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討伐イベント4


まさか、 霧が晴れるとロキとルル、 2人の姿が忽然と消えているなど思ってもいなかった。

どうする……?

引き返すか……?

だが、 2人を見失った今、 正しい道を降りる事は出来ない。

更に、 この状況下の中で、 魔物と出会すのも時間の問題だ。 進むか引き返すか、 結局選ぶのも時間がない……。

そして、 俺が決めた結論。

「…………行くしかねぇよな」

俺は……進むことを決意した。

ロキと言う、 『威圧』がなくなってしまってから、 先程から魔物の気配が絶え絶えない。

「……っち、 だりぃなぁ」

しかし、 いくら構えど魔物が襲ってくる気配はしないのだ。

疑問に思っていた謎は、 すぐに解けた。

ジェミニだった。

刀身が光輝いていた。

「これが、 ヘパイストスが言ってた神の御加護ってやつなのかもな……」

俺は、 リュックをからい直し、 山を駆け登る。



------その頃。

2人は森の奥深く……、 水源の傍にある大樹の根の周りの沼に胸から下のみ埋められていた。

「……さて、 どうしたもんですかね」

「そ、 そんなこと私に聞かれても……」

ルルは、 本来の力を発揮するための刃はバッグの中に入れてあるので、 沼に浸かってしまい、取り出す事は困難を極めている。

ロキも、 身動きが一切取れない状況なので、 魔法を発動させるための条件の、 呪印を組むことさえ不可能なのだった。

「それにしても……ココはどこですかね?」

「どうも、 水源に住み着いたという、魔物の巣ではないだろうか……?」

「ですよね……でも、 鈍感な状態の私が捕まったのはまだ分かりますけど、 何故ロキまで……」

テレポートの魔法や、 千里眼を持つロキが捕獲されてしまった。

言うならば、 チームの中でも主戦力であり、 神のロキが、 だ。

だが、 リョウは捕まっていない。

その謎。

すると、 周辺の草むらがザワザワと靡き始める。

それは風なんかではない。

「……来ますね」

「う、 噂の魔物でしょうか……」

そして現れたのは、 黒い毛並の魔獣だった。

しかし、 首が2つある。

「ヴェアウルフと……アマテラスオオカミの亜種……っ!?」

「……そういう事ですか。 通りで僕が捕まった訳だ」

右首のアマテラスオオカミの特殊能力は、 光を作り出す『聖』だと認識されているが、 実はそうではない……。

闇を濃くするのだ。

故に自らが光を増すようにみせる。

そして、 左首のヴェアウルフは、 自らに恐怖しなかった対象の動きを封じるのだ。

故に通り名は『上級者狩り』。


これが、 ロキやルルが捕獲された理由だった。

「……しかしなんでまた……」

「……最悪ですね」


『ウォォォォン!!』

森に、 ヴェアウルフとアマテラスオオカミの遠吠えがこだまする。



※すいません、 重要事項です。

学生の私は、 故に親には逆らえません。

勿体ぶるなと言われそうなので、 言いますね。


携帯取り上げられました。 はい。

申し訳御座いません……。

よって暫く投稿が、出来なくなります。

本当にすいません“〇| ̄|_


戻り次第に投稿しますので!!

では、 また!!

十卡一でした。

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