さて、この城下町をどんな町にしようか(1)
大幹部ドルクを倒し、ついにキングスクラウン王国を奪還したものの、
ドルクが最後に仕掛けた自爆攻撃によって、キングスクラウン王国の城も、城下町も、灰塵に帰してしまっていた。
ここから、また1から城と城下町を造り直さなければならなくなった。しかし、どうする…。
「なんとか戦いには勝利したものの、ここからどう立ち直るのか…。」
このような状況になった時に考えるのはただ1つ。友好国からの支援を要請することだ。
「しかし、本当に何もない更地になってしまったな。」
しかし、これだけ何もない更地になったということは、逆の言い方をすれば、何でも建設できるということだ。
どうせ再建するなら、普通の町じゃなくて、もっといろんな形で造っていこうよ、と考えていた。
例えば、特定の職業の人たちばかりを集めて、そういう町にするとか…。
いや、考えているばかりでは何も始まらない。
まずは仮設の宿舎を建設し、そこで考えることにしてみた。
仮設の宿舎は、大小合わせて4~5つは建設することに。大工のケーン、サジ、マジ、バーツに任せることにした。
そしてその中の、一番大きな宿舎にある会議室で、今後の町づくりに関する緊急会議を開いた。もちろん、全員参加だ。
「それでは、会議を始める。まずは建設費用に関してだが、何か意見はあるか?」
何か建設するにしても、それなりの建設費というのがかかる。
友好国への資金援助を頼むとすれば、例えばメローヴィス王国か、
あるいはペルセウス大陸の、テミス王国、オセロニア王国にでも使者を送って、資金援助を頼みに行くか?
と、ここでブルースの提案。
「それか、また例のゴールドマンならぬ、ゴルドマンを倒しにいってみるか?」
そこでマルセロが発言した。
「資金のこともあるけど、まずはどんな町にしていきたいか、何を建設していきたいかということを考えようよ。」
そこに割って入ったのが、建築家のシュール・リメだった。
シュール・リメは町の建設に関してはプロフェッショナル、そして芸術にも精通している。
だから、芸術的センスのある町を建設したいと考えているようだ。




