表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
青き薔薇の公爵令嬢  作者: 暁 白花
Blooming Days
76/228

Interludeーリンクー2

 チーンチン、とベルが二回鳴らされる。


 課題を合格出来たのと朝練の終了を告げるベルのおと。必要だけど物凄い地味なコンパルソリーを終えて、息を吐くように肩を落として、頭を振る。


「や、やっと終わった……」


 体力的な事より精神的に疲れた。何せ、マティアの目は厳しく、毛ほどのミスも許してくれない。ミスの回数分、最初から課題をやり直させられる。


 一通り課題をクリアしてもミスした分がプラスされ、そこでもミスをするとまた増えていく。


「一応、及第点をあげるけれど、手を抜いたのは良くないわね」


 ギョッとして顔を勢い良く上げると、まだまだね、という風に首を振る。


「あ、あれで及第点……」


 (鬼めっ!!)


 と、内心で文句を言う。ちなみに声に出す勇気は無い。ヘタレと笑うなら笑え。腕を汲んで二の腕を人差し指でトントンと苛立ちを示してるマティアに文句などつけようものなら、マティアの家で彼女お手製の創作料理を食べさせられるじゃない!!


(そんなのイヤだ!!)


 美人だし、憧れてるし、尊敬もしてるけど、何故、料理は壊滅的なのかな?


「文句がありそうな顔ね?」


「文句なんてとんでもない!」


「ハァ、ま、良いけど。ソーナは確かにワールドクイーンに成ったけどね、成ったからこそ一つの妥協、惰性がさっきの様に隙となるのよ。理解してるでしょ? トップスリーなんて一つ隙を見せただけで命取りになるのよ。いくらジャンプが凄くても“なめている”と見られるわ。それは絶対にダメ。スケーティングで手を抜く事はジャンプでミスをするより許されない」


 確かに、テクニカルの難易度を上げでも、高得点が出ても拮抗してしまったら元も子もない。プログラム・コンポーネンツ・スコアで高得点が取れないと今のフィギュアスケートは勝てない。


 反省なさい、とマティアはわたしのおでこを指で弾く。


「――っ!」


 痛かった!! おでこをさする。


「へ・ん・じ・は?」


「……はい」


 と、殊勝な返事を返す。


「解ったなら良いわ。休憩してよし。身体を冷やさない様にしなさい」


 リンクサイドのベンチにダウンジャケットを着てホットレモンティーを飲む。これはマティアのお手製だったりする。


「温かい……」


 ホットティーだけにホッと(・・・)する。


「……面白く無いっつーの」


 小さく自分に突っ込みを入れる。


 マティアは男子選手を数名呼び出している。基礎スケーティング練習をしている子達や選手をぼうっと眺める。


 月に一度、わたしのアイスダンスのパートナーを探すトライアウトが午後からある。


「もうシングルで結果出しちゃってるしねー。今更、アイスダンスに転向は難しいでしょ」


 ま、どうせマティアのお眼鏡にかなう男子なんて居るわけ無い。海外ならば望みはあるかもだけど、わたしは海外に移籍する気は今のところ考えていない。


 わたしはマティアに憧れてフィギュアスケートを始めた。同期だった子はシングルスケーターに憧れてスケート教室に入っていたっけ。


 アイスダンスを始めたけれど、圧倒的に競技人工がダンスもペアの選手も少なく、勝てないものをするよりは、と当時スケート教室の先生に進められたのがシングル。


 ジャンプの才能がそれなりにあったのか、それともシングルの選手として素質があったのか、何を以て何を知ってそんな事を言ったのかは分からないけど、ちょっと他の子より三回転をルッツまでマスターするのが早かったとか、三回転トウ+三回転トウが練習で飛べたからとか、その程度の事でアイスダンスの道が閉ざされた。


 初めての挫折を味わった。


 価値観の違いがわたしと先生との間にはあって、今でもマリアナ海溝よりも深い溝が出来た、


 わたしの戴冠式の後、才能を見出だした人としてインタビューを受けていたけど、感謝の念も恩も感じてい無い。


 子供は子供らしく天真爛漫に清く正しく可愛く、清純従順に。そんな清純無垢なスケーターが求められる。

 ジュニアに上がって、他より抜きん出たスケーターがアイドル、国民の妹的、娘的存在などと言われて人気になる。

 シニアに上がってそこに天才とつく。


「ま、ようするに子供っぽい―― 有名アニメーション映画スタジオのヒロインの様な女の子が好まれるんだよね」


 変身して戦うヒロインなら、ピンクだったりオレンジだったりイエローだったり。


 黒だったり青だったり、大人びていて、可愛いげが無い、強情だったりとかヒロイン。


 そんなに背伸びとか大人びるっていけないこと?


