみました。
あまり小説の投稿に慣れてはいない故に申し訳ない…
にしても今回は、一話、というよりプロローグに寄ってしまいましたね…
次回はInfernoを出せるかな…?
意見やアドバイスは気軽に言っていただけると幸いです…!!