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楽に生きたいのにさー  作者: ミッフィー
第1章
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第1話

俺はハイネという。



最近、高熱が続いてて、もう死ぬかも、と思ってた。

まだ5歳なのに。人生はこれからだよね。


それで、今回の高熱で気付いたことがある。

俺は2度目の人生だってこと。そんでもって、昔の記憶も全部覚えてるってこと。あと、女だったってこと。これは嫌だね〜。一人称が私か、俺か、迷っちゃうもん。

でも、なんで今までの高熱で前世の記憶を思い出さなかったのか不思議だわー。うん。本当に。


今更だけど、この国はヒメネディというらしい。

生まれて5年の知識だし、興味を持ったこともなかったから、断言は出来ないけど、ね。

この国の意味は博愛とか、人間性とかで、使ってる言葉は日本とは全然違う。ちなみに、英語とかのその他の言語とかでもない。つまり、地球じゃないってこと。じゃあ、どこなんだろ?俺も気になる。

太陽系の中の星じゃ無さそうだし、、、そもそも、銀河系のら中にあんのかな?もしかして、アンドロメダとか?そしたら、人類の大発見じゃん!

でも、言う相手とかがいねーわー。


そんでー、俺は熱ばっかで、あんまり外に出ないで、ベッドの、中にいたからわかんないけど、来年から俺は全寮制の魔法学校に行かなきゃいけないみたい。

チッ、せっかくのニート生活満喫してたのにー。

こっちでも勉強しないといけないのかよ。前世でも勉強だけはできなかったんだよ。まぁ、影ながらの努力で常にトップクラスの成績だったけどな。


あと、今まで熱だったぶん、学校に入学するまでに魔法を少し勉強しないとといけないらしい。基礎とかね。あー、面倒くせーー。



ん?誰か来た。


「あ、熱大丈夫ー?ハイネー。」

「うん。もう大丈夫だよ。アンネお姉ちゃん。」

いちいち面倒くさいな。熱ぐらい平気だよ。

あ、今回の熱は死にそうだったんだっけ?笑

「良かったー。困ったことあったらいつでも言ってね。」

「じゃあさ、魔法おしえてよ。」

「え、無理だよ。来週、お父さんが先生連れて来てくれるから、それまで待ちなよ。」

見かけによらず、意外と冷たい姉さん。姉さんは西内ま⚫️やと佐⚫️木希を足して2で割った感じだ。ただ、髪の毛が桜のようなピンクなだけだ。つまり、かなりの美人さんで、まだ8歳だという。こりゃ、将来有望だ。ちなみに、来週っていっても、この世界では、太陰暦を使っているから、今の日本とさほど変わらない。季節が変なだけだ。

「うん、わかった。」


ーーーそして、来週からハイネの魔法勉強は始まった。


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