魔物討伐クエスト(2)
それにしてもテミス王国というのは、まさに科学と魔法が融合したような国だ。
『マジカルビームガン』という名前の対空砲を開発したという。
これなら、空から攻めてきた敵に対しても対応できる。
この『マジカルビームガン』は、どんな敵も一撃で、跡形もなく吹っ飛ばせるという、恐ろしい兵器だ。
その他、国道にはなんと自動車も走っている。
自動車は『魔法燃料』という燃料で走っているし、飛行船もやはり、『魔法燃料』で飛んでいる。
ノボルはパーティー編成をすることに。
リディアと、カトレーダ、そしてもう1人新たに登録したのが、なんと、オオカミ男のウルフノンという男だった。
普段は普通の人間だが、満月の夜になると例によって、オオカミ男に変身するというやつだ。
ウルフノン「俺がウルフノンだぜ。気を付けな。
俺の牙に噛まれたら、たちまちお前らもオオカミ男、オオカミ女の仲間入りだ。」
リディア「ちょっと、ノボル、あんたよりにもよって、オオカミ男を仲間として連れていくなんて…。」
ノボル「なに、男女関係とかにおいても、男はオオカミだっていうじゃないか。」
それはおいといて、オオカミ男のウルフノンは、武器など持たなくても、充分に腕力はあるようだ。
とりあえず、『邪竜の谷』へと向かうことにする。
『邪竜の谷』への行き方は、城下町から国道を東の方へ移動する。
徒歩で移動するにはかなり距離がある。
城下町もかなり広い。徒歩で移動していたらかなりの労力を費やす。迷子になってしまう。
だから今回ばかりは、レンタカーを借りることにした。
「すみません、このあたりにレンタカーを借りられるところはありませんか?」
すると、この近くにレンタカー屋があるという。
車に乗って城下町から外に出て、『邪竜の谷』の手前までは、えんえんと道路が続く。
「車に乗っていて、気をつけなければならないのは、魔物よりも交通事故だな。
使いようによっては自動車も、走る凶器になるからね。」
『邪竜の谷』の手前までは車でも行けるが、さすがにそこから先、ダンジョンの入口、そして内部までは、徒歩でしか行かれないという。