 シングルでジャンプの安定しない男子選手をマティアは見るのを止めて、此方を見た。

 わたしは首を振る。確かに彼らはジャンプを安定させられないけど、そもそも基礎スケーティング技術も甘い。世界を争うレベルのスケーティングじゃない。


 アイスダンスの魅力は何と言っても芸術性の高さにある。

 アイスダンスは別名、「氷上の社交ダンス」とも言われていたりするけど、実際は社交ダンスのみならず、バレエやコンテンポラリーダンス、ジャズ、ヒップホップ、フォークダンス、古今東西のダンスの要素が盛り込まれていて、男女に卓越したスケーティング技術と、社交ダンスの様にホールドを組んだ時の一体感、離れてカップルの息の合った完全にシンクロしたダンスで観客を魅了させる。


 トライアウトを受けた男子のスケーティングとターンに何も感じなかった。

 

 ホールドを組む以前の問題。それはすでにアイスダンスへ転向している選手も同じ。それは他のクラブからテストに来た人も同じ。


 ミスをしても一人でカバーして結果を出して来たシングルスケーターのわたしに対して、解っていない、と言うしかない。

 シングルスケーターはリードもフォローも一人でやっているのだから、わたしより下手な人がリードなんて出来ない。


 それでは今までの相手とかわらない。


 ペアのフィギュアスケートとは違い、アイスダンスにはアクロバティックな技やダイナミックな技は無い為、ド派手ではないけれど、ステップ、ターン、リフト通った滑りの技術、滑らかさを強調したり、振り付けなどの華やかさがあって、その魅力を知ればスケートの奥深さを知ることが出来るはず。


「あの程度でバテるなんて、話にならないなぁ。リードは遅いし、足下バタついてるし。何よりも――」


 リードがダサい。あれじゃ、わたしが男性パート(リード)した方がマシだわ。


「はあ、お見合いさせられてる。彼ら彼女らにしたら、アイスダンスかペア転向が特待生、優待生徒で居る為の道だものね」


 ん? 一人残ってるし、マティアもこっち見てる。


「来いってこと、ね。その人がわたしのお見合い相手ってことか」


 ダウンコートを脱いでベンチに無造作に置くとマティアのもとへ。


「じゃあ、ソーナも来たし、練習再開しましょうか」


「それでマティア、獅堂しどう 一輝いっきくんがわたしのお見合い相手?」


「そんなところね」


 胡乱気にマティアに問うわたしに、素っ気ない返答をしてきたマティアに、「ふーん」と興味無さげにわたしも返す。


「イッキにはソーナの動きをトレースしてもらって、貴女について行けるかテストするわ。イッキ良いわね」


「はい」


「へえ、自信があるんだ。良いわ、それくらいじゃないとね」


「よろしく。遠矢さん」


「ええ」


 ついて来れるならね。そんな事はおくびにも出さず笑顔で握手する。爽やか青春ラブコメ漫画とかの主人公っぽくて格好いいんだけどね。


「じゃあ、ステップ、ターンね。はじめ!」


 パン、と一つ手が鳴らされる。マティアの合図にわたしは勢い良く飛び出すと、わたしは腕をホールドの形に保つ。そのまま――


 ――ステップシークエンス。


 基本的にストロークをして滑ること。厳密に言えば、一つの姿勢を保ったまま氷上を滑る動き―― ムーヴズ イン ザ フィールドに含まれる。

 競技である以上、巧みなエッジワークで複雑なステップ、ターンを続けていく。これをステップシークエンスと呼ぶ。


 ステップシークエンスはジャッジングシステムにより、レベルという概念があって、レベル1~4とあり、数値が高いほど基礎点が高い。この基礎点にGOEの加点減点があり、プラマイ0を基準値として-1~-3、+1~+3までの評価を受ける。


 ステップと言っても数種類ある。


『モホーク』―― 足を踏み変え、方向転換する最も基本的なステップ。図形としては『)』が縦に二つ繋がった様な軌跡を描く。

『イン→イン』『アウト→アウト』と前後同じカーブに乗るステップよ。


 『トウステップ』―― 爪先を使ったステップの総称で、バリエーションも多種。

 例えば、爪先をツツツと突いて舞う、バレエのパ・ドゥ・ブーレの様な動きもある。


 『シャッセ』―― 足踏みをするように見えるステップ。同じカーブの植に左右の足を交互に置いて滑る。


 『チョクトウ』―― 足を踏み変えて異なるカーブに乗るステップ。

 『モホーク』と違うのは『イン→アウト』『アウト→イン』とエッジに変えて踏んでいくと言うことね。


 『クロスロール』―― 片足のアウトエッジに乗り換えたら、最初の軸足を後方でストロークの姿勢に持っていき、また大きくクロス。


 『チェンジエッジ』―― スケートシューズのブレードのエッジを変えることによるカーブ。うねる様に滑る。うねる直前のエッジと直後のエッジは前後は同じで、インとアウトだけが変わる。


(へえ、マティアのテストに残るだけあるじゃない?)


