ラクシャーサ大陸~悪鬼の国~(4)
パリーン!
ツボを叩き割る。すると、あった!ここが抜け道への入り口だ。
「さあ、いくぞ!」
ノボルたちは抜け道への入り口に入っていく。
抜け道は、ただひたすらまっすぐに進んでいくだけだった。
なんとか抜け道を通り抜けたノボルたち。
すると今度は、ノボルはテレパシーという能力を覚えた。
ノボルはたいして魔物とかと戦わなくても、ミッションをクリアするだけで、このようにいろんな能力を覚えていく。
ある意味これも、チート能力というやつなのか。
ただ、あのラクシャーサのカシラが、こんなにもいとも簡単に、
重要アイテムである、敵の城に入るための鍵と、石板と、
さらには隠しダンジョンの地図まで渡してくれるということに、
ノボルたちは、やっぱりどことなく拍子抜けしていた。
話をしたい相手は、ラクシャーサのカシラ。
そして聞きたいのは、重要アイテムである鍵と、石板と、隠しダンジョンの地図とを、すんなり渡してくれたということの真意。
ノボルはさっそく、覚えたてのテレパシーで話をしてみることにした。
すると、ラクシャーサのカシラは、素直に応じてくれた。
「あのー、すみません。ラクシャーサのカシラさんは、どうしてこれらのアイテムを、いとも簡単に僕らにくれたのでしょう?」
すると、カシラからも、テレパシーで答えが返ってきた。
「お前たちはなかなか、正直者だな。
このカシラにとっては、もはや用の無いもの。
お前たちであれば、このアイテムたちを役に立ててくれると、思ったからだ。」
なんと、そういうことだったのか。しかしこれも些細な理由だな。
これで一応、当初の目標は達成できたというわけだから、島に、というか、町に戻ろう。
実は、ノボルたちが一度冒険に行くうちに、町の仕事が山ほどたまっているという状況。
ソッコーで町に戻る。
途中で、またまたピラニアの集団や、サハギンの集団などと戦った。
貝兵隊という、貝殻の上に乗った海の兵士といった感じの敵とも戦った。
貝殻の上に乗り、手には槍を持ち、鎧を着た兵士の姿をしている。
「てええい!」
ザシッ!バシッ!
貝兵隊もなんとか5~6体を倒して、この場はやり過ごした。
「ふう、これでなんとか進める…。」
キングスリング島、ネオアイランドシティの町にようやく戻ってきた。
町に戻ると、町の仕事。
ノボルはネオアイランドシティの町の代表としての役割もあった。つまり、町長という役割もある。
町長の仕事は、書類に印鑑を押すこと。
その書類とは、カジノの収支報告書、劇場の収支報告書。
その他に、カジノ内のドーナツ店と、カレー店の収支報告書にも、決済のための印鑑を押さないといけなかった。
『ミスターデスティニードーナツ』カジノ内支店の収支報告書
『カレーハウス・ノボル・シマウチ』カジノ内支店の収支報告書
さらにカジノ内には、ハンバーガー店もあった。
『マクドハウス・ドナルド・バーガー』カジノ内支店の収支報告書
カジノ、劇場、そしてこれらの飲食店からの特別な収入が入ってきて、
それが町の予算になり、町のさまざまなインフラ整備に使われ、
ひいては、ノボルたちの冒険のための資金も、一部そこから捻出しているという。




