メローヴィス王国領(2)~世界の街道を行く~バイク移動~そしてメローヴィスの王都へ!
メローヴィス王国領。
ビスタの港町からメローヴィス王国領までは、本当に何もない、広い広い平原が広がる。
空にはペガサスや飛竜、それにグリフォンまでが飛び交う。
今回のパーティー編成は、僕、ノボルと、カトレーダ、ブルース、それとリディアの4人。
カトレーダだけは毎回、毎回、連れていっている。それからブルースは、連れていかないと文句を言われそうだから、連れていっている。
それと、この間仲間にした、リディアを連れていくことにした。
冒険のたびにパーティー編成が変わる。それも無理はないか。
仲間キャラの数が増えてくると、どうしても全員は連れていけなくなるから。
あまり大挙しておしかけてもなあ…。ここは4人程度で行くとしよう。
僕らはまず、キングスリング島の港の船着き場から、船に乗り込む。
途中、海の上で、ピラニア6匹と戦う。
ピラニアといっても普通の大きさではなく、モンスターとして現れる、大きなピラニアだ。
僕らはまず、そのピラニア6匹を倒す。
すると、さらにピラニアが6匹現れる。
「何匹出てくるんだよ。」
僕らはその後、さらにそのピラニア6匹を倒し、計12匹のピラニアを倒した。
ようやく船はビスタの港町に到着。
「さあ、ここからいよいよ、メローヴィスへの道だ。」
メローヴィスへの道。世界の街道を行く旅だ。
海路は帆船。陸路は、徒歩か幌馬車か。たまにキャラバン隊が通りかかることもあるという。
「こんな時に、オートバイでもあったらなあ…。」
するとなんと、本当にオートバイが現れた。
ブルース「すげえな!本当にオートバイってのが、出てきたよ。」
リディア「だけど、2台しかないよ。どうするの?」
ノボル「実はこのオートバイは、2人1組で乗るんだ。」
リディア「えーっ!それじゃあ、私はブルースと2人で乗るのー!?」
ブルース「えーっ!俺はリディアと乗ることになるのかよ。
まあいいや。そうと決まったら、さっそく乗っていくか。」
ノボルとカトレーダ、ブルースとリディアの2人ずつで、2台のバイクに乗ることに。
カトレーダはノボルの後ろに乗り、ノボルが運転することに。
リディアはブルースの後ろに乗り、運転するのは、ブルース。
ヘルメットもしっかりかぶって、いよいよ、出発進行。
カトレーダ「それじゃ、ノボルさん、よろしくお願いします。」
ノボル「ああ、わかってるよ。」
リディア「しっかり運転してね。お願いね。」
ブルース「任せとけって。」
そしてオートバイは、メローヴィス王国の王都に向けて走り出す。
本当に何もない、だだっ広い平原を走る。
途中で、高層ビル群の瓦礫らしきところを見つけた。
「あの建物が何なのか、ご存知ですかな?」
このあたりの家に住んでいるらしい、老人が尋ねてきた。
「昔の都市?」
「そう、これは大昔の、魔法戦争によって破壊され、打ち捨てられた、都市の残骸じゃ。
戦争というのはいつの時代も、このような傷跡を残す。
同族同士が殺し合うような時代に向かっていくなど、人間というのは生命体の中で、最も愚かな存在といわれる。
そればかりか、昔の人間たちが築き上げてきた、負の遺産も含めて、我々の父祖たちの痕跡を、平然と破壊し、荒らしまわるなど、
まさに愚かな人間の、その愚かな人間の歴史の中でも、またさらに愚かな者たちの、蛮行じゃよ。」
なんだか説教くさい話になってきたが、なぜか、みんな聞き入っていた。
そして僕ら4人は、オートバイに乗って先を急ぐ。
そして、ついに見えてきたぞ、あれがメローヴィス王国の、王都の灯りだ。
到着した時には、日も暮れて夜の灯りが灯っていた。
「これがメローヴィス王国の王都か!」