 獅堂 一輝は遅れる事なくわたしが描いた軌跡の直ぐ横に同じ軌跡を描いている。


 (これくらいは出来て貰わないとね)


 わたしはステップを止めてターンに入る。


 ――フフ、こんなゆっくりなお手並み拝見なスピードで、付いていける、余裕だなんて顔されてもね。


(え!? 今の声なに!?)


 ――ねえ、違う世界のわたし、そう思わない? この程度でわたしを知ったつもりになるなんてね。

 次はターンよね。いくわよわたし!!


 頭に響く謎の声。怖すぎる。けど、わたしの声に何処か似ている。似ているというのは、わたしよりも『お嬢様』な気品を感じさせる声のトーンだからそう感じたのかも知れないけど……。


 一度目を瞑る。

 

 『スリーターン』―― 軌跡が数字の『3』に見えるために、そう呼ばれている。

 前向きに滑って、カーブの途中でカーブの回転方向に身体を捻って180度回転して後ろ向きになる。


 フェイントを入れてのターンに焦る彼。それでも持ち直すだけの能力はあるみたい。


 『ブラケット』―― 軌跡が『{}』に似ていることから。『スリーターン』と同じでターンの前後で同じカーブに乗りつつ、前向きから後ろ向きに変わる。

 ただ、身体を捻る方向が逆で、『ブラケット』ではカーブの進行方向とは逆に捻る。

 この時、『スリーターン』より強い捻りが必要になってくる。


 『ロッカー』――ターンの前後で逆方向のカーブに乗って『S』字を描く。

 『スリーターン』と同じでターン前に乗っているカーブと同じ方向に身体を回転させて、ターンの後は進行方向が変わる。


 『カウンター』―― 『S』字を描くという点では『ロッカー』と共通しているけど、『ブラケット』と同じでターン前に乗っているカーブとは逆方向に身体を捻る。

 そして『カウンター』は『ブラケット』とチェンジエッジを同時に行う技とも言える。

 

 『ツイズル』―― 膝を曲げずにエッジを使い分け回転しながら進む。この時、手を挙げると重心が上に上がって回転しやすく美しくなる。


『バックスリー』―― 後ろ向きで滑って、カーブの途中でカーブの回転方向に身体を捻って、180度回転して前向きになるターン。

 『スリーターン』と同じで数字の『3』の様な軌跡を描く。


『ループ』―― ジャンプの“ループ”じゃない。このターンは大きなカーブの中に小さな円を描く。カーブを描きながらフリーレッグを前にもってきて、カーブを急にしながら重心を微調整しつつ、小さな円を描く様に回る。


 これが一応基本的なステップとターン。


 獅堂 一輝は余裕だよという風に笑顔を見せる。

 わたしも笑顔を返すと、一段階ギアを上げる。


(何処までその笑顔を保っていられるかしら?)


 二週目とスピードを上げたわたしに慌てて彼は付いてくる。


 ターンの細かな話をすれば右足で『スリーターン』をフォアアウトエッジで開始する場合、中央の窪みでエッジを変え、右足のバックインサイドエッジに乗って右の弧へ乗り換える。


 『ブラケット』だと左足のフォアアウトエッジで開始するなら、中央の窪みで時計回りにターンを行い、左足のバックインサイドエッジにチェンジエッジをして、そのまま同一方向に弧を描く。


 『ロッカー』は『スリーターン』や『ブラケット』とは異なって、ターンの前後でエッジの向きを変える事はない。

 フォアアウトエッジで開始して、中央の窪みでエッジはそのままで反時計回りにターンを行い、バックアウトサイドエッジに乗る。


 『カウンター』は左足のフォアアウトエッジで開始して、中央の窪でエッジはそのまま時計回りにターンを行い、バックアウトサイドエッジに乗って右側の弧に乗り換える。


 それらを如何にスピードに乗り、深いエッジワークでキレの良いターンとステップを刻み、更に身体の上下運動と表現力でジャッジや観客を魅了して盛り上げる事が出来るかだ。少しでも遅くエッジワークも浅く、ターンにブレやキレがなければ、プログラムを盛り下げてしまうことになる。


(だから、スピード、キレ、スタミナ、シンクロ率が物凄く要求されるのよ)


