伝説のタカイヤマ大陸
この話は、いったん本編からは離れて、外伝として書かれた話です。
開拓を進めていき、大陸や島が次々と姿を現すと…。
ノボルはミッテラン国王から呼ばれていた。
「おお、そうだ、ノボルよ。お前にはまだ話していなかったが、
『伝説のタカイヤマ大陸』の話を知っているか?」
「伝説のタカイヤマ大陸…?」
そう、タカイヤマ大陸こそ、この物語の一番最後に登場する伝説の大陸だと、ミッテランは言う。
その『タカイヤマ大陸』には、2つの山脈と1つの高い山があるという。
ミッテラン国王の説明によると、
まず『ジュウマンモジスウ山脈』というのがあり、
続いて『ヒャクマンモジスウ山脈』というのがあるという。
「まあ、『ジュウマンモジスウ山脈』を越えた者たちは、これまでに数多くいるようだ。
『ヒャクマンモジスウ山脈』も、越えた者たちは何人もいるようだが…。」
「それで…?」
「問題は、『イッセンマンモジスウ山』という、一番高い山の頂にたどり着けるかどうかだ。」
なおもミッテラン国王は話を続ける。ノボルはその話をただ聞いているだけ。
「まあ、『ジュウマンモジスウ山脈』は、案外容易に越えられそうだし、
『ヒャクマンモジスウ山脈』も、頑張ればなんとか越えられそうなところだが…。
『イッセンマンモジスウ山』の頂に、たどり着くのは、かなり難しいという。
なにしろ、今まで『イッセンマンモジスウ山』の頂にたどり着いたのは、
まだ『サモナーさん』という人物1人だけだというからなあ…。
それに、『イッセンマンモジスウ山』の頂にたどり着いた者には、
そこでしか手に入らない、世界に1つしかない、超激レアアイテムを入手できるほか、
そこでしか戦えない裏ボスと、戦える権利も入手できるというが…。」