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ラクシャーサ大陸~悪鬼の国~(1)

ラクシャーサ大陸にあるといわれる、悪鬼の国…。


そこはいったい、どんな国なのか、それは一切謎のヴェールに包まれている。


なぜなら、これまで悪鬼の国に足を踏み入れて、人間で生きて帰ってきた者は、今まで誰1人としていないからだ。




今回もまた、ノボル、カトレーダ、マルセロ、リディアの4人パーティー。他のメンバーたちは、キングスリング島の酒場にて待機。


ノボルたちはヤツハカ教団の居城に入るための鍵を手に入れるため、悪鬼の国へと向かった。


途中、ピラニアやサハギン、トドマンなどとの戦闘もあったが、これを切りぬけ、悪鬼の国に上陸し、上陸地点にあったセーブポイントで、セーブをした。


これで瞬間移動の魔法で、いつでもここまでは戻ってこられる。


「ひゃー!ここが悪鬼の国か。見るからに不気味だな。まるで地獄のようだ。」


上陸するなり不気味な雰囲気がたちこめる。しかしここで引き下がるわけにもいかない。


図らずも、思いもよらない形でラクシャーサ大陸の悪鬼の国に足を踏み入れることになってしまったのだが、ノボルたちは歩みを進めた。


すると、いかにも悪鬼といった感じの者たちが数体、現れた。


「うおっ!?こいつらは…。」


間違いない、この風貌は明らかに悪鬼ラクシャーサだ。


「ガウガウ。」


「ガウガウ。」


ラクシャーサ族は独自の言語で話しているため、何を話しているのかわからない。


「カトレーダ、通訳。」


「わかりました、通訳ですね。

私実は、ラクシャーサ族の言葉もわかるんです。」


そこで、ありとあらゆる種族の言葉がわかるカトレーダに、通訳をお願いした。


すると、彼らはこんなことを話しているという。


「こいつらは人間だな。だが、我らの信用できる人間だ。

おいっ、こいつらをカシラのところに案内しろ。」


「へーい。しかし本当にカシラに会わせて大丈夫なんでございますか。」


なんと、カシラのところに案内してくれるのだという。


ここからまっすぐ行けば、悪鬼の国の中心地である、カシラの城と、その城下町だ。


城下町には、男のラクシャーサだけでなく、女のラクシャーサや、子供なんかもいた。


ノボル「へえ、意外と人間の住む城下町なんかと、変わらないんだな。

あそうそう、ラクシャーサ族は大変長生きするとか。基本的に鬼族や悪魔族は、人間よりも長生きするというらしい。」


カトレーダ「たとえば、ラクシャーサ族ならどのくらい?」


ノボル「そうだなあ、種族によっても違うが、だいたい200年から300年くらいか。

だけど、1000年くらい生きる者もいるとか。」


ノボルはここで、自らの知識をひけらかす。


カトレーダ「1000年!すごいですね!

人間は長生きしてもたかだか100年程度なのに。」


ノボル「そうだよ。それにね、鬼族や悪魔族は、自分たちの血脈を残すのに、必死なんだ。

自分たちは何百年も生きられるような、なおかつ他の種族に対しては悪逆非道な種族がだよ。

鬼族や悪魔族の方が、自分たちの子供は可愛がるという。」


カトレーダ「種族を問わず、自分たちの子供は、やっぱり可愛いものなのですね。」


あれやこれやと話しているうちに、カシラの住む城の前までたどり着いた。


ラクシャーサ族の家は、ゴツゴツとした石造りの家のようだ。


城壁も、そして城もまた、同じようなゴツゴツとした石が使われているようだ。


「さあ、着いたぞ。ここがカシラの城だ。」


先ほどから案内係を勤めているラクシャーサたちが、城門を開け放つ。


そしていよいよ城内に入っていく。中はどうなっているのだろう…。



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