 生き残る為、なんかでわたしを預ける事なんて出来ないし、支える事なんてしたくはない。


 アイスダンスはジャンプを跳ばないけれど、シングルで世界の舞台で勝ちたいと思うなら、ジャンプは跳べて当たり前。


 わたしはアイスダンス選手を目指していたため、もともとジャンプよりは、ステップやスピン、以前のスパイラルシークエンス―― キャッチフットやビールマン、アラベスク、ファン、クロスグラブスパイラルなど難しい姿勢やスパイラルポジションでのチェンジエッジの姿勢の美しさとスピードなどが得意だ。


 なのに、スパイラルシークエンスがなくなってとても残念でしかたがない。物足りないのよね。


「はい、次、ダイアゴナルステップよ」


 マティアの声が飛ぶ。


 今まで滑っていたのは、ミッドラインステップシークエンス。

 これは、アイスダンスでの言いかたで、シングルではストレートラインステップ。リンクのショートサイドから反対側のショートサイドへ駆けるステップシークエンス。


 『ダイアゴナルステップ』はショートサイドの対角線を反対側のショートサイドへと駆けるステップ。ステップシークエンスの中で一番短くて、演技後半のクライマックスで行われることが多い。


「爪先、指先までを意識して!! 膝の曲げ伸ばし、一歩一歩のエッジを正しくカーブは深く、メリハリをはっきりと!!」


 最後のターンを終える瞬間、次の課題を出される。折り返しでスピードを上げる。


「次、サーキュラー!!」


 獅堂 一輝、彼はわたしの振り付けを覚えさせられたみたいだけど、正直言って劣化している。アレにわたしが合わせないといけなくなる。


 彼がかなり上達しないと、わたしが彼のレベルまで実力を抑えても、シンクロ率は高くない。必ずズレる。


「イッキ、遅れてきてるわよ!! 腕も足も上がってない!!」


「は、はいっ!!」


  『サーキュラーステップ』はリンクの短辺を直径とする円を描く様に進むステップ。

 開始位置と終了位置が円で結ばれることが求められ、描いた円に隙間が出来ると減点対象となってしまう。その上、スケーター自身にも遠心力も掛かってきて、その為に難易度が高い。


「サーペンタイン!!」


 二週目の終わりに、マティアから指示が飛んでくる。


(マティア、もしかして彼をわたしのパートナーとしてじゃなく、シングルスケーターとして鍛えてる?)


 彼よりわたしの総合得点が高いのは分かっているけど……。


(真似させて、スキルを上げさせようとしてる?)


 ま、特待生なのだから、上達して貰わないと合格を出してこのクラブの特待生にしたマティアの見る目が疑われる。


 そもそも、マティアは海外でのコーチの道も有ったのに――



「え、何を言ってるの? アニメの萌えの最先端はジャパンじゃない。お国柄の規制が掛かった物よりオリジナルよ!!」



 わたしがマティアに案内したのは、アニメ、漫画グッズが充実しているネイビーブルーの看板の店。


 マティアが何気に嵌まっているのが高校生が青春の汗と涙とか悩みとかを乗り越えて、歌とダンスで学生アイドルナンバーワンを選ぶ大会に出て優勝を目指すというアニメ。


 そのコスプレ衣装でエキシビションに……。ま、嫌いではないから良いけどさ。


 それも今では懐かしい思い出だけどね!!


 最後は全力の一歩手前を出す。


 ――全力を出したら空っぽになって倒れるものね。


 全力全開は火事場の馬鹿力と一緒だ。


 『サーペンタイン』―― ステップシークエンスの中で最も移動距離が長く、スケーターの体力への負担が大きく、先の二種類のステップに比べて、プログラムに取り入れられるのが極端に少ない。

 その理由には、先の移動距離が長い事に加え、見栄えが失われる懸念があり、時間を取られてしまうため。


(ジャンプがメインとされがちなシングルでステップを長く見せられるから、わたしは好きなんだけどなぁ)


 ――解っていないわよね。


 マティアがベルを二回鳴らし、終わりを告げる。


(さすがに疲れた……)


 だけど最後まで気が抜けない。力を抜けば直ぐに見破られて、マティアの激が飛んでくる。


 ステップの終わりにスピンで締める。


「今日はもう上がること、身体を休めるのも必要よ」


 マティアがチェックして問題があったところを注意され、改善点の書いてある紙を受け取って大人しく言うことを聞く。


「そう言えば彼は?」


 と振り返れば獅堂 一輝は氷上で倒れていた。


 マティアが側へと滑っていく。


 マティアの声を後ろに聞きながら、リンクを後にして更衣室へ向かいながら課題シートを見る。


 更衣室で汗を拭いて着替えを済まして自宅へ。自宅へと入ると、そのままシャワーを浴びて、部屋へ向かい、ベッドへ倒れ込むと、ご飯を食べる気力がない。


 食べるとキラキラエフェクトが必要な事態になる。絶対なる。

 現実にキラキラエフェクトは入らない。


 目を閉じて練習中に聞こえて来た声の事を考える。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