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次なる店は、ハンバーグとスパゲッティが売りの洋食レストラン『ビストロ・ハンバーグ&パスタ』と、洋菓子店『パティシエ&パティシエール』のオープンだ!そして!国一番の億万長者となったノボル!

異世界転生者と呼ばれる者たちは、そもそも最初から生まれてくるべき世界を間違えたのではないかという考えが、なんとなくあった。


引きこもりニートにしろ、社畜にしろ、そもそも最初から異世界の方に生まれてきていたら、最初からその力量を発揮できていたのではないかと、ノボルは頭の中でそう思っていた。


「しかし、母親に対してそこまで憎悪を抱くというのは、

まるで自分の母親であるアグリッピーナを手にかけた、ローマ帝国の暴君ネロのようだな。」


しかしなんやかんやいっても、親殺し、子殺しは一番の重罪だ。

地獄の中でも最下層の無間(むげん)地獄まで、たたき落とされることになる。




ノボルはもう、次の展開を考えていた。それは…!


『次なる店は、ハンバーグとスパゲッティが売りの洋食レストラン『ビストロ・ハンバーグ&パスタ』と、洋菓子店『パティシエ&パティシエール』のオープンだ!そして!国一番の億万長者となったノボル!』


カジノ、劇場、そしてこれらのいくつもの飲食店、しかもそれぞれジャンルの違う飲食店のオーナーになる。


これが全てうまくいけば、まさに世界一の億万長者も夢ではなくなってきた。


『ビストロ・ハンバーグ&パスタ』


ハンバーグとスパゲッティが売りの洋食レストラン。

しかしもう1つ、オムライスも定番メニューの1つにしたいと、個人的な考えがある。

ハンバーグセットは、ライスかパンかを選べるが、このキングスクラウンは基本的に洋食文化なので、パンを選ぶ人が多そう。

ノボルとしては、できればライスを選んでもらいたいのだが…。


『パティシエ&パティシエール』


ショートケーキ、チーズケーキ、プリン、シュークリーム、エクレアなどを扱う洋菓子店。


食後のデザートに一品、食べていきませんか?

というのがコンセプト。


『ビストロ・ハンバーグ&パスタ』を任せることになった総料理長兼店長は、これも父親の人脈で、父親とは古くから付き合いのあった、ブラマンジェというオーナーシェフ。


ノボルの父親、島内茂は出張先でよく、このブラマンジェの店の洋食を食べに行っていた。


もっとも父親の方はハンバーグよりもビーフステーキをよく食べていたようだった。


「ノボル君、ブラマンジェです。この店のことはお任せを。」


オーナーシェフのブラマンジェは、ノボルがわざわざ異世界に呼び寄せた。


その頃、異世界と現実世界をつなぐ出入口の扉が、開いてしまっていた。


ヤツハカ教団の手によって、開かれてしまっていた。これで異世界の者たちが、現実世界と異世界の2つの世界を、自由に行き来することができるようになっていた。


その、開いてしまっていた扉から、ヤツハカ教団の神官や兵士といった軍勢や、魔物たちが出入口をくぐりぬけ、現実世界への侵攻を開始していた。


現実世界の各国は軍隊の力でどうにか対処していたようだった。


ノボルは逆にその状況を利用して、オーナーシェフのブラマンジェをわざわざ現実世界からこちらの異世界に転移させていた。


一方で、『パティシエ&パティシエール』の方は、パティシエたちを取りまとめるオーナーパティシエとして、

ノボルはなんと、カトレーダを指名した。


「ええっ!?私が!?」


さらにもう1人、オーナーパティシエとしてこちらの世界に転移させて来ていたのが、

麻耶郁美(まや・いくみ)という人物だった。


「この2人を中心としてやってもらいたいんだ。」


そしてノボルはなんと自らハンバーグのもととなる挽き肉をこねて、成形して、フライパンに油をしいて、ハンバーグを焼き上げる。


じゅうじゅう…


そして、見事に焼き上げて、盛り付けて、完成させた。


「よーし!ちょうどいい焼き加減だ!

いただきまーす!」


そして、長い説明が終わった後の、自ら調理したハンバーグセットを、自ら試食する。


「これはデミグラスソースだけど、チーズハンバーグや、チーズインハンバーグ、

イタリアンハンバーグ、ディアボラ風のハンバーグとか、

トマトソースのハンバーグとか、いろいろいけそうだな。」



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