さて、この城下町をどんな町にしようか(4)
カトレーダからの提案。
「私は、この町にお花畑をつくりたいと思っています。
私たちが町づくりを進めていくなかで、町はどんどん発展していきますが、
一方で町の人々の心はというと、発展についていけないような人たちや、
取り残されてしまうような人たちも出てくるのではないかと思われます。」
カトレーダは、できることなら、そうした人たちを置き去りにしてまで、発展を急ぐべきではないということを言いたいようだ。
「ですから、お花畑や、大きな公園などが町にあれば、きっと人々の心の癒しになると思います。
それと、できれば噴水なども設置したいと考えています。
そうしたお花畑や、公園や、噴水などの存在が、
町の人々に、一時の心の安らぎをもたらすことで、明日への活力にもなることでしょう。
これは人間だけでなく、亜人間の種族、獣系や、鬼系、魔族、その他さまざまな種族と、
身分とか、種族とかに関係なく、癒しをもたらすことになれば、お互いを理解し合おうという心も生まれてくるでしょう。」
さすがはカトレーダ。どんな悪者に対しても手を差しのべて、そして心を癒してしまうような、そんな心の持ち主が、カトレーダだ。
ファンタジー世界には当然、エンジェル、つまり天使ももちろん登場してくるが、このカトレーダのような人こそ、エンジェル、つまり天使、と思って間違いないだろう。




