キングスクラウン城奪還へ!(2)
「突撃ー!全軍突撃!
雑兵に構わず、敵の中枢を突く!」
ノボルが号令をかける。
まずは城の外にいる敵を撃破し、城の鍵を開けて城内に潜入することだ。
「しかし…。こいつはちょっと大軍勢だな。
これでは多勢に無勢ということになってしまうが、果たしてどうすれば…。」
「おいおい、こいつはちょっと厳しいんじゃないか?
本当にこんなんで俺たち勝てるのかよ。」
ブルースが心配そうに言った。
「みんな、心配かと思うが、ここは僕らに任せてよ。
僕はこの戦いに備えて、ある新兵器たちを用意してあるんだよ。」
ノボルは自慢げに言い放った。
「ある新兵器たちだと!?」
そうこうしているうちに、敵の軍勢も、次第に数を増やしていく。
魔城と化したキングスクラウン城を守るため、城の外の広場から、道のところにも、軍勢を配備していた。
「お前たちには既に、全軍に迎撃指令が出されてある!」
敵兵たちがこちらを挑発してくる。
そこには、ヤツハカ教団の歩兵、槍兵、騎兵、それから、魔道士、といった敵兵たちが立ちふさがる。さっそく戦闘開始だ。
ノボルはさっそく、銃を放つ。ウィンチェスターの連発式のライフル銃だ。
パン!パン!パパン!
そもそも銃のような武器は見るのも初めてなのだろう。敵兵たちは対処法もわからないまま、次々とノボルが放った銃弾の餌食になっていく。
「ぎゃあ!」
「げえ!」
「ぐええっ!」
ノボルは次々と銃弾を放つ。
「それっ!」
ダーン!
ノボルはヤツハカ教団の歩兵たちを1人、2人と射殺していく。
「よしっ、今度はこれだ!」
次に登場したのは、カルバリン砲だ。
ヤツハカ教団の騎兵が突っ込んでくる。槍兵、魔道士も続く。
「それっ!」
カルバリン砲が火を吹く。
ドーン!
ドガーン!
「ぎええっ!」
ドーン!
ドガーン!
「ぐぎゃあっ!」
ヤツハカ教団の歩兵部隊、騎兵部隊、槍兵部隊、そして魔道士部隊も、ノボルが用意したカルバリン砲の砲弾を受け、吹っ飛ばされる。
こちらは敵軍のステージボス、ドルクの陣営。
「申し上げます!第一陣は総崩れ!」
「ウィンチェスター銃に、カルバリン砲だと!?
聞いたこともないような武器を使いおって。
第二陣を出撃させろ。よいか!奴らを城の中には入れるな!」
「第二陣出撃ー!」
さあ、第二陣が出てきたぞ。
「数にものをいわせてきたか…。」
今度はガトリンク砲の登場だ。これも連発銃だ。
ダダダダダダ!
「なんだこれは!?」
「また連発銃か!?これはすごい新兵器だ…!」
「ぐっ!やられた…!」
ヤツハカ教団のザコ部隊を、銃と大砲だけで壊滅させた。
「ウィンチェスター銃とカルバリン砲とガトリンク砲だけで倒せた。
所詮は数ばかり多いだけの、ザコ兵士の部隊か…。」
が、ザコ兵士の部隊はこの程度だが、今度は魔物たちの出番だ。特に空飛ぶ敵が多い。
次は、ガーゴイル部隊が攻めてきた。
「ケエエエエエ!」
この不気味な鳴き声が特徴の、鳥人間の姿をした、空飛ぶ魔物だ。
「これがガーゴイルというやつか…。実物を見るのは初めてだな。」
ガーゴイルたちは、まるで小型飛行機か、グライダーのように上空を飛び回る。
上空を飛び回って攻撃を仕掛けるチャンスをうかがい、そして相手の不意をついて急降下して、攻撃してくるのが特徴だ。




