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武具の神、ヘパイストス

結局のところ、 天馬ペガサスの馬車(?)を使うのは諦め、 徒歩となった。

どうやら、 武具の使用にもレベル制限があるらしく、 未だ低レベルの俺では神が作った武具は制御出来ないらしい。

……そこら辺は異世界っぽくないよな。

前回のような険しい山ではなく、 緩やかな道で助かった。

「んで、 レベル上げるために徒歩にしたんだが……


敵沸かねえじゃんッ!?」


大抵たいていは、 目的地に向かうまでにモンスターが沢山わんさか湧いてきて、 着々とレベル上げしていくものだろう。

だが現状、 幾ら歩けど1匹も遭遇エンカウントしておらず、 それどころか見かけてもいない。

……おかしいなぁ。

現在のステータスはこちら。


Lv24

『駆け出し冒険者』

●斬り込み

●乱れ斬り

●ブースト


そしてふと、 ロキのステータスが気になる。

「なぁ、 ロキ。 お前のステータスカード見せてくれよ」

「御意に」

そう言って、 被っているシルクハットの中からカードを取り出した。

「こちらにございます」

どれどれ……


Lv354

『神』

●アンチマジック

●アンチポイズン

●アンチバインド

●アンチスリープ

●テレポーテーション

●リザレクション

●フレアボルケーノ

●アクアシャイン

●ライトライジング

●デスハデス


…………。

そこでもう見るのを止め、俺は無言でロキにステータスカードを手渡した。


「もう、 お前が勇者になれよ」

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