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第8話 さよなら大山編 人殺しの宿命

「俺を...救ってくれ...」

「でも...」


大山は自ら計画を進めたのではなく脅されたと言い始める。

全く信用のない言葉にさすがの海老原たちも呆れる。

人殺しが何言ってんだ...っと


「なんでそんな顔をするんだ...!?」


大山は絶句しながら崩れ落ちた


決行日までこれ以上のことはなくついに決行日となった。

計画は変わらず、海老原を連れ出し、公開処刑

公開処刑以外にも不良達に高野を沢山殴ってもらう。


「おい高野!決行日だ」

「部室までわざわざ来なくていいんですよ、大山さん」

「来ないと逃げてただろ」

「そんなことするとでも?」

「しないかもな」

「まぁ早く行きましょうよ。海老原さんはまだ教室ですよ。」

「なんでそれを割る?」

「連れ出すんでしょ?俺が何をしようと」

「まぁな」

「だったら早め言った方が海老原さんの見にもなるかと...」

「そうかい」


〜校庭〜

校庭には大量の不良が溜まっていた。

別の昇降口から海老原らしきものの影があった。

少し顔が傷んでいる。

殴ってまで連れ出したんだろう


(そこまでして海老原さんの前で俺を殺すとなると少し馬鹿らしくなるな)


「なぁ大山...なんでこんな計画思いついた?」

「計画したのは俺じゃねぇー」

「そっか」


高野は少し体が震えた。


「やるなら早くしろ。そして海老原さんを解放してやれ。別の場所にやるだけでいいからさ。俺は海老原さんが逃げるような人じゃないって知ってるからさ。どこでもいいから俺の最後見ててくださいね。海老原さん」


海老原は言われるがまま別の場所に移動させられた。


(これでよかったのだろうか)


「じゃあまずはアップで殴られてもらいまーす」


高野はまず大山に殴られた。

しかしいつにも増して力が弱く、反発的に大山の顔を睨みつけた。


「お前どうしたんだよ」

「殴れねぇーよ」

「何言ってんだよ!お前死ぬぞ!」

「逆に知ってるのか?」

「お前ひとりが計画していないんだったらよ...海老原陸えびはらりく海老原さんの父さんでありカリスマ美容師エレクトの名を偽り、店の名前もエレクトとつけるほど姿を隠す、エリート犯罪...だな?」

「あぁその通りだ。」

「海老原さんを計画のひとつにしたのが気がかりだったけどな」

「なぁひとつ聞いていいか?」

「どうした?」

「中学の時なんで注射器なんか持ってた?」

「...!?」


高野は分かりやすく驚いた。


「いや...なんでもねぇーよ」


(まずい...)


「おい大山」

「なんだ?」

「あれを見ろ」

高野が指を指した方向に大山は視線を移した。

そこにはなんとも物騒なスナイパーが見えていた。

おそらくエレクトの所有物だ。


「どうやら俺らはやべぇ家系に関わっちまったらしい」

「どうすんだよ!」

「大山...タイマンだ。」

「ここでか?大量の不良集めたって言うのに...」

「それは海老原さん連れ出すためだろ?」

「まぁそうだけど」

「じゃあタイマンで勝った方が先に帰る」

「あぁ...まぁこの大山様が勝っちまうけどな」

「こい」


大山は中学から変わらない拳を高野に向けたが何度も殴られたせいか避けどころが読めるようになっていた。

避けてから腹部を殴る。

避けてから腹部を殴る。

これを続ければ勝てると思っていた。


「お前ら!見てねぇーでこいつやれぇー!」


大山は不良達を使い高野を押しつぶすそうだ。

高野はいきなりの不良達に手間取り攻撃を食らってしまった。


(おいおい待てよ...俺はタイマンするって...てか海老原さんのサポートなんかしなければ...注射器から手遅れか)


「こいや!」


高野は精一杯殴り倒した。

もう限界だ。


「大山!これで終わりだー!」


倒れていた大山に手に持った不良で叩きつける。

骨はそろそろ折れていと思ったので叩きつけるのを辞めた。


「大山...もうこの学校からおさらばだな」

「げっ!先生!?」


高野を差し置いて大山に先生は集まった。

一部始終を見ていれば大山が悪者になるのは当然だろう


「大山!地獄で首洗って待ってな!俺はすぐにでもエレクトにケリつける」

「お前は極道かなんかか!」


大山は少し笑いながらこれからエレクトに何をされるか...もうわかっていたので笑い泣きをしていた。

海老原はすぐにこちらに来て、ギャルを疑う救急バッグを所持していた。

高野は見てしまった。

自分も見たことがある注射器を

しかしそれには触れず座り込み、手当を受ける。


「海老原さんごめんね!こんなことになっちゃって」

「いいよいいよ!」

「おいお前ら!」

「どうした?大山?不意打ちか?」

「ちげーよ!どういう関係なんだ?」


高野は少し間があったが友達だ。

そう答える前に海老原が答えた。


「恋人よ!じゃ地獄行ってらっしゃい!」

「なっ!」


大山と高野は驚いていた。

高野ももちろん嘘をついてくれていると思い口を慎んだ。

しかしそれより気になったのは...「地獄行ってらっしゃい」だ。

地獄とはなにか

先生の説教を指していたのか。

それとも大山と高野が考えるこれから大山がつけられる処罰すなわち死を指していたのか。

分からぬままだがこのまま行けばエレクトを抑え込む必要や海老原が本気で付き合いを始めると言い始めた場合、もれなくエレクトの監視対象となるだろう。

早めに抑え込む必要が...ないか笑

と高野は振り返っていた。

最後に...


(注射器のこと海老原陸...エレクトから渡されたものってバレなくてよかった...)

次回

はじめましエレクトさんそれからさよなら


なぁーんちゃってまだやんないよ

まだ...ね

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